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2/352017年10月に日本でもお披露目された「エキシージ スポーツ380」。ボディーの軽量化やエンジンのパワーアップなど、大幅な改良によって動力性能が高められている。
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3/35インテリアに関してはリアフードのリリースレバーの位置が変わったことなどを除けば、従来モデルから大きな変化はない。各所の表皮にアルカンターラを用いる「アルカンタラパック」は、“380”シリーズでは標準設定となる。
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4/35タイヤサイズは、前が215/45ZR17、後ろが265/35ZR18。「ミシュラン・パイロットスポーツ カップ2」が標準装着タイヤとして採用されている。
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5/35フェンダーパネルに施された「380SPORT」のロゴ。最新の“380”シリーズがリリースされた「エキシージ」だが、従来モデルの“350”シリーズについても販売は続けられている。
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6/35富士山麓のワインディングロードを行く「エキシージ スポーツ380」。高いコーナリング性能を確保するため、前輪に対して幅、内径ともに大きな後輪が装着されている。
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7/35今回の改良では空力性能の向上も図られており、カーボン製リアウイングの形状も、非常に複雑なものに変更された。
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8/35バンパーの両端に追加されたフロントカナード。これら空力パーツのデザインに際しては、CFDモデリングを広範に使用して設計を微調整。最適な空力性能を実現している。
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9/35キャビン後方のエンジンフードには、ウィンドウではなくスリットの入った樹脂製のパネルが用いられている。
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10/35リアビューでは、新デザインのリアウイングに加え、2灯式のLEDヘッドランプも“380”シリーズの特徴となっている(他のモデルでは4灯式)。
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11/35日本仕様の車両重量は、MT仕様で1110kg、AT仕様で1121kgとなっている。
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12/35キャビン後方に横置きで搭載される、過給機付き3.5リッターV6エンジン。380psの最高出力と410Nmの最大トルクを発生する。
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13/35「エキシージ」の他のモデルと同様、トランスミッションには6段MTとトルコン式6段ATが用意されている。
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14/35軽量化のため、6段MT仕様にはオープンゲートタイプのセンターコンソールが用いられている。
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15/35運転席、助手席ともに足元スペースにはほとんど余分な空間がなく、ドライバー用のフットレストも用意されていない。
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16/35「エキシージ スポーツ380」の動力性能については、最高速が286km/h、0-100km/h加速が3.7秒とアナウンスされている。
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17/35メーターまわりでは、文字盤のデザインを変更。数字を大きくしたり、“レッドゾーン”を赤で塗り分けたりすることで、視認性を改善している。
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18/35ダッシュボードの右端に備わる「セレクタブルESPモード」の切り替えスイッチ。「Race」モードを選ぶには、ボタンを長押しする必要がある。
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19/35ESPの介入度合いとしては、介入の強いものから「Drive」「Sport」「Race」「Off」の4種類が用意されている。
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20/35空力特性の見直しにより、トップスピードでは140kgのダウンフォースが発生するという「エキシージ スポーツ380」。より走りに特化した「カップ380」では、ダウンフォースは200kgに達する。
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21/35サスペンションは前後ともにダブルウイッシュボーン式。ビルシュタインの単筒式ダンパーと、アイバッハ製のスプリングの組み合わせとなる。
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22/35“380”シリーズの特徴である“隈(くま)取り”付きのハロゲン式ヘッドランプ。スモールランプやウインカーはLED式となっている。
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23/35バンパー下部から顔をのぞかせるセンター出しマフラーとリアディフューザー。バンパーとディフューザーを仕切るフィニッシャーは、樹脂製からカーボン製に変更されている。
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24/35“380”シリーズに標準装備されるカーボン製スポーツシート。高いホールド性に加え、6kgの軽量化にも貢献している。
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25/35背もたれの上部に施された赤いロータスのエンブレム。複数の内装色に、タータンチェック柄のシートやドアトリムなど、インテリアについては豊富なオプションでカスタマイズできる。
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26/35ボディーカラーには全12色が用意されるがソリッドペイントの黄色と赤以外はすべて有償色となる。テスト車には「メタリックシルバー」が採用されていた。
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27/35フロントまわりに収納スペースはなく、カーボン製のアクセスパネルの下には、ステアリング機構やラジエーターなどが収まっている。
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28/35小径のステアリングホイールにボタン類は一切なし。今はやりのフラットボトム型ではなく、シンプルな円形のリム形状をしている。
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29/35ブレーキはAPレーシング製。前後ともに、4ポッドアルミ合金製キャリパーとφ332mmのベンチレーテッド2ピースブレーキディスクの組み合わせとなっている。
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30/35「エキシージ スポーツ380」には、オプションで減衰力調整機構付きのダンパーやアンチロールバーが用意されている。
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31/35テスト車にはブレーキキャリパーやミラーキャップなど、各所に赤いアクセントカラーが用いられる「エクステリアカラーパック」が採用されていた。
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32/35走りに特化したイメージの強い「エキシージ」だが、マニュアル式のエアコンやパワーウィンドウ、12Vのアクセサリーソケットなどは標準装備となる。
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33/35今日でもハンドビルドでクルマを作り続けているロータス。ダッシュボードの左端には、このクルマの組み立てを行った工員の名前が入ったプレートが貼られていた。
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34/35“380”シリーズのラインナップは「スポーツ380」と「カップ380」の2種類。ただし、カップ380は世界販売60台の限定モデルなので、カタログモデルはスポーツ380のみとなる。
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35/35ロータス・エキシージ スポーツ380

森 慶太
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