-
1/15
-
2/15マイナーチェンジが施された「マカン」のラインナップで、最後を飾るモデルとして登場した「GTS」。2019年12月17日に本国で発表された。
-
3/15左右のリアコンビランプを結ぶ発光式ストリップにブラック仕上げの「PORSCHE」ロゴを配置。これは「マカン」シリーズにオプションとして用意される「スポーツデザインパッケージ」に含まれるもので、「GTS」には標準装備となる。
-
4/15マイナーチェンジで、他のポルシェ車とも共通する4灯式LEDヘッドランプに変更。フロントフェイスは「GTS」専用デザインが採用されている。
-
5/15「マカンGTS」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4686×1926×1609mm、ホイールベース=2807mm。車重は1910kgと発表されている。
-
ポルシェ マカン の中古車webCG中古車検索
-
6/15「マカンGTS」に搭載される2.9リッターV6ツインターボエンジンは、最高出力380PS、最大トルク520N・mを発生。最高出力は従来モデル比で20PSアップとなる。
-
7/15トランスミッションは「PDK」と呼ばれるDCT(7段)。ポルシェは最新世代モデルでコックピットからスイッチ類を減らすデザイン戦略を進めているが、「マカン」ではマイナーチェンジ後の最新型でもシフトレバーまわりに整然とスイッチ類が並んでいる。
-
8/15「GTS」は、標準モデルといえる「マカン」よりも車高が15mm低い設定。スチールブレーキが標準仕様で、「ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)」とディスクの表面にタングステンコーティングを施す「ポルシェサーフェイスコーテッドブレーキ(PSCB)」がオプションで用意される。
-
9/15センターコンソールに10.9インチのフルHDタッチスクリーンを配置した「マカンGTS」のインストゥルメントパネル。音声認識機能を持つコネクティビティーシステム「ポルシェコミュニケーションマネージメント(PCM)」も搭載している。アルカンターラのステアリングホイールはオプションアイテム。
-
10/15前後シートのヘッドレスト(後席中央部を除く)には「GTS」のロゴが入る。前席は8way電動調節機能付きの「GTSスポーツシート」(写真)が標準装備される。
-
11/154WDシステムは、「ハルデックス5」をベースにしたオンデマンド式。理論上は100:0〜0:100の範囲で前後駆動配分を可変するが、通常走行時は20:80で後輪寄りの駆動配分になっている。
-
12/15写真のコントラストカラーステッチを含むインテリアトリムパッケージやカーボンインテリアパッケージなどは、オプション設定されるアイテム。
-
13/15荷室容量は5人乗車の通常使用時で488リッター、後席背もたれをすべて倒せば最大1503リッターにまで拡大できる。
-
14/15オプション設定される「スポーツクロノパッケージ」装着車の0-100km/h加速は従来モデルより0.3秒速い4.7秒、最高速は261km/hという実力。
-
15/15ポルシェ・マカンGTS

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
ポルシェ マカン の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】 2025.9.4 24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。
-
ランボルギーニ・ウルスSE(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.3 ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」が「ウルスSE」へと進化。お化粧直しされたボディーの内部には、新設計のプラグインハイブリッドパワートレインが積まれているのだ。システム最高出力800PSの一端を味わってみた。
-
ダイハツ・ムーヴX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.2 ダイハツ伝統の軽ハイトワゴン「ムーヴ」が、およそ10年ぶりにフルモデルチェンジ。スライドドアの採用が話題となっている新型だが、魅力はそれだけではなかった。約2年の空白期間を経て、全く新しいコンセプトのもとに登場した7代目の仕上がりを報告する。
-
BMW M5ツーリング(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.1 プラグインハイブリッド車に生まれ変わってスーパーカーもかくやのパワーを手にした新型「BMW M5」には、ステーションワゴン版の「M5ツーリング」もラインナップされている。やはりアウトバーンを擁する国はひと味違う。日本の公道で能力の一端を味わってみた。
-
ホンダ・シビック タイプRレーシングブラックパッケージ(FF/6MT)【試乗記】 2025.8.30 いまだ根強い人気を誇る「ホンダ・シビック タイプR」に追加された、「レーシングブラックパッケージ」。待望の黒内装の登場に、かつてタイプRを買いかけたという筆者は何を思うのか? ホンダが誇る、今や希少な“ピュアスポーツ”への複雑な思いを吐露する。
新着記事
-
NEW
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】
2025.9.6試乗記空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。 -
NEW
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。 -
谷口信輝の新車試乗――BMW X3 M50 xDrive編
2025.9.5webCG Movies世界的な人気車種となっている、BMWのSUV「X3」。その最新型を、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? ワインディングロードを走らせた印象を語ってもらった。 -
アマゾンが自動車の開発をサポート? 深まるクルマとAIの関係性
2025.9.5デイリーコラムあのアマゾンがAI技術で自動車の開発やサービス提供をサポート? 急速なAIの進化は自動車開発の現場にどのような変化をもたらし、私たちの移動体験をどう変えていくのか? 日本の自動車メーカーの活用例も交えながら、クルマとAIの未来を考察する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」発表イベントの会場から
2025.9.4画像・写真本田技研工業は2025年9月4日、新型「プレリュード」を同年9月5日に発売すると発表した。今回のモデルは6代目にあたり、実に24年ぶりの復活となる。東京・渋谷で行われた発表イベントの様子と車両を写真で紹介する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」の登場で思い出す歴代モデルが駆け抜けた姿と時代
2025.9.4デイリーコラム24年ぶりにホンダの2ドアクーペ「プレリュード」が復活。ベテランカーマニアには懐かしく、Z世代には新鮮なその名前は、元祖デートカーの代名詞でもあった。昭和と平成の自動車史に大いなる足跡を残したプレリュードの歴史を振り返る。