-
1/72020年7月、中古フェラーリ専門店コーナーストーンズで3000万円の「ランボルギーニ・カウンタック25thアニバーサリー」に出会う。その時から「F40」に比べると3000万円という価格は安い! と思っていた。
-
2/7今から10年ほど前に購入し、半年ぐらい乗った「カウンタック25thアニバーサリー」。当時の購入価格は1500万円で、現在コナストのエノテンこと榎本 修氏と共同所有するカウンタックの半額だった。単純に、同じモデルが10年後に2倍なったという計算だ。(写真=池之平昌信)
-
3/7コーナーストーンズで「カウンタック25thアニバーサリー」と同時期に販売されていた「フェラーリF40」の価格は、1億5000万円だった。F40とカウンタックとでは、オーラ的にほとんど変わらないので、カウンタックのほうが5倍はお得だ!
-
4/7「カウンタック」の前で最近撮影した3ショット。中央がスーパーカーブームの当時、シーサイドモーターの営業マンであった鞍 和彦氏、左がエノテン。カウンタックの日本輸入第1号車の価格は1750万円であったという。
-
5/7「ランボルギーニ・カウンタック」シリーズにおいて初の市販モデルとなった「LP400」は、1974年に登場。現在は新車価格の5倍以上となる、いわゆる“億超え”のプライスで取り引きされているようだ。これに比べれば生産台数の多い「25thアニバーサリー」は、最もリーズナブルなカウンタックといえる。
-
6/7「カウンタック」の共同オーナーとなるコナストのエノテン(左)は、「清水さんが半分買われた影響で、すでにカウンタックの値上がりが始まっていますウフフフフ~」という。ホントか(笑)。
-
7/7誰もが驚きそうな498万円の「カウンタックLP400」を紹介する『ROSSO』誌(ネコ・パブリッシング刊)の記事。オーバーフェンダーやリアウイング、一般的に「ブラボーホイール」と呼ばれるOZ製の純正15インチホイールなどによって「LP400S」風にカスタマイズされていたのだそう。「後にも先にもホンモノのカウンタックで、これよりも安い車両を見たことはありません」とは、当時このクルマを取材したハッサンこと高桑秀典君のコメント。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
カーマニア人間国宝への道の新着記事
-
第324回:カーマニアの愛されキャラ 2025.12.1 清水草一の話題の連載。マイナーチェンジした「スズキ・クロスビー」が気になる。ちっちゃくて視点が高めで、ひねりもハズシ感もある個性的なキャラは、われわれ中高年カーマニアにぴったりではないか。夜の首都高に連れ出し、その走りを確かめた。
-
第323回:タダほど安いものはない 2025.11.17 清水草一の話題の連載。夜の首都高に新型「シトロエンC3ハイブリッド」で出撃した。同じ1.2リッター直3ターボを積むかつての愛車「シトロエンDS3」は気持ちのいい走りを楽しめたが、マイルドハイブリッド化された最新モデルの走りやいかに。
-
第322回:機関車みたいで最高! 2025.11.3 清水草一の話題の連載。2年に一度開催される自動車の祭典が「ジャパンモビリティショー」。BYDの軽BEVからレクサスの6輪車、そしてホンダのロケットまで、2025年開催の会場で、見て感じたことをカーマニア目線で報告する。
-
第321回:私の名前を覚えていますか 2025.10.20 清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。
-
第320回:脳内デートカー 2025.10.6 清水草一の話題の連載。中高年カーマニアを中心になにかと話題の新型「ホンダ・プレリュード」に初試乗。ハイブリッドのスポーツクーペなんて、今どき誰が欲しがるのかと疑問であったが、令和に復活した元祖デートカーの印象やいかに。
新着記事
-
NEW
ホンダ・プレリュード(前編)
2025.12.14思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「ホンダ・プレリュード」に試乗。ホンダ党にとっては待ち望んだビッグネームの復活であり、長い休眠期間を経て最新のテクノロジーを満載したスポーツクーペへと進化している。山野のジャッジやいかに!? -
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】
2025.12.13試乗記「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。 -
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】
2025.12.12試乗記「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。 -
高齢者だって運転を続けたい! ボルボが語る「ヘルシーなモービルライフ」のすゝめ
2025.12.12デイリーコラム日本でもスウェーデンでも大きな問題となって久しい、シニアドライバーによる交通事故。高齢者の移動の権利を守り、誰もが安心して過ごせる交通社会を実現するにはどうすればよいのか? 長年、ボルボで安全技術の開発に携わってきた第一人者が語る。 -
第940回:宮川秀之氏を悼む ―在イタリア日本人の誇るべき先達―
2025.12.11マッキナ あらモーダ!イタリアを拠点に実業家として活躍し、かのイタルデザインの設立にも貢献した宮川秀之氏が逝去。日本とイタリアの架け橋となり、美しいイタリアンデザインを日本に広めた故人の功績を、イタリア在住の大矢アキオが懐かしい思い出とともに振り返る。 -
走るほどにCO2を減らす? マツダが発表した「モバイルカーボンキャプチャー」の可能性を探る
2025.12.11デイリーコラムマツダがジャパンモビリティショー2025で発表した「モバイルカーボンキャプチャー」は、走るほどにCO2を減らすという車両搭載用のCO2回収装置だ。この装置の仕組みと、低炭素社会の実現に向けたマツダの取り組みに迫る。
注目の記事
-
フルモデルチェンジで全方位に進化した人気のコンパクトカー「MINIクーパー5ドア」の魅力に迫る。 特集 -
品質の高さと確かな保証でカーライフに寄り添う「レクサス認定中古車CPO」。その魅力を探る。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング総合
