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1/16トスカーナ州オルベテッロの漁協直営鮮魚店の前にて。「ランチア・ガンマ ベルリーナ」を発見。
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2/16漁協直営売店の入り口。
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3/16サラゴといわれるタイの一種がショーケースに並ぶ。
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4/16店内の壁には、「ベータ モンテカルロ」や、ファンミーティングで撮影された「ガンマ」の写真が貼られている。
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5/16ソースの瓶詰めの横に額装されているのも「ガンマ」のイラスト。リトアニアのクラブミーティングの参加記念品である。
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6/16「ガンマ」のオーナーは、漁協直売店の店員ヴァスコ・パッフェッティさんだった。
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7/16ヴァスコさんの店で販売されているボラのからすみを、シエナ風の太麺ピチ・イカスミ風味にかけて食す。
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8/16ヴァスコさんは2014年、この「ガンマ」をひょんなことからインターネット上で発見した。
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9/16廃車同然だった「ガンマ」は、ヴァスコさんにとっては少年時代の思い出のクルマでもある。
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10/16ヴァスコさんの「ガンマ」は、当時2種類設定されていたエンジンのうち、上位にあたる2.5リッターのインジェクション仕様。
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11/16ピニンファリーナによるファストバックの造形は、同社が1967年にデザインしたコンセプトカー「BMC1800ベルリーナ アエロディナミカ」の流れをくむ。
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12/16スイッチ類には、当時の「デルタ」をはじめとする他のランチア車との共用部品が多数見られる。
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13/16キーホルダーは当時のオリジナルである。
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14/16ドアロックのリリースレバーは、かくもさりげないデザインだ。
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15/16当時エルメネジルド・ゼニアが参画したベロア生地には、ランチアの頭文字である「L」が織り込まれている。
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16/16「ガンマ」を通勤の足としてガンガン使っているのが、ヴァスコさんの潔いところ。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、25年間にわたってリポーターを務めあげる。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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