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2/23日産が初めて「GT-R」の名を冠したモデルを設定したのは1969年。2019年はGT-Rの誕生50周年にあたる。
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3/23エンジンに貼られた「Handbuilt by 匠」のプレート。「GT-R」のエンジンは、日産の中でもわずか5人の熟練工によって組み立てられる。
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4/23「GT-R NISMO」は、日産のモータースポーツ事業、およびハイパフォーマンスモデルの開発を手がけるNISMOがチューニングを施したGT-Rの高性能バージョンであり、2014年に登場した。
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5/23新開発のシートを除くと、インテリアに大きな変更はない。カーボン製のセンターコンソールには「nismo」のバッジがあしらわれている。
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6/232020年型の「GT-R NISMO」について、日産は「特長はトータルバランスの高さ」「超高速での走行安定性をさらに高め、サーキットでの走行性能も大幅に向上させた」と説明している。
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7/232020年型の「GT-R NISMO」。ボディーカラーには「バイブラントレッド」「メテオフレークブラックパール」「アルティメイトメタルシルバー」「ブリリアントホワイトパール」が用意される。
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8/23エンジンにはGT3車両の技術を用いた新しいターボチャージャーを採用。ブレードの薄板化(-0.3mm)や枚数の変更(11枚→10枚)、背板の改良などにより、レスポンスを大幅に向上させた。
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9/23フロントフェンダーのエアアウトレット。フロントのダウンフォースを増加させ、またエンジンルームの放熱性改善にも寄与する。
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10/23今回の改良ではフロントフェンダー(-4.5kg)、エンジンフード(-2kg)、ルーフ(-4kg)をカーボン化。車両重量の軽減を図っている。
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11/23タイヤについては、トレッドパターンやゴムの押し出し形状の最適化、プロファイルの変更により接地面積を拡大。ゴムのグリップ力向上とも相まって、コーナリングフォースを5%向上させた。
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12/23ブレンボと共同開発したカーボンセラミックブレーキ。高い制動性能や耐フェード性能、優れた操作性を実現するほか、計16.3kgのバネ下重量低減も果たしている。
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13/23シートについては、カーボンとコア材の3層構造をシートバック全体に拡大することでホールド性を向上。カーボンシェルにコアフレーム構造を追加することで、剛性も高めている。
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14/23「GT-R NISMO」としては過去最大とされる大幅改良を受けた2020年モデル。進化のほどはストリートでも感じられ、乗り心地や走行安定性が明らかに向上していた。
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15/23メーターはコンベンショナルな機械式。中央には「nismo」のロゴが入った赤い文字盤のエンジン回転計が配され、その右下にインフォメーションディスプレイが備わる。
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16/236段デュアルクラッチ式ATのシフトセレクター。2020年モデルの「GT-R」では、Rモード選択時のシフトプログラムが、コーナーなどでより低いギアを選ぶよう変更された。
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17/23車両全体で約30kgの軽量化を実現したという「GT-R NISMO」。これに合わせてサスペンションのセッティングもよりソフトに変更されており、ステアリングレスポンスと路面追従性が向上している。
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18/23今回の試乗は独ラウジッツのサーキット、およびアウトバーンを含む一般道で行われた。
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19/23ダウンフォースの強化とエンジンやブレーキなどの冷却性能向上を実現すべく、デザイン変更を受けた2020年モデルの「GT-R NISMO」。同時に、空気抵抗を増やさぬよう配慮がなされており、Cd値は0.26と従来モデルから変わっていない。
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20/23ダッシュボード上段の8インチ液晶モニターには「マルチファンクションメーター」機能を搭載。車両コンディションやドライビングの履歴などを確認できる。
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21/23従来モデルよりサウンドがより強調されるようになったというチタン製エキゾーストシステム。手作業で加工したという、マフラーの青い焼け色が目を引く。
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22/23間もなく受注が開始される予定の2020年型「GT-R NISMO」。販売開始は2019年10月とされている。
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23/23日産GT-R NISMO

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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