-
1/19
-
2/192018年12月に発売された新型「ホンダ・インサイト」。ホンダの新世代プラットフォームにハイブリッドシステムを搭載した4ドアセダンであり、ラインナップでは「シビック」と「アコード」の中間に位置する。
-
3/19今回の試乗車はエントリーグレードの「LX」。インテリアでは、シートの仕様や電動調整機構の有無、ドアのソフトパッドの有無などが、上級グレードとの違いとなる。
-
4/191999年にホンダ初の量産ハイブリッド車の車名として採用された「インサイト」。日本でこのモデル名が復活するのは4年ぶりのこととなる。
-
5/192018年3月のニューヨークショーで初公開された新型「インサイト」。「刀をモチーフにした」というフロントグリルのメッキのバーが、日本仕様の特徴だ。
-
ホンダ インサイト の中古車webCG中古車検索
-
6/19メーターパネルはフルデジタル。速度や燃費、パワープラントの作動状態、運転支援システムの作動状態など、さまざまな情報が表示されるが、ドイツ車のようにナビゲーションの表示機能は搭載されていない。
-
7/19センターコンソールに備わるシフトセレクターは、現行型「レジェンド」で導入が開始されたスイッチ式。走行モード「ECON」「SPORT」「EV」のオン/オフスイッチもここに備わる。
-
8/19ファブリック表皮が用いられた「LX」のシート。電動調整機構の設定はないが、運転席と助手席にはシートヒーターが標準装備される。
-
9/19リアシートは6:4の分割可倒式。センターアームレストは備わるが、アームレストスルー機構はなく、荷室に長尺物を積む場合は、シートを倒す必要がある。
-
10/19走行モード「SPORT」をオンにすると、アクセル操作に対するパワープラントの応答性が高まり、伸びのよい加速感を味わうことができる。
-
11/19ホンダの2モーターハイブリッドシステム「スポーツハイブリッドi-MMD」は、バッテリーの電気で走るEV走行、エンジンが発電した電気を利用し、モーターで走行するハイブリッド走行、そして低負荷巡航時のエンジン走行の3つの走行状態を使い分ける、独自の仕組みが特徴となっている。
-
12/19同じ「スポーツハイブリッドi-MMD」搭載車でも、他のモデルが2リッターエンジンを採用しているのに対し、「インサイト」はより小排気量の1.5リッターエンジンを採用している。
-
13/19「インサイト」にはトランスミッションが搭載されておらず、ステアリングホイールのパドルはアクセルオフ時の減速度を3段階で調整する「減速セレクター」となっている。日産のe-POWERほど強烈ではないが、制動Gを上手に発生させつつバッテリーに電力を蓄える。
-
14/19運動性能を高める装備としては、コーナリング時に内輪に制動をかけて回頭性を高める「アジャイルハンドリングアシスト」が採用されている。
-
15/19エントリーグレードながら運転支援システムは充実。自動緊急ブレーキや車線維持支援機能、誤発進抑制制御機能、渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロールなどが標準装備される。
-
16/19タイヤサイズは、「EX」や「EX・ブラックスタイル」が215/50R17なのに対し、「LX」は215/55R16。テスト車にはミシュランの低燃費タイヤが装着されていた。
-
17/19「インサイト」では、走行用のバッテリーをリアシートの下に配置することで、広いトランクスペースを確保。容量は519リッター(VDA方式)となっている。
-
18/19「LX」に設定されるボディーカラーは全6色。テスト車には3万7800円の有償色「プラチナホワイトパール」が採用されていた。
-
19/19ホンダ・インサイトLX

山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
ホンダ インサイト の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/TRD編)【試乗記】 2025.11.4 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! 彼らの持ち込んだマシンのなかから、無限の手が加わった「ホンダ・プレリュード」と「シビック タイプR」、TRDの手になる「トヨタ86」「ハイラックス」等の走りをリポートする。
-
スズキ・アルト ラパン ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.11.3 スズキの「アルト ラパン」がマイナーチェンジ。新しいフロントマスクでかわいらしさに磨きがかかっただけでなく、なんとパワーユニットも刷新しているというから見逃せない。上位グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】 2025.11.1 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。
-
シトロエンC3ハイブリッド マックス(FF/6AT)【試乗記】 2025.10.31 フルモデルチェンジで第4世代に進化したシトロエンのエントリーモデル「C3」が上陸。最新のシトロエンデザインにSUV風味が加わったエクステリアデザインと、マイルドハイブリッドパワートレインの採用がトピックである。その仕上がりやいかに。
-
メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ(4WD/9AT)【海外試乗記】 2025.10.29 メルセデス・ベンツが擁するラグジュアリーブランド、メルセデス・マイバッハのラインナップに、オープン2シーターの「SLモノグラムシリーズ」が登場。ラグジュアリーブランドのドライバーズカーならではの走りと特別感を、イタリアよりリポートする。
新着記事
-
NEW
次世代のスバルをここから 車両開発の最前線「イノベーションハブ」とは?
2025.11.6デイリーコラムスバルが2024年1月に開設した群馬・太田の「イノベーションハブ」。新技術や次世代スバル車の開発拠点となる同施設の内部と、そこで生み出されたジャパンモビリティショー2025で話題のコンセプトモデルを紹介する。 -
NEW
第935回:晴れ舞台の片隅で……古典車ショー「アウトモト・デポカ」で見た絶版車愛
2025.11.6マッキナ あらモーダ!イタリア屈指のヒストリックカーショー「アウトモト・デポカ」を、現地在住のコラムニスト、大矢アキオが取材! イタリアの自動車史、モータースポーツ史を飾る出展車両の数々と、カークラブの運営を支えるメンバーの熱い情熱に触れた。 -
NEW
ディフェンダー・オクタ(前編)
2025.11.6谷口信輝の新車試乗レーシングドライバー谷口信輝が今回試乗するのは、ディフェンダーのラインナップにおいて最もタフで最もラグジュアリーといわれる「ディフェンダー・オクタ」。果たして、ワインディングロードを走らせての第一印象は? -
NEW
第285回:愛のためにフルヴィアクーペで突っ走れ! 『トリツカレ男』
2025.11.6読んでますカー、観てますカー夢中になるとわれを忘れるトリツカレ男がロシアからやってきた少女にトリツカレた。アーティスティックな色彩で描かれるピュアなラブストーリーは、「ランチア・フルヴィアクーペ」が激走するクライマックスへ! -
NEW
「シティ ターボII」の現代版!? ホンダの「スーパーONE」(プロトタイプ)を試す
2025.11.6エディターから一言ホンダが内外のジャーナリスト向けに技術ワークショップを開催。ジャパンモビリティショー2025で披露したばかりの「スーパーONE」(プロトタイプ)に加えて、次世代の「シビック」等に使う車台のテスト車両をドライブできた。その模様をリポートする。 -
未来がすべてにあらず! ジャパンモビリティショー2025で楽しめるディープな“昔”の世界
2025.11.5デイリーコラム未来のクルマ、未来の技術が集結する「ジャパンモビリティショー2025」。ただし、「そういうのはもういいよ……」というオトーサンのために(?)昔の世界を再現し、当時のクルマを並べた「タイムスリップガレージ」も用意されている。内部の様子を紹介する。






























