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2/252020年8月にマイナーチェンジを受けた「ポルシェ・パナメーラ」。エクステリアデザインにも手が加えられており、とくにフロントマスクやテールランプまわりの意匠が従来型から変更された。
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3/25インテリアのデザインについては、従来型から大きな変更はない。装備類ではインフォテインメントシステムの機能拡充がトピックで、Apple CarPlayなどのコネクテッド機能が強化された。
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4/25表皮の仕様やカラーなど、インテリアには全13種類のコーディネートを用意。試乗車にはスムーズレザーを用いた「ブラック/クレヨン」の「ツートーンレザーインテリア」が採用されていた。
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5/25リアに貼られた「Panamera turbo S」のバッジ。マイナーチェンジによる性能向上に伴い、既存の「ターボ」は「ターボS」に改称された。
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6/25動力性能については、最高速が315km/h、0-100km/h加速が3.1秒とアナウンスされている。
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7/25ツッフェンハウゼンで生産される、(アウディ製やフォルクスワーゲン製ではなく)ポルシェ自製の4リッターV8ツインターボエンジン。最高出力630PS、最大トルク820N・mを発生する。
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8/25マイナーチェンジにより、10種類ものデザインが用意されるようになったホイール。「パナメーラ ターボS」には21インチの「911 Turbo Designホイール」が標準装備される。
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9/25ステアリングホイールに備わる音声入力のスイッチ。各デバイスの操作や目的地検索などが行える「ボイスパイロットオンライン音声コントロール」もアップデートされた。
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10/25ポルシェは独ニュルブルクリンクの北コースで「パナメーラ ターボS」のタイムアタックを実施。テストドライバー、ラルス・ケルンの運転により、7分29秒81というタイムが記録された。
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11/25ドライブモードセレクターには「ノーマル」「スポーツ」「スポーツプラス」にカスタマイズモードの「インディビジュアル」を加えた、4種類の走行モードが用意される。
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12/25シフトセレクターとタッチ式のコントロールパネルが配されたセンターコンソール。走行モードとは別に、アクティブサスペンションや横滑り防止装置の制御などは、こちらのタッチスイッチで個別に調整できる。
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13/25高速走行時のダウンフォースを増大させるアクティブスポイラー。車速に応じて自動で展開するほか、ドライバーが任意で稼働させることもできる。
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14/25ドライブモードセレクターは、ステアリングホイールに備わるダイヤル式のコントローラーで操作する。
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15/25力強く重厚なサウンドを発する、オプションのスポーツエキゾーストシステム。テールパイプの色はシルバー(写真)とハイグロスブラックが用意される。
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16/25中央のエンジン回転計を2枚のインフォメーションディスプレイで挟んだメーターパネル。表示の種類は豊富で、往年の「911」を思わせる“5連メーター”とすることも可能だ。
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17/25インフォメーションディスプレイには、ナビゲーションシステムと連動した地図画面も表示可能。縮尺の調整はもちろん、ノースアップ/ヘッズアップの切り替えや、3Dマップの表示なども可能となっている。
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18/25「スポーツレスポンスボタン」は、いわゆるフルブースト機能を作動させるスイッチで、これを押すと20秒間にわたりパワートレインの最大パフォーマンスが解放される。
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19/25「パナメーラ」にはロングボディーの「エグゼクティブ」も設定されるが、標準ボディーでも後席のゆとりは十分。試乗車には8wayの電動調整機構を備えた、オプションの「リアコンフォートシート」が装備されていた。
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20/25リアシートのセンターコンソールには、マッサージ機能や4ゾーンエアコンのコントローラーが備わる。
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21/252.2tもの車重を感じさせない、高い動力性能を誇る「パナメーラ ターボS」。操縦安定性も非常に高いので、スピードの出し過ぎには要注意である。
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22/25ポルシェ・パナメーラ ターボS
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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