200台以上のロイヤルエンフィールドが箱根に集結! 「One Ride 2025」の会場より
2025.09.25 画像・写真2025年9月21日、バイクメーカーのロイヤルエンフィールドが、ファンイベント「One Ride(ワンライド)2025」を世界的に開催した。
このイベントは、世界中に存在するロイヤルエンフィールドのコミュニティーを介し、バイクの楽しさをみんなで共有しようというファンミーティング&ライドイベントだ。14回目の開催となる今回は、60カ国以上で約1500のコミュニティーと4万人以上(!)のライダーが参加したというから恐ろしい。とくに開催国と参加者数に関しては、2024年の記録を塗り替えて過去最高となったとか。
日本でも北海道、東北、関東、⽯川、富⼭、⻑野、関⻄、岡⼭、広島、福岡、⼤分、熊本、宮崎の全13 エリアでイベントを開催。関東エリアのイベント会場で、webCGが取材でお邪魔した「バイカーズパラダイス南箱根」にも、200台を超えるロイヤルエンフィールドが集合した。
大いに盛り上がったイベントの様子を、写真で紹介する。
(webCG堀田剛資<webCG”Happy”Hotta>)
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1/42関東エリアにおける「One Ride 2025」の会場となった「バイカーズパラダイス南箱根」。前日は風雨に見舞われ、開催当日も朝は怪しい空模様だったが、イベント開始時刻が迫るにつれ、雲は晴れていった。
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2/421901年にバイクの製造を開始したロイヤルエンフィールド。数あるバイクメーカーのなかでも最古の部類に入る、長い歴史と伝統の持ち主だ。
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3/42館内では「クラシック650」に「ゴアン クラシック350」と、日本に導入されたばかりの最新モデルがお出迎え。
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4/42ロイヤルエンフィールドのなかでも本流の一台といえる「クラシック650」。648ccの並列2気筒エンジンを搭載した、オーセンティックなモーターサイクルだ。
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5/42「クラシック650」の走りが気になる人は、青木禎之さんのレビューと、webCG編集部員による日常劇場をご覧あれ。本ギャラリーの解説文にリンクを張っておきます。
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6/42インドにおけるディープなカスタムバイクのカルチャーと、ヒッピーカルチャーを体現したという「ゴアン クラシック」。
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7/42端々までスキのないボバーカスタムの仕上がりっぷりには、せんえつながら「さすがは124年間も飽きずにバイクをつくり続けてきた名門」と脱帽である。こちらもwebCG編集部員が日常劇場でリポートしているので、気になる人は解説文のリンクをどうぞ。
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8/42カラフルな館内の掲示板には、「21日(日) Royal Enfield Japan One Ride 2025」の文字が。
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9/422011年に初開催されたロイヤルエンフィールドの「One Ride」。当初から、インド国内の23都市とそのほかの14カ国で催されるビッグイベントだったが、そこからさらに拡大・成長。今回は、実に約60の国々で催されたという。
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10/42記者が観察していた限り、最初に到着された参加者のマシンがこちら。「ワイルドハニー」のカラーリングが鮮やかなスクランブラー「ベア650」だ。オーナー氏いわく「この色のベア650にはなかなか遭わないんですよね」とのこと。フロントフォークの「SHOWA」の赤いステッカーがチャームポイント。
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11/42そうこうしているうちに、ポツポツと参加者が到着。
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12/42駐車スペースの目印として置かれていたロイヤルエンフィールド ジャパンの「ベア650」には「ROYAL ENFIELD PARKING ONLY」のプレートが。
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13/42スゴいクラシックなバイクがいるぞと思ってオーナー氏に話を聞いたところ、実はこちらは1996年式の「バレット500」。フロントのガーターフォークは1940年代の代物をイギリスから取り寄せて、なんと自身で取り付けたという。「すみません。そんなに古いモデルじゃなくて……」と恐縮されていたが、いやいや、スゴいですよ!
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14/42ロイヤルエンフィールド・バレット500(1996年)
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15/42こちらは1954年から1957年にかけて製造されていた「クリッパー250」。純正のホイールは片ハブだが、あまりにブレーキが利かないので他の機種の部品を加工して移植。「ようやくブレーキが利くようになりました(笑)」とのこと。
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16/42オーナー氏いわく「年式は1955年だと思うんだけど、よくわかんないんです(笑)」。いずれにせよ、今から70年も前のバイクに荷物を満載してツーリングしているあたり、非常に好感が持てました。古いもの好きとして、記者もかくありたいものです。
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17/42イベントの受け付け開始は午前10時だというのに、それより前に多数の参加者が到着。混雑を避けるべく、受け付け開始は9時半に繰り上げられた。
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18/4210時が迫ると、ディーラーのコミュニティーも続々と会場に到着。こちらは箱根ターンパイク方面から現れたロイヤルエンフィールドの一団。
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19/42こちらのアドベンチャーモデル「ヒマラヤ」の風防には、インドはラダック地方とヒマラヤ山脈をゆくアドベンチャーツアー「Moto Himalaya(モト ヒマラヤ)」のステッカーが貼られていた。
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20/42こちらの先頭はクルーザーの「スーパーメテオ650」。天気もすっかりよくなって、みんな気持ちよさそう。
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21/42こちらの一団は箱根峠方面から到着。今回の「One Ride」では、関東エリアだけでも東京、神奈川、千葉、茨城、静岡の全14のディーラーが、12組のキャラバンを組んで参加。ツーリングを楽しみながら会場の「バイカーズパラダイス南箱根」に集合した。
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22/42参加者を迎えるロイヤルエンフィールド ジャパンの関係者。
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23/42広大な「バイカーズパラダイス南箱根」の駐車場も、たちまちいっぱいに。
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24/42こちらは東京・北区のディーラー、ロイヤルエンフィールド東京ノースの一団。赤羽からだけで5台もの「ヒマラヤ」が集っており、参加者いわく「赤羽ヒマラヤンズ、本日結成です!(笑)」とのことだった。
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25/42開始時間を繰り上げたというのに、あまりの参加者の数に、受け付けには長蛇の列が。
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26/42受け付けの列は建屋の外にまで。
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27/42展示車の「クラシック650」にまたがる参加者。みんなロイヤルエンフィールドの最新モデルに興味津々だ。
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28/42こちらはロイヤルエンフィールド特別試乗会の申し込みの列。
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29/42試乗へと出発するライダーたち。
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30/42人気の機種は、やっぱり最新の「クラシック650」や「ゴアン クラシック350」か?
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31/42皆さん、安全運転でどうぞ。
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32/42参加者の多さに、館内ではフードやドリングの提供も大忙しだ。
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33/42ランチに供されたのは「バイカーズパラダイス南箱根」おなじみの温玉付きキーマカレー。記者はオレンジスカッシュとともにいただいたが、いつもと変わらず、美味でした。
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34/42駐車エリアで談笑するライダーたち。
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35/42方々に立てられたのぼり旗もあって、まるで「バイカーズパラダイス南箱根」がロイヤルエンフィールドにジャックされたかのよう。
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36/42旗といえば、「バイカーズパラダイス南箱根」の巨大な看板にも、ロイヤルエンフィールドとインド、日本の旗が掲げられていた。施設関係者いわく「イベントであそこに旗を掲げたのは、これが初めてじゃないかな?」とのこと。
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37/42午後1時からは、こうしたイベントでおなじみのじゃんけん大会も開催。ロイヤルエンフィールド ジャパン公式アンバサダーのmapicoさんが司会を務め、会場を盛り上げた。
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38/42いちばんの目玉景品は、ロイヤルエンフィールドとTAICHIのコラボシューズだ。
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39/42オリジナルパーカーと、ロイヤルエンフィールドとTAICHIのコラボシューズをゲットして、うれしそうな勝者。じゃんけんの勝ち方を、ぜひ記者に伝授してほしい。
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40/42イベントの最後は、恒例の記念撮影。200台以上という参加台数からお察しのとおり、来場したファンやオーナーの数もスゴかった。
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41/42記念撮影を終え、イベントの終了を宣言するmapicoさん。「来年も来てくれるかな~?」「いいともー!」というコール&レスポンスに往年を懐かしむとともに、「今どきの若い方も、『笑っていいとも!』を知ってるの!?」と、ちょっと驚いてしまった。
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42/42イベントが終わり、少しずつバイクが抜けていく駐車エリア。ちょっと寂しい景色だけれど、これもファンミーティングの趣きである。少しずつ規模を広げ、「バイカーズパラダイス南箱根」のような会場で開催するまでに至った「One Ride」の関東大会。関係者は「次回はもっと催しものを増やして、ショップやディーラーさんのブースも並べられるようにしたい」と息巻いていた。本ギャラリーを見て興味を持ったアナタ、ぜひ来年は、ファンミーティング/ツーリングに参加してみてはいかがだろう?