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2/192020年9月17日に実施された「インプレッサスポーツ」の一部改良にあわせて、新しく同モデルのラインナップに加わった「STI Sport」。
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3/19「インプレッサスポーツSTI Sport」には、車両本体価格292万6000円のAWDモデルと、同270万6000円のFFモデルがラインナップされる。今回試乗したのは後者。
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4/19今回の試乗車は「アイスシルバーメタリック」と呼ばれるボディーカラーをまとっていた。「インプレッサスポーツSTI Sport」では、これを含む全6色からエクステリアカラーが選べる。
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5/19インストゥルメントパネルやドアの内張り、エアコンの吹き出し口などにブラックの加飾パネルが用いられたインテリア。ダッシュボードやセンタコンソールに施されたレッドのステッチも、「STI Sport」専用のしつらえである。
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6/19「インプレッサスポーツSTI Sport」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4475×1775×1480mm、ホイールベースは2670mm。FFモデルの車重は、AWDモデルよりも50kg軽い1350kgと発表されている。
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7/19ブラックの加飾が施されたフロントグリル右側に「STI」のエンブレムを配置。標準モデルとは明確に異なるフロントマスクに仕上げられている。
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8/19「STI Sport」では、シフトノブとシフトパネルの加飾がブラックに変更されている。シフトレバーブーツにはシートやインストゥルメントパネルなどと同じく、赤いステッチが入っている。
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9/19今回の試乗車は、「STI Sport」専用となるダークメタリック塗装の18インチアルミホイールに225/40R18サイズの「ヨコハマ・アドバンスポーツV105」タイヤを組み合わせていた。
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10/19STIがチューニングを行ったというショーワ製のSFRD(Sensitive Frequency Response Damper=周波数応答型ダンパー)がフロントサスペンションに組み込まれた「STI Sport」。山岳路では、応答性に優れたハンドリングが味わえた。
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11/192リッター水平対向4気筒エンジンは最高出力154PS、最大トルク196N・mを発生。「リニアトラック」と呼ばれるCVTが組み合わされる。
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12/19「I」と「S」の2種類からパワーユニットの制御が選べる「SIドライブ」を採用。スイッチはステアリングホイールの右スポーク下部に配置されている。
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13/19荷室容量は、5人乗車の通常使用時で385リッター。これは、標準モデルの数値と変わらない。荷室床下にはサブトランクも設置されている。
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14/19シャークフィンアンテナとハイマウントストップランプ内蔵のルーフスポイラーは、ブラックにペイントされた「STI Sport」の専用アイテム。
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15/19フロントシートには、8ウェイの電動調整機構が備わる。シート表皮はファブリックとトリコットのコンビネーションで、ブラックをベースにセンター部分にレッド、サイドにライトグレーを配置。レッドのステッチも目を引く。
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16/19リアシートの表皮にも、フロントシートと同じくブラックとレッドのコンビネーションデザインが採用される。背もたれには60:40の分割可倒機構が備わる。
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17/19今回の試乗では高速道路と山岳路をメインに約300kmを走行。燃費は満タン法で11.2km/リッターを記録した。
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18/19スバル・インプレッサスポーツSTI Sport
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生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
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