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1/21
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2/21大幅改良が行われた「Gクラス」にディーゼルエンジンを搭載した、新グレード「G350d」。2019年4月4日に日本導入を発表、同年夏にデリバリーが開始された。
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3/21LEDで丸型デザインが構築されたヘッドランプやフロントフェンダー先端上部に取り付けられたウインカーといったディテール、ボディーサイドのモールなど、そこかしこに先代モデルから引き継がれた意匠が採用されている。
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4/21スペアタイヤが装備されたリアゲートは左ヒンジで、大きな開口部が設けられている。テールランプのデザインも、先代モデルの意匠を引き継いでいる。
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5/21フロントドアを開けると、Bピラーに隠されていたエンブレムが顔を出す。そこには「SCHÖCKL PROVED」との文字が入っている。シェークルとは「Gクラス」が生産されるグラーツ工場の近くに位置する山の名称。その山岳地帯で行われた、厳しいオフロードテストに合格したことを意味するものだという。
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6/21「イリジウムシルバー」のボディーカラーをまとった試乗車。全10色の外装色が標準設定されている。ボディーサイズは、全長×全幅×全高=4660×1930×1975mm、ホイールベース=2890mm。
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7/21従来の「Gクラス」にあえて似せてデザインされたエクステリア。8枚のウィンドウガラスは従来型の流用に見えるが、すべて新設計で、リア以外は微妙に湾曲している。ガラススライディングルーフが装着された試乗車の車重は2500kg。
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8/213リッター直6ディーゼルターボエンジン「OM656」の最高出力は286PS、最大トルクは600N・m。最新の排ガス浄化システムが組み合わされる。トランスミッションは9段AT。
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9/21ダッシュボード中央、エアコンの吹き出し口に挟まれるように設置されるデフの切り替えスイッチ。形状は異なっているが、従来からのデザインイメージを踏襲している。
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10/2112.3インチサイズのワイド液晶を2つ並べたインストゥルメントパネル。最新のメルセデス車に共通する装備や意匠が採用されつつも、垂直基調のダッシュボード形状や助手席のグラブバーなど、従来の「Gクラス」をイメージさせるパートも残されている。
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11/21「AMGライン」が選択された試乗車には、前後275/50R20サイズの「ピレリ・スコーピオンゼロ オールシーズン」タイヤと「AMGマルチスポーク」と呼ばれるデザインのホイールが装着されていた。
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12/21ほぼ直角に開くリアゲートを開けると、スペース効率のよさそうな荷室が現れる。容量は5人乗車時で667リッター。
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13/21後席の背もたれを前方に倒すことで、荷室容量は最大1941リッターにまで拡大できる。
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14/21「Gクラス」はロードクリアランスが241mm、アプローチアングルが約31度、デパーチャーアングルが約30度となっている。(欧州仕様の参考値)
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15/21メーターナセル内の表示を任意に切り替えられるのは他のメルセデス車と同様。副変速機をローレンジに入れた際は、「Gモード」と呼ばれる走行モードに入っていることが、左側の速度計内に表示される。
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16/21メモリー機能付き電動本革シートは、「G350d」に標準装備されるアイテム。オプションの「AMGライン」を選ぶと、シートベルトカラーがレッドになる。
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17/21後席は60:40のダブルフォールディング機構が備わる。シートヒーターは後席にも標準装備されている。
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18/21WLTCモードの燃費値は9.9km/リッター。「Gクラス」の日本導入モデルの中では「G63」が2114万円、「G550」が1623万円であるのに対して「G350d」は1192万円と、最も安価な設定になっている。
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19/21メルセデス・ベンツG350d
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20/21
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櫻井 健一
webCG編集。漫画『サーキットの狼』が巻き起こしたスーパーカーブームをリアルタイムで体験。『湾岸ミッドナイト』で愛車のカスタマイズにのめり込み、『頭文字D』で走りに目覚める。当時愛読していたチューニングカー雑誌の編集者を志すが、なぜか輸入車専門誌の編集者を経て、2018年よりwebCG編集部に在籍。
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