-
1/25
-
2/252018年5月に日本に導入された、MINIの「3ドア/5ドア/コンバーチブル」のマイナーチェンジモデル。今回試乗したのは、5ドアのディーゼルモデル「クーパーD 5ドア」である。
-
3/25「クーパーD 5ドア」のインストゥルメントパネルまわり。今回のマイナーチェンジでは、携帯端末との連係機能の強化や、テレマティクスサービスの設定拡大など、コネクティッド関連の装備、機能の拡充もトピックとなっている。
-
4/25今回のマイナーチェンジではトランスミッションの変更が目玉のひとつだったが、他の仕様には新たにデュアルクラッチ式7段ATや8段ATが採用されたものの、ディーゼルモデルの「クーパーD/クーパーSD」はトルコン式6段ATのままとなっている。
-
5/25現行モデルで初めてMINIに設定された「5ドア」。2014年10月に日本に導入された。
-
MINI MINI 5ドア の中古車webCG中古車検索
-
6/25「クーパーD 5ドア」の標準仕様のタイヤサイズは175/65R15だが、テスト車にはオプションで用意される205/40R18サイズのタイヤと、18インチアルミホイールが装着されていた。
-
7/25サテライトグレーのレザーシートなど、テスト車には内外装をより上質なものに仕上げる「MINI Yours」のオプションが採用されていた。
-
8/25Cピラーに装着される「MINI Yours」のバッジ。
-
9/25従来モデルからの外観の変化は少なく、丸型のヘッドランプに内蔵されたLEDデイタイムランニングライトと、最新のCI(コーポレートアイデンディディー)に基づいた新しいMINIのロゴなどが、見分けるポイントとなっている。
-
10/25「クーパーD」に搭載される1.5リッター直3ディーゼルターボエンジン。116psの最高出力と270Nmの最大トルクを発生する。
-
11/25ステアリングコラム上に装備されたメーター。ステアリングのチルトを調整すると、一緒に上下する構造となっている。
-
12/25セットオプション「MINI Yours style」に含まれるスポーツレザーステアリングホイール。「クーパーD」ではシフトパドルは装備されない。
-
13/25新たに採用された、ダッシュボードの助手席側を飾る「ユニオンジャック」のイルミネーション。12種類の色が用意されている。
-
14/25オーバーヘッドコンソールに備わる「SOSコール」のスイッチ。今回のマイナーチェンジにより、車載通信モジュールを使ったテレマティクスサービスが「ONE」を除く全グレードに標準装備された。
-
15/25センタークラスターには、「ONE」を除く全グレードに8.8インチワイドディスプレイを用いたナビゲーションシステムが装備される。
-
16/25「ユニオンジャック」の模様が施されたオプションのリアコンビランプ。実際のユニオンジャックにならい、左右で微妙にデザインを変えるなど、凝ったものとなっている。
-
17/25「MINI 5ドア」のボディーサイズは、今回試乗した「クーパーD」で全長×全幅×全高=4000×1725×1445mm。「3ドア」より全長が165mm長いが、ホイールベースの70mmを除く残りの95mmは、リアオーバーハングの延長分となっている。
-
18/25「3ドア」のリアシートが2座なのに対し、「5ドア」のリアシートは3座。ホイールベースが伸びた分、足元やひざまわりのゆとりも増している。
-
19/25荷室容量は「3ドア」が211リッターとなっているのに対し、「5ドア」では278リッターを確保。分割可倒式のリアシートをたたんで拡張することができるほか、床面の高さもフロアボードで2段階に調整できる。
-
20/25ボディーカラーは全12色、ルーフおよびドアミラーの色はブラックとホワイトの2色から選択可能。テスト車には「ラピスラグジュアリーブルーソリッド」の車体色にブラックのルーフ/ドアミラーが組み合わされていた。
-
21/2570mm長いホイールベースや、それによる前後重量配分の変化などもあり、「MINI 5ドア」は「3ドア」よりマイルドな乗り心地とコーナリング特性を備えている。
-
22/25テスト車には有償オプションのharman/kardon製HiFiラウドスピーカーシステムが搭載されていた。
-
23/25専用のスクリーンに像を投影するコンバイナタイプのヘッドアップディスプレイ。アクティブクルーズコントロールなどとともに、セットオプションの「アドバンスドテクノロジーパッケージ」に含まれる。
-
24/25ライバルとなる欧州プレミアムコンパクト勢の中でも、幅広いモデルにディーゼルをラインナップしているMINI。「クーパーD 5ドア」の燃費は、JC08モード計測で23.9km/リッターとなっている。
-
25/25MINIクーパーD 5ドア

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
MINI MINI 5ドア の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
トヨタ・カローラ クロスZ(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.10 「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジモデルが登場。一目で分かるのはデザイン変更だが、真に注目すべきはその乗り味の進化だ。特に初期型オーナーは「まさかここまで」と驚くに違いない。最上級グレード「Z」の4WDモデルを試す。
-
ホンダ・レブル250 SエディションE-Clutch(6MT)【レビュー】 2025.9.9 クラッチ操作はバイクにお任せ! ホンダ自慢の「E-Clutch」を搭載した「レブル250」に試乗。和製クルーザーの不動の人気モデルは、先進の自動クラッチシステムを得て、どんなマシンに進化したのか? まさに「鬼に金棒」な一台の走りを報告する。
-
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】 2025.9.8 「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。
-
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】 2025.9.6 空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。
-
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】 2025.9.4 24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。
新着記事
-
NEW
新型スーパーカー「フェノメノ」に見る“ランボルギーニの今とこれから”
2025.9.12デイリーコラム新型スーパーカー「フェノメノ」の発表会で、旧知の仲でもあるランボルギーニのトップ4とモータージャーナリスト西川 淳が会談。特別な場だからこそ聞けた、“つくり手の思い”や同ブランドの今後の商品戦略を報告する。 -
NEW
思考するドライバー 山野哲也の“目”――BMW M5編
2025.9.11webCG Moviesシステム最高出力727PS、システム最大トルク1000N・mという新型「BMW M5」に試乗した、レーシングドライバー山野哲也。規格外のスペックを誇る、スーパーセダンの走りをどう評価する? -
NEW
日々の暮らしに寄り添う新型軽BEV 写真で見る「ホンダN-ONE e:」
2025.9.11画像・写真ホンダの軽電気自動車の第2弾「N-ONE e:(エヌワンイー)」の国内販売がいよいよスタート。シンプルさを極めた内外装に、普段使いには十分な航続可能距離、そして充実の安全装備と、ホンダらしい「ちょうどいい」が詰まったニューモデルだ。その姿を写真で紹介する。 -
オヤジ世代は感涙!? 新型「ホンダ・プレリュード」にまつわるアレやコレ
2025.9.11デイリーコラム何かと話題の新型「ホンダ・プレリュード」。24年の時を経た登場までには、ホンダの社内でもアレやコレやがあったもよう。ここではクルマの本筋からは少し離れて、開発時のこぼれ話や正式リリースにあたって耳にしたエピソードをいくつか。 -
ポルシェ911カレラT(前編)
2025.9.11谷口信輝の新車試乗製品の先鋭化に意欲的なポルシェが、あえてピュアな楽しさにこだわったというモデル「ポルシェ911カレラT」。さらなる改良を加えた最新型を走らせた谷口信輝は、その仕上がりにどんなことを思ったか? -
第927回:ちがうんだってば! 「日本仕様」を理解してもらう難しさ
2025.9.11マッキナ あらモーダ!欧州で大いに勘違いされている、日本というマーケットの特性や日本人の好み。かの地のメーカーやクリエイターがよかれと思って用意した製品が、“コレジャナイ感”を漂わすこととなるのはなぜか? イタリア在住の記者が、思い出のエピソードを振り返る。