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2/22「メルセデスAMG CLA45 S 4MATIC+」は2019年11月にステーションワゴンの「AMG CLA45 S 4MATIC+シューティングブレーク」とともに日本導入が発表された。
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3/22クラス最強をうたう最高出力421PSのパワーユニットは、いわゆる63系のAMG車と同様にドイツ・アファルターバッハのAMG本社工場で生産される。エンジン1基の組み立ての最初から最後までをひとりの職人が担当する。
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4/22流れるような曲線を描く、アーチ状のルーフラインが特徴。エクステリアデザインは、同じ4ドアクーペスタイルのEセグメントモデル「CLS」の流れをくむもの。
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5/221952年の公道レース、カレラ・パナメリカーナ・メヒコで優勝した「メルセデス・ベンツ300SLプロトタイプ」に由来するAMG専用ラジエーターグリルを採用。
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6/22ステアリングホイールには小さなTFT液晶パネルを内蔵する「AMGドライブコントロールスイッチ」が備わり、走行中でも簡単に走行モードを変更できる。
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7/22「AMG CLA45 S 4MATIC+」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4690×1855×1415mm、ホイールベース=2730mm。車重は1710kg。
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8/22ジェットエンジンのタービンを模したというエアコン吹き出し口や横長の液晶パネルを配したメーターなど、ダッシュボードデザインはハッチバックの「AMG A45」と基本的に同一。
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9/22前席には「AMGパフォーマンスシート」と呼ばれる、スポーティーなデザインのシートを装備。「チタニウムグレー/ブラック」(写真)または「クラシックレッド/ブラック」の2種類からカラーを選べる。
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10/22後席左右部分の背もたれは、ヘッドレスト一体型デザインを採用。40:20:40の分割可倒機構を備えるなど、実用性も考慮されている。
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11/22今回試乗した車両のボディーカラーはメタリックの「デジタルホワイト」。これを含め「AMG CLA45」には全8種類の外装色が設定される。ボディーカラーによる価格の違いはない。
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12/22「AMG 4MATIC+」と名づけられた4WDシステムは、前後のトルクを100:0〜50:50の間で配分。さらに後輪左右にはトルクを可変配分するベクタリングシステムも装備されている。
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13/22最高出力421PS/6750rpm、最大トルク500N・m/5000-5250rpmを発生させる2リッター直4ターボエンジン。車体前方が吸気側、後方が排気側となる通常とは逆の搭載方法が採用されている。
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14/22「AMGスピードシフトDCT」という8段のデュアルクラッチ式トランスミッションを搭載。「AMGパフォーマンスステアリング」と呼ばれるDシェイプのステアリングホイールには、シフトパドルも組み込まれている。
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15/22荷室の容量は標準モデルの「CLA」と同じ460リッター。荷室側からのレバー操作で後席背もたれを前方に倒し、簡単に積載スペースを拡大できる。
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16/22走行中にフロントスプリッターから取り込まれたエアは、タイヤハウス内に設置されたエアアウトレットから排出される。このサイドエアカーテン機能によってCd値を低減するという。フロントフェンダーは標準モデルよりも12mm拡大されている。
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17/22試乗車では、19インチサイズの「AMG5ツインスポーク」ホイールに、255/35ZR19サイズの「ミシュラン・パイロットスポーツ4 S」タイヤを組み合わせていた。
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18/22専用デザインの大型リアディフューザーや、クローム仕上げのデュアルパイプで左右計4本出しとなるエキゾーストフィニッシャーも「AMG CLA45」の特徴だ。
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19/2210.25インチサイズの液晶パネルを2枚並べた特徴的なダッシュボードデザインは、「MFA2」と呼ばれる前輪駆動系モデルの新世代ラインナップに共通するもの。画面内のデザインは、AMG用に変更されている。
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20/22WLTCモードの燃費値は11.5km/リッター。今回の試乗では246.7km走行し、満タン法で9.6km/リッターという燃費を記録した。
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21/22メルセデスAMG CLA45 S 4MATIC+
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サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
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