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2/191962年9月に完成した三重の鈴鹿サーキット。ホンダの創業者である本田宗一郎たっての希望で開設されたサーキットで、同年11月の第1回全日本選手権ロードレースが“こけら落とし”となった。
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3/191965年のF1世界選手権U.S.GPにて、ドライバーのリッチー・ギンサーやエンジニアと意見を交わす本田宗一郎。
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4/19アート商会が独自に製作したレーシングカー「カーチス号」。米ミッチェルのシャシーに「カーチス・ジェニーA1」複葉機の8.2リッター水冷V8 OHVエンジンを搭載したレーシングカーだった。
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5/19世界初の常設サーキットである英ブルックランズ。大倉喜七郎が2位入賞同を果たしたレース「30マイル・モンターギュ・カップ」は、1907年6月17日に催された同施設のオープニングイベントのひとつだった。
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6/19戦前の日本のモータースポーツにおいて、大きな役割を果たした藤本軍次。戦後もその気概を持ち続けた彼は、1964年に東京五輪PRのために「いすゞ・ベレット」で北米縦断を敢行。1969年には大阪万博PRのために「トヨタ・コロナ」で南米を走ってみせた。
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7/19第1回全国自動車競走大会の広報・宣伝を担当した日産の片山 豊。戦後には東京モーターショーの前身である第1回全日本自動車ショウの開催も主導するなど、日本の自動車産業の発展に貢献した。
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8/19多摩川スピードウェイを走る「カーチス号」。当時は走行中の故障やパンクに備え、ドライバーに加えてライディングメカニックが乗車するのが通例だった。(写真:多摩川スピードウェイの会)
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9/19グランプリレースでも活躍した「ブガッティ・タイプ35C」。当時はまだ日本製のレーシングカーはほとんど存在せず、こうした輸入車が競技車両の多くを占めた。(写真:多摩川スピードウェイの会)
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10/191936年に完成した多摩川スピードウェイ。堤防にはコンクリート製のグランドスタンドが設けられ、3万人の観客を収容できたという。
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11/19オオタは高速機関工業(旧太田自動車製作所)の自動車ブランドである。同社は戦間期から戦後にかけて存在したメーカーで、改組や合従連衡を繰り返しながら、1962年まで存続した。写真は1937年型「オオタ・ロードスター」。
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12/19国産小型レース杯を制した「オオタ・レーサー」。ドライバーを務めた太田祐一はエンジニアやデザイナーとしても辣腕(らつわん)を振るった人物で、戦後には日産の片山 豊の働きかけで「ダットサンDC-3」のデザインも手がけている。
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13/19鮎川義介は、日産自動車や日立製作所を傘下に収める日産コンツェルンの創始者。ダットサンのライバルとして頭角を現しつつあったオオタの伸長を危惧し、レースでの必勝を厳命した。
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14/191936年10月の第2回全国自動車競走大会に日産が投入した「スーパーダットサン」。セミモノコックのボディーに747ccの過給機付きDOHCエンジンを搭載した「NL75」(写真右)が勝利を挙げた。
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15/191937年5月の第3回全日本自動車競争大会にて、国産小型車による商工大臣杯のスタートシーン。全日本自動車競争大会は、戦争により第4回を最後に開催を終了した。(写真:多摩川スピードウェイの会)
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16/19かつて多摩川スピードウェイが存在した河川敷の様子。同施設は野球場に改装され、一時は東急フライヤーズの2軍グラウンドとしても利用された。
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17/19往年の姿を保つコンクリート製の観客席。戦前に建設されたサーキットの観客席がそのまま残っているというのは、世界的にみても希有(けう)な例だという。
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18/19観客席に設置された記念プレート。多摩川スピードウェイの設立80周年にあたる、2016年5月に設置された。
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19/19除幕式に展示された「カーチス号」(左)と「ブガッティT35C」(右)。ともに当時のレースに参加した個体そのもので、現在はホンダコレクションホールに収蔵されている。(写真:沼田 亨)

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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