-
1/24
-
2/24
「XC90 T8 Twin Engine AWDエクセレンス(以下XC90エクセレンス)」は、ショーファードリブンとしての使い方も想定したボルボのSUV。2016年8月の発売からおよそ4年を経た2020年7月、生産の終了と、最後の国内割り当て分となる10台の導入が発表された。
-
3/24「XC90エクセレンス」最大の特徴である独立型リアシート。ホイールベースは他のXC90と同じだが、シートの位置を変更することでニールームが拡大されている。
-
4/24後席左右席のあいだにはクーリングボックスが備わる。720mlサイズのボトル2本と、専用のクリスタルグラス2脚が収納(保冷)できる。
-
5/24「XC90エクセレンス」の後席でオーナー気分を味わう、の図。この日は試乗の合間に、高級なノンアルコールスパークリングを楽しんだ。
-
ボルボ XC90 の中古車webCG中古車検索
-
6/24「XC90エクセレンス」に標準装備される、オレフォス製の専用クリスタルグラス。下部が台座のないスティック状になっており、アームレスト前方のホルダー(穴)に立てて使う。
-
7/24クーリングボックスより前方のセンターコンソールにも、ボトルホルダー(保冷機能付き)と専用クリスタルグラスのホルダーが備わる。
-
8/24後席のセンターコンソールには、折りたたみ式のテーブルも収納されている。凝ったデザインのアルミステーが目を引く。
-
9/24モーターだけを使ったEV走行も可能。一充電あたりの航続距離はWLTCモードで40.6kmとなっている。
-
10/24
ハイブリッドシステムの構成要素である2リッター直4ターボエンジン。最高出力318PS、最大トルク400N・mを発生する。
-
11/24天然素材の質感にこだわったインテリア。写真のチャコール×ブロンドのほか、チャコール一色のインテリアカラーも選択できる。
-
12/24ひねる操作でオンオフを行うエンジン始動スイッチ(写真右上)。中央に見えるローラー状のものは、走行モードのセレクター。
-
13/24専用グラスと同じく、オレフォス社の手になるクリスタル製シフトノブ。上質な室内空間を演出する。
-
14/24サスペンション形式は、フロントがダブルウイッシュボーンでリアがマルチリンク式。ワインディングロードでもドライバーに不安や不満を抱かせることはない。
-
15/24アルミポリッシュ仕上げの専用21インチ10スポークホイール。タイヤはピレリの「スコーピオン ヴェルデ」が組み合わされていた。
-
16/24フロントシートでもマッサージ機能は利用可能。シートヒーターやベンチレーションも標準で備わる。
-
17/24後席のアームレストからせり出す操作パネル。ストレージの保温・保冷機能を切り替えたり、助手席のポジションを変更したりといったオペレーションが可能。
-
18/24荷室(写真)とキャビンは、隔壁およびポリカーボネート製ウィンドウで空間的に分けられている。リアシートの背もたれは倒すことができない。
-
19/24今回はおよそ220kmの距離を試乗。燃費は満タン法で11.6km/リッター、車載の燃費計で11.3km/リッターを記録した。
-
20/24ボルボXC90 T8 Twin Engine AWDエクセレンス
-
21/24給電口は左フロントフェンダーにレイアウトされている。ソケット付近に見える薄紫色のランプが先進感を演出する。
-
22/24「EXCELLENCE」ロゴのエンボス加工が施された前席のヘッドレスト。その背面には、後席乗員用のiPadホルダーが備わる。
-
23/24荷室のフロアに備わる折りたたみ式ボード。積載する荷物が少ないときは、これを立ち上げて荷物を安定させる。
-
24/24さまざまな特典を付けて発売された、ラスト10台の「XC90 T8 Twin Engine AWDエクセレンス」。取材に臨んだ2020年7月下旬時点の在庫は3台だった。

今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
ボルボ XC90 の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
スズキ・アルト ラパン ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.11.3 スズキの「アルト ラパン」がマイナーチェンジ。新しいフロントマスクでかわいらしさに磨きがかかっただけでなく、なんとパワーユニットも刷新しているというから見逃せない。上位グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】 2025.11.1 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。
-
シトロエンC3ハイブリッド マックス(FF/6AT)【試乗記】 2025.10.31 フルモデルチェンジで第4世代に進化したシトロエンのエントリーモデル「C3」が上陸。最新のシトロエンデザインにSUV風味が加わったエクステリアデザインと、マイルドハイブリッドパワートレインの採用がトピックである。その仕上がりやいかに。
-
メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ(4WD/9AT)【海外試乗記】 2025.10.29 メルセデス・ベンツが擁するラグジュアリーブランド、メルセデス・マイバッハのラインナップに、オープン2シーターの「SLモノグラムシリーズ」が登場。ラグジュアリーブランドのドライバーズカーならではの走りと特別感を、イタリアよりリポートする。
-
ルノー・ルーテシア エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH(FF/4AT+2AT)【試乗記】 2025.10.28 マイナーチェンジでフロントフェイスが大きく変わった「ルーテシア」が上陸。ルノーを代表する欧州Bセグメントの本格フルハイブリッド車は、いかなる進化を遂げたのか。新グレードにして唯一のラインナップとなる「エスプリ アルピーヌ」の仕上がりを報告する。
新着記事
-
NEW
「シティ ターボII」の現代版!? ホンダの「スーパーONE」(プロトタイプ)を試す
2025.11.6エディターから一言ホンダが内外のジャーナリスト向けに技術ワークショップを開催。ジャパンモビリティショー2025で披露したばかりの「スーパーONE」(プロトタイプ)に加えて、次世代の「シビック」等に使う車台のテスト車両をドライブできた。その模様をリポートする。 -
NEW
未来がすべてにあらず! ジャパンモビリティショー2025で楽しめるディープな“昔”の世界
2025.11.5デイリーコラム未来のクルマ、未来の技術が集結する「ジャパンモビリティショー2025」。ただし、「そういうのはもういいよ……」というオトーサンのために(?)昔の世界を再現し、当時のクルマを並べた「タイムスリップガレージ」も用意されている。内部の様子を紹介する。 -
NEW
第90回:これぞニッポンの心! 軽自動車デザイン進化論(前編)
2025.11.5カーデザイン曼荼羅新型の「ダイハツ・ムーヴ」に「日産ルークス」と、ここにきて新しいモデルが続々と登場してきた軽自動車。日本独自の規格でつくられ、日本の景観を変えるほどの販売ボリュームを誇る軽のデザインは、今後どのように発展していくのか? 有識者と考えた。 -
NEW
プジョー2008 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.11.5試乗記「プジョー2008」にマイルドハイブリッドの「GTハイブリッド」が登場。グループ内で広く使われる最新の電動パワートレインが搭載されているのだが、「う~む」と首をかしげざるを得ない部分も少々……。360km余りをドライブした印象をお届けする。 -
“安心・安全”をより長く 2人のプロが「ブリヂストン・ブリザックWZ-1」を語る
2025.11.42025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>ブリヂストンが、持てる最新のタイヤ技術を投入して誕生させた、新しいスタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1(ダブルゼットワン)」。高い氷雪上性能とサステナビリティーを併せ持つ新製品の魅力に、2人のプロフェッショナルが迫る。 -
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/TRD編)【試乗記】
2025.11.4試乗記メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! 彼らの持ち込んだマシンのなかから、無限の手が加わった「ホンダ・プレリュード」と「シビック タイプR」、TRDの手になる「トヨタ86」「ハイラックス」等の走りをリポートする。






























