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1/10高性能ハッチバック「トヨタGRヤリス」は2020年夏をめどに発売される。同年1月10日にスタートしたデビュー記念モデルの先行予約には、2週間で2000を超える応募があったという。
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2/10サイドサポートが大きく張り出した「GRヤリス」のスポーツシート。狭小なスペースではあるが、後席も用意されている。
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3/10「GRヤリス」のメーターパネル。速度計の目盛りは280km/hまで記されている。
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4/10これは、東京オートサロン2020の会場で紹介された「GRヤリス」の生産工程のイメージ。流れ作業で組み立てる既存の生産ラインと異なり、高度な技能を持つ職人の手で一台ずつ製作される。
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5/102020年シーズンのWRCには、現行型の「ヤリス」をベースとするWRカーが参戦している。1月26日に開催された第1戦ラリー・モンテカルロでは、4台の「ヤリスWRC」が2-3-5-7位フィニッシュ。勝利はヒュンダイの「i20クーペWRC」に奪われてしまった。
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6/10真横から見た「GRヤリス」(写真上)と「ヤリス」(下)。3ドアのGRヤリスのボディーサイズ(全長×全幅×全高=3995×1805×1460mmは5ドアのヤリスに比べて45mm長く、110mm幅広く、40mm低くなっている。最も違いが明確なのはルーフラインだが、あらゆる点が異なっているともいえる。2558mmのホイールベースは、ヤリス比で8mm長い。
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7/10フェンダーの張り出しが印象的な「GRヤリス」のリアまわり。写真は東京オートサロン2020に参考出品されたもので、CVT仕様のFF車だった。
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8/10「GRヤリス」には、1.6リッター直列3気筒直噴ターボエンジン(最高出力272PS、最大トルク370N・m)と新開発のスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」が搭載される。写真はそのメカニズムを示すベアシャシー。
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9/10リアサスペンション(写真)はダブルウイッシュボーン式。フロントはマクファーソンストラット式となる。
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10/10「GRヤリス」では、「エモーショナルレッドII」と名付けられた赤いボディーカラーも選択できる。ほかには「スーパーホワイトII」「プラチナホワイトパールマイカ」「プレシャスブラックパール」の3色がラインナップされる。

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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