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2/22「スズキ・クロスビー」のボディーサイズは全長×全幅×全高=3760×1670×1705mm。5ナンバー枠におさまるコンパクトさが身上だ。
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3/22丸いヘッドランプや横一文字のバンパー装飾パネルなど、文字にすると軽乗用車「ハスラー」に通じるデザインをいくつも挙げられるが、抑揚のあるボディーのパネル構成もあって、実車を前にしての印象は両モデルで大きく異なる。
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4/22白い装飾パネルが目を引くインストゥルメントパネルまわり。オープントレーや小物をしまえるポケットなど、各所に収納スペースが設けられている。
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5/22現時点におけるラインナップは「ハイブリッドMZ」「ハイブリッドMX」の2グレード。パワープラントは、1リッター直3ターボエンジンとトルコン式6段ATの組み合わせのみとなっている。
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6/22シート表皮はファブリックで、上級グレードの「ハイブリッドMZ」でははっ水加工が施される。シートの両脇を飾るアクセントには、「イエロー」「オレンジ」「アイボリー」の3色が用意される。
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7/225:5分割可倒式のリアシート。スペック上は3人の乗車が可能となっているが、ヘッドレストは2人分しかない。
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8/22多彩なシートアレンジが自慢のラゲッジスペース。実用に即した設計も特徴で、9.5インチのゴルフバッグを横にして積めるほか、FF車ならばラゲッジボードを開けて、ベビーカーを立てて積むこともできるという。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
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9/22床下の収納スペースは、FF車は81リッター、4WD車は37リッター。取り外して水洗いできるラゲッジアンダーボックスが備わる。
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10/22車両重量の軽さとパワフルなターボエンジンが織り成す軽快な走りも「クロスビー」の特徴。燃費はFF車が22.0km/リッター、4WD車が20.6km/リッターとなっている(ともにJC08モード)。
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11/22「スイフトRSt」や「バレーノXT」にも積まれる、K10C型1リッター直3直噴ターボエンジン。「クロスビー」のものはレギュラーガソリン対応で、99psの最高出力と150Nmの最大トルクを発生する。
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12/22助手席のシート下に搭載された、駆動アシスト用のリチウムイオンバッテリー。「クロスビー」にはモーター機能付き発電機を利用した、マイルドハイブリッド機構が搭載されている。
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13/22センタークラスターに備わる6段ATのシフトセレクター。ストレートゲート式で、スタート時などはうっかりすると「D」を通り越して「M」(手動変速モード)に入ってしまうので要注意。
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14/22ステアリングホイールに備わるシフトパドル。「ハイブリッドMZ」「ハイブリッドMX」の両グレードに標準装備される。
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15/22タイヤサイズは175/60R16。「イグニス」にも使用されるダブル5スポークのアルミホイールが標準装備される。
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16/22「クロスビー」(4WD車)のリアサスペンション形式はトレーリングリンク式。リアアクスルはシンプルなリジッドアクスルで、車輪にトー角やキャンバー角をつけられるような構造にはなっていない。
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17/22メーターはアナログ式で、速度計に加えてエンジン回転計も装備。3.5インチのマルチインフォメーションディスプレイも備わっている。
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18/224WD車にはドライブモードセレクターが備わっており、通常状態に加えて「スノー」「スポーツ」の2つの走行モードが選択可能。さらに、ぬかるみなどからの脱出をサポートする「グリップコントロール」や、下り坂で車速を一定に保つ「ヒルディセントコントロール」といった機能も備わる。
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19/22衝突被害軽減ブレーキや誤発進(後進)抑制制御機能、車線逸脱警報機能など、さまざまな運転支援機能が装備されている「クロスビー」。ただし「スイフト」より上のモデルに装備される前走車追従機能付きクルーズコントロールは設定されていない。
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20/22オプションで用意される全方位モニター用カメラの画面。バックビューやサイドビュー、自車を真上から見下ろした俯瞰(ふかん)画像などの表示に加え、ななめ上からの映像を表示する「3Dモニター」機能も搭載。自車付近の障害物の有無を、さまざまな角度から確認できるようになった。
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21/22全11種類という豊富なカラーバリエーションも「クロスビー」の魅力。テスト車のようなツートンカラーだけでなく、ドア下部に別色のスプラッシュガードを追加した3トーンカラーも用意されている。
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22/22スズキ・クロスビー ハイブリッドMZ

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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