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2/19今回試乗した「アウディA7スポーツバック40 TDIクワトロ」の車両本体価格は812万円。上位グレードも含めて、搭載パワーユニットを表すバッジ類は備わらない。
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3/19フロントに縦置きで搭載される2リッター直4ディーゼルターボエンジン「EA288Evo」は最高出力204PS、最大トルク400N・mを発生する。
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4/19試乗車にはスポーツサスペンションやスポーティーなエクステリアなどを組み合わせたセットオプション「Sラインパッケージ」が装着されていた。
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5/1921インチホイールは「Sラインパッケージ」に含まれる20インチに、さらに上乗せして装着するオプションだ。
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6/19駆動方式はクワトロ=4WD。リアアクスルには油圧多板クラッチを介して駆動力を伝達し、軽負荷時にはクラッチを切り離してFF走行に切り替わる。
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7/19整然としたインストゥルメントパネルのしつらえは最新のアウディ車に共通するもの。センターに2つとメーターパネルと、全3枚のスクリーンがレイアウトされている。
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8/19センターのスクリーンは基本的に上がインフォテインメント用で、下がエアコンなどの機能装備用。筆者が苦労して見つけたリアスポイラーを上下させるボタンは、下画面の中央上にあった。
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9/19ステアリングホイールの右側には灯火類のタッチスイッチが用意されている。誤操作を防ぐためヘッドランプとフォグランプのボタンの間に出っ張りが設けられている。
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10/1912Vの電気で駆動するベルトオルタネータースターターを使ったマイルドハイブリッド機構を搭載。加速時のアシストをするとともに、22km/h以下の場合はエンジンオフでの走行もできる。
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11/19パルコナレザーのスポーツシートは「Sラインパッケージ」に含まれている。バックレストには「S」ロゴのエンボス加工が施される。
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12/19全長が5m近いだけあって4ドアクーペといえども後席空間は広々としたもの。ボディーの見た目からイメージするよりヘッドルームも広い。
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13/19ラゲッジスペースの容量は535リッター。後席の背もたれを倒せば1390リッターにまで拡大できる。
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14/19オプションの「ドライビングパッケージ」に含まれる4輪操舵システム「ダイナミックオールホイールステアリング」は、最小回転半径を5.7mから5.2mにまで縮めるほか、高速時のスタビリティーを高める効果がある。
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15/19リアスポイラーはコックピットからの操作が可能なだけでなく、120km/hで自動的に展開する。
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16/19フル液晶メーターパネルの「アウディバーチャルコックピット」を標準装備する。エンジン回転計のレッドゾーンは4800rpmから。
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17/19全長約5m、車重1.9tに達する大型車ながら、480km余りを走行した今回の試乗では満タン法で12.5km/リッターを記録した。
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18/19アウディA7スポーツバック40 TDIクワトロ
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鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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