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2/15東富士研究所の3倍弱、約650万平方メートルという広大な敷地に建設中のトヨタテクニカルセンター下山。豊田市の本社地区から約30分という距離にある。
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3/15山林部を切り開いて造られるトヨタテクニカルセンター下山は、敷地の72%が緑地。小川や谷筋を避けて高架をかけるなど、環境保全のためにさまざまな取り組みがなされている。
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4/15今回試乗が行われたのは、全長5385m、高低差70mという「カントリー路」と呼ばれるコース。上り15%、下り12%という起伏の激しさや連続したS字カーブなど、非常にクルマに厳しいレイアウトとなっている。
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5/15試乗のために用意された新型「スープラ」。スープラは2019年1月の北米国際自動車ショーで世界初公開され、日本では同年5月17日に販売が開始された。
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6/15車線の右側と左側とで異なるアスファルト路面に注目。カントリー路では、欧州のそれを模したというさまざまな路面が設定されている。
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7/15急峻な下り坂を駆け下りる、258psの2リッター直4ターボエンジンを搭載した中間グレード「SZ-R」。現在、スープラには「RZ」「SZ-R」「SZ」の全3グレードが用意されている。
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8/15ジャンピングスポットを行く「スープラSZ-R」。車体姿勢が乱れそうなポイントでも、安定した挙動を保っていた。
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9/15エントリーグレードの「SZ」は最高出力が197psに抑えられているほか、アクティブデフも非装着。ホイールサイズも17インチと”控えめ”だが、それだけに新型「スープラ」のシャシーの素性の良さが最もリニアに感じられるグレードだった。
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10/15中間グレードの「SZ-R」については、クローズドコースだけでなく公道でも試乗。車載燃費計は14km/リッターを超える数値を示していた。
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11/153リッター直6エンジンを搭載した最上級グレード「RZ」。特徴的なカラーリングの19インチ鍛造アルミホイールや、赤いブレーキキャリパー、ヘアライン仕上げの太いマフラー、マットブラックのドアミラーなどにより、視覚的にも他のグレードとの差別化が図られている。
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12/15今回走行したカントリー路エリアは、つい最近完成したばかり。2021年度にはテストコースエリアと車両実験棟エリアが、2023年度には車両開発エリアが完成し、トヨタテクニカルセンター下山は全面稼働となる。
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13/15トヨタ・スープラRZ
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14/15トヨタ・スープラSZ-R
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15/15トヨタ・スープラSZ

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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