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1/192020年7月13日にフォードが発表した新型「ブロンコ」。いま最も、世界中のクロカン乗りから注目が寄せられているモデルだ。
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2/191965年に登場した初代「ブロンコ」。“規格もの”のシールドビームを使った丸目2灯のヘッドランプに、この時代のクルマらしい愛嬌が感じられる。
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3/19民生四駆の元祖といえば、なんといっても「ジープ」。1961年には、インターナショナル・ハーヴェスターがより快適性を高めた「スカウト」を発表しており、「フォード・ブロンコ」はこれらのモデルに対抗すべく市場に投入された。
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4/191978年にはピックアップトラック「F-100」とコンポーネンツを共用する2世代目に進化。初代のユーモラスな意匠は受け継がれなかった。
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5/191984年には「レンジャー」とシャシーを共用するコンパクトな弟分「ブロンコII」も登場するが、こちらは一代限りで1990年に消滅している。
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6/19フロントグリルを横断する「BRONCO」のロゴに注目。「F」や「E」から始まらない車名は、実は近年のフォードでは例外的なものなのだ。
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7/19新型には、「ブロンコ」史上初となる4ドアモデルもラインナップされる。
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8/19壁のように切り立ったダッシュボードが“いかにもクロカン”といった趣を感じさせるインテリア。
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9/19車両骨格にはピックアップトラック「レンジャー」のものを採用。シャシーはラダーフレームで、サスペンションは前がダブルウイッシュボーンの独立懸架、後ろが5リンクのリジッドアクスルとなる。
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10/19ルーフをすべて取り外すと、上部にはロールケージのみが残される。
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11/19新型「フォード・ブロンコ」は、ルーフだけでなくドアも取り外し可能。こうした構造は、やはり「ジープ・ラングラー」に似る。
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12/19一部のモデルはフローリングを水で丸洗い可能。床にはそれ用の排水プラグも設けられている。
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13/19エンジンは2.3リッター直4と3.7リッターV6の2種類で、ともにターボ付きとなる。
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14/19トランスミッションは7段MTと10段ATの2種類。ドライブトレインにはもちろん副変速機が備わる。
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15/1910段ATのシフトセレクター。新型「ブロンコ」には「G.O.A.T.モード」と呼ばれるドライブモードセレクターも装備される。
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16/19近年の他のクロスカントリー車がそうであるように、新型「ブロンコ」も往年のモデルをオマージュしたデザインとなっている。
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17/19こちらのSUVは何かというと、「ブロンコ」と同時に発表された、ややカジュアル志向の「ブロンコ スポーツ」。性格の異なるSUVにもブロンコの名を冠するあたり、フォードはブロンコを単なるモデル名としてではなく、フォード内のサブブランド的な存在としたいようだ。
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18/19まずは3モデルが発表された「ブロンコ」ファミリー。今後、さらなる新モデルの追加があるかもしれない。
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19/19新型「ブロンコ」は、フォードに新しい価値をもたらすモデルとなるか? 現状では日本における正規販売は望めないが、これからも注目していきたい。

佐橋 健太郎
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