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2/202019年7月19日に「ポルシェ718ケイマンGT4」とともに日本導入が発表された「718スパイダー」(写真)。前者は1259万9074円、後者は1237万5000円という価格設定である。
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3/20「718」シリーズ初となる自然吸気フラット6エンジンをリアミドに搭載する「718スパイダー」。4リッターの排気量で、最高出力420PS/7600rpm、最大トルク420N・m/5000-6800rpmを発生する。
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4/20試乗車は右ハンドル仕様で、ソフトトップカラーに合わせ、インテリアをボルドーでコーディネートしていた。
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5/20「718スパイダー」のソフトトップの開閉はロックの施錠/解錠を除き、手動式。慣れれば数分で開け閉めそれぞれの作業が行えそうだ。オープン時のトップは、リアフード内に収納できる。
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6/20「718スパイダー」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4430×1801×1258mm、ホイールベースは2484mm。「718ケイマンGT4」よりも26mm短く、38mm低い設定(欧州仕様車の値)だ。
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7/20試乗車は、前245/35ZR20、後ろ295/30ZR20サイズの「ミシュラン・パイロットスポーツ カップ2」タイヤを装着していた。ホイール色は写真のシルバーが標準で、同デザインのガンメタリックとブラックもオプションで選択できる。
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8/20中央に「Spyder」のロゴ入りエンジン回転計が配置されたメーターパネル。高回転型パワーユニットの搭載を示すように、レッドゾーンは8000rpmから始まる。
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9/20試乗車のインテリアは「スパイダークラシック」と呼ばれるパッケージオプション。シートの座面と背もたれ中央部分にはアルカンターラが用いられている。
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10/20「718スパイダー」は0-100km/h加速が4.4秒、最高速が301km/hというパフォーマンスを掲げる。参考までにクーペの「718ケイマンGT4」は0-100km/h加速が同タイムで、最高速が304km/hとなる。
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11/20ボディー後端に位置するリアスポイラーは120km/hで自動的に立ち上がるほか、センターコンソールのスイッチで任意に作動させることも可能だ。
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12/20「718スパイダー」のトランスミッションは6段MTのみの設定。オートブリッピング機能が備わっており、センターコンソールのスイッチで作動/非作動を選択できる。
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13/20ドア内側の開閉ノブは「911 GT3 RS」などと同様に簡素なストラップ式。カラーはブラック(写真)のほか、イエロー、レッド、グレーの全4色が設定されている。
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14/20ソフトトップを閉めた状態の「718スパイダー」。このまま高速道路を走行しても心配のない、しっかりとしたつくりのソフトトップであることが確認できた。
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15/20車両フロントに用意される荷室の容量は150リッター。深さがたっぷり取られており、一般的な航空機の機内持ち込み用スーツケースであれば問題なく収容できるという。
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16/20車両後部の荷室容量は120リッター。荷室は独立しており、ソフトトップの収納による影響は受けない。
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17/20「718スパイダー」の燃費値は約9.1km/リッター(NEDC複合サイクル値)。今回の試乗では277.5km走行し、満タン法で6.2km/リッターだった。
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18/20ポルシェ718スパイダー
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高平 高輝
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