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2/20堂々としたボディーサイズと、高い駆動力を発生するパワープラントが魅力の「トヨタ・ヴェルファイア」。フルモデルチェンジから3年を迎えるにあたり、2017年12月にマイナーチェンジが施された。
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3/20ボリューム感のあるダッシュボードと太いセンターコンソールが目を引くインストゥルメントパネルまわり。今回のマイナーチェンジでは、木目の色などが変更されている。
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4/20「ZG」のシート表皮は合成皮革が標準。試乗車に装備されていた本革シートは有償オプションである。
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5/20ネッツ店で販売される「アルファード」の姉妹モデルとして「ヴェルファイア」が登場したのは2008年のこと。現行型は2015年にデビューした2代目のモデルとなる。
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6/20フロントまわりでは、デザイナーが“サイドポンツーン”と呼ぶダミーのエアインテークが特徴。リアへと続くサイドビューの凹面のラインとも相まって、「ヴェルファイア」のデザインに動きを与えている。
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7/20バンパーやグリルと並んでフロントマスクを特徴付ける、新デザインのLEDヘッドランプ。青いカラーリングが特徴で、グレードに応じて3眼式と2眼式が使い分けられている。
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8/20「ZG」に装備される「エグゼクティブパワーシート」。電動式のリクライニング調整機構やオットマンが備わっており、オプションの本革シートを選ぶとヒーターも追加装備される。
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9/202列目シートからも助手席のポジションを動かせるよう、助手席の背もたれには、右の側部にもリクライニングとスライドの調整スイッチが備わっている。
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10/203列目シートは5:5の分割格納式。格納方法はシンプルな跳ね上げ式だが、その前にシートの前後位置を適切な場所に合わせたり、中央席のヘッドレストを外したりする必要があり、なかなかに手間がかかる。
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11/20数あるグレードの中でも、切削光輝加工とブラック塗装の18インチアルミホイールが用意されるのは、「ZG」と「Z“Gエディション”」の2グレードのみ。タイヤサイズは235/50R18となっている。
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12/203.5リッターモデルについては、エンジンを従来の「2GR-FE」から「2GR-FKS」に変更。燃料噴射装置には、状況に応じてポート噴射と筒内直接噴射を使い分ける「D4-S」が採用されている。
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13/20トルコン式ATも、従来の6段から8段に多段化。なお、8段ATと「2GR-FKS」エンジンとの組み合わせは、トヨタの中でもこれが初となる。
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14/20ボディーについては、構造用接着剤の適用範囲拡大や高剛性ガラス接着剤の採用などにより、剛性を強化。操縦安定性の向上と乗り心地の改善を図っている。
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15/20新しいパワープラントの採用により、3.5リッターモデルの燃費はこれまでの9.1~9.5km/リッターから10.4~10.8km/リッターに向上している。
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16/20運転支援システムの拡充もマイナーチェンジモデルのトピック。リアクロストラフィックアラートやブラインドスポットモニターなどが新たに採用された。
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17/20「レーントレーシングアシスト」も今回追加された新装備であり、前走車追従クルーズコントロールを作動させると、車線維持を支援する操舵アシストが機能するようになった。
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18/20テスト車に装備されていたオプションの「T-Connect SDナビゲーションシステム」。「JBLプレミアムサウンドシステム」とのセットで、「エグゼクティブラウンジ/エグゼクティブラウンジZ」に標準装備、その他のグレードにオプションで用意される。
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19/20意外にも運転の楽しいクルマだった「ヴェルファイアZG」だが、こうした高級ミニバンが本領を発揮するのは、完全自動運転が実現してからかもしれない。
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20/20トヨタ・ヴェルファイアZG

サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
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