-
1/14
-
2/14ホンダの大型アドベンチャーモデル「アフリカツイン」は、まず2016年2月に「CRF1000Lアフリカツイン」として登場。今回試乗した「CRF1100Lアフリカツイン」はその進化版にあたり、2019年12月より各仕様が随時発売された。
-
3/14豊富なラインナップもこのバイクの特徴で、ベースグレードのほかに、長距離ツーリングに好適な「アドベンチャースポーツ」、電子制御サスペンションを備えた「アドベンチャースポーツES」を用意。さらに、各車にDCT搭載車や、悪路走破性能を高めた「〈s〉タイプ」(受注期間限定車)も設定している。
-
4/146.5インチのタッチパネル式液晶モニター。携帯端末との連携機能も備わっており、電話帳や音楽プレイリスト、地図アプリなどの利用も可能となっている。
-
5/14ぎっしりとボタン類が配された左スイッチボックス。下部に備わる「-」のボタンは、DCTのシフトスイッチ(ダウンシフト)だ。
-
ホンダ の中古車webCG中古車検索
-
6/14エンジンは従来型のストロークアップ版である1082ccの直列2気筒SOHC 4バルブ。今回はマニュアルトランスミッション車ではなくDCT搭載車に試乗した。
-
7/14右のスイッチボックスに備わるDCTの操作ボタン。クラッチ操作も自動なので、トラクションをかけつつゆっくり走りたい時は、スクーターのようにリアブレーキをかけつつスロットルを開ける。
-
8/14「EERA」とはショーワが開発した電子制御サスペンション。「ミッド」「ハード」「ソフト」「オフロード」「ユーザー」という5つのモードが備わっているだけでなく、ライディングモードセレクターの設定に応じて、自動で最適なサスペンションモードが選択される仕組みとなっている。
-
9/14「アドベンチャースポーツ」には、バンク角に応じて照射範囲を3段階で切り替えるコーナリングライトや、5段階の高さ調整式ウインドスクリーン、24リッターの大容量燃料タンク、大型スキッドプレート、アルミリアキャリアなどが備わる。
-
10/14バランスのよい車体構造やスタンディング走行も考慮したペダル類、ストローク量185mmのフロントフォークとアクスルトラベル180mmのリアサスペンション、そして210mmの最低地上高により、「CRF1100Lアフリカツイン」は高い悪路走破性能を実現している。
-
11/14タイヤサイズは前が90/90-21M/C、後ろが150/70R18M/C。「アドベンチャースポーツ」の足元は、オンロード走行にも配慮したチューブレスタイプのスポークホイールとチューブレスタイヤの組み合わせで、試乗車にはブリヂストンの「バトラックス アドベンチャークロスツアラーAX41T」が装着されていた。
-
12/14道を選ばずライディングが楽しめる「CRF1100Lアフリカツイン」は、ホンダ製アドベンチャーモデルのフラッグシップにふさわしい、欲張りで魅力的なバイクに仕上がっていた。
-
13/14ホンダCRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツESデュアルクラッチトランスミッション
-
14/14ホンダCRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツESデュアルクラッチトランスミッション

後藤 武
ライター/エディター。航空誌『シュナイダー』や二輪専門誌『CLUBMAN』『2ストマガジン』などの編集長を経てフリーランスに。エアロバティックスパイロットだった経験を生かしてエアレースの解説なども担当。二輪旧車、V8、複葉機をこよなく愛す。
ホンダ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
アウディS6スポーツバックe-tron(4WD)【試乗記】 2025.12.8 アウディの最新電気自動車「A6 e-tron」シリーズのなかでも、サルーンボディーの高性能モデルである「S6スポーツバックe-tron」に試乗。ベーシックな「A6スポーツバックe-tron」とのちがいを、両車を試した佐野弘宗が報告する。
-
トヨタ・アクアZ(FF/CVT)【試乗記】 2025.12.6 マイナーチェンジした「トヨタ・アクア」はフロントデザインがガラリと変わり、“小さなプリウス風”に生まれ変わった。機能や装備面も強化され、まさにトヨタらしいかゆいところに手が届く進化を遂げている。最上級グレード「Z」の仕上がりをリポートする。
-
日産エクストレイルNISMOアドバンストパッケージe-4ORCE(4WD)【試乗記】 2025.12.3 「日産エクストレイル」に追加設定された「NISMO」は、専用のアイテムでコーディネートしたスポーティーな内外装と、レース由来の技術を用いて磨きをかけたホットな走りがセリングポイント。モータースポーツ直系ブランドが手がけた走りの印象を報告する。
-
アウディA6アバントe-tronパフォーマンス(RWD)【試乗記】 2025.12.2 「アウディA6アバントe-tron」は最新の電気自動車専用プラットフォームに大容量の駆動用バッテリーを搭載し、700km超の航続可能距離をうたう新時代のステーションワゴンだ。300km余りをドライブし、最新の充電設備を利用した印象をリポートする。
-
ドゥカティXディアベルV4(6MT)【レビュー】 2025.12.1 ドゥカティから新型クルーザー「XディアベルV4」が登場。スーパースポーツ由来のV4エンジンを得たボローニャの“悪魔(DIAVEL)”は、いかなるマシンに仕上がっているのか? スポーティーで優雅でフレンドリーな、多面的な魅力をリポートする。
新着記事
-
NEW
ホンダの株主優待「モビリティリゾートもてぎ体験会」(その2) ―聖地「ホンダコレクションホール」を探訪する―
2025.12.10画像・写真ホンダの株主優待で聖地「ホンダコレクションホール」を訪問。セナのF1マシンを拝み、懐かしの「ASIMO」に再会し、「ホンダジェット」の機内も見学してしまった。懐かしいだけじゃなく、新しい発見も刺激的だったコレクションホールの展示を、写真で紹介する。 -
NEW
ホンダの株主優待「モビリティリゾートもてぎ体験会」(その1) ―子供も大人も楽しめる! 里山散策とサーキットクルーズ―
2025.12.10画像・写真ホンダが、子供も大人も楽しめる株主優待「モビリティリゾートもてぎ体験会」を開催! 実に78倍(!?)もの倍率をくぐり抜けた豪運な株主たちが、山里散策にサーキットラン、「ホンダコレクションホール」のツアーなどを楽しんだ。その様子を写真で紹介する。 -
NEW
安心、品質、そして特別な体験を手に入れる レクサス認定中古車CPOという選択
2025.12.10充実のカーライフをレクサス認定中古車CPOで<AD>レクサス独自の厳格な基準をクリアした車両だけが並ぶ「認定中古車CPO(Certified Pre-Owned)」。その特長は品質と保証だけにとどまらない。新車購入オーナーと同じ“特別な体験価値”が約束されるレクサスならではの世界観もまた、大きな魅力である。 -
NEW
業界を揺るがした2025年のホットワード 「トランプ関税」で国産自動車メーカーはどうなった?
2025.12.10デイリーコラム2025年の自動車業界を震え上がらせたのは、アメリカのドナルド・トランプ大統領肝いりのいわゆる「トランプ関税」だ。年の瀬ということで、業界に与えた影響を清水草一が振り返ります。 -
NEW
BYDシーライオン6(FF)【試乗記】
2025.12.10試乗記中国のBYDが日本に向けて放つ第5の矢はプラグインハイブリッド車の「シーライオン6」だ。満タン・満充電からの航続距離は1200kmとされており、BYDは「スーパーハイブリッドSUV」と呼称する。もちろん既存の4モデルと同様に法外(!?)な値づけだ。果たしてその仕上がりやいかに? -
NEW
第95回:レクサスとセンチュリー(前編) ―モノマネじゃない、日本独自の高級車の成否―
2025.12.10カーデザイン曼荼羅「One of One」の標語を掲げ、いちブランドへと独立を果たしたセンチュリー。その存在は、世界のハイエンドブランドと伍(ご)して渡り合うものとなり得るのか? ジャパンモビリティショーのショーカーから、そのポテンシャルをカーデザインの識者と考えた。






























