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2/192020年9月30日に導入が発表された「MINIクロスオーバー」の改良モデル。クロスオーバーは、MINIブランドのグローバル市場において新規登録台数の約30%を占める基幹モデルだという。
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3/19今回は、3モデルラインナップするディーゼルエンジン搭載車のうち、ハイパフォーマンスグレードに位置づけられる「クーパーSDクロスオーバーALL4」に試乗した。車両本体価格は510万円。
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4/19フロントバンパーやラジエーターグリルなど、フロントまわりの意匠が変更されたマイナーチェンジモデル。LED式のヘッドランプとフォグランプは全モデルで標準装備となる。「ブラック ボンネットストライプ」は「ALL4トリムパッケージ」に含まれるオプション。
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5/19ユニオンジャックをモチーフとしたデザインに変更されたリアランプ。より立体的で力強さを印象づける造形のリアバンパーも、マイナーチェンジされた最新モデルの特徴だ。
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6/19「MINIクーパーSDクロスオーバーALL4」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4315×1820×1595mm、ホイールベースは2670mm。車重は1680kgと発表されている。
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7/192リッター直4ディーゼルターボエンジンは、最高出力190PS/4000rpm、最大トルク400N・m/1750-2500rpmを発生。8段ATと組み合わされる。
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8/19スポーツレザーステアリングホイールが標準装備となったコックピット。ダッシュボードの基本デザインはマイナーチェンジ前と同じだが、各部のサーフェスがアップデートされている。全車に「MINIロゴプロジェクション」「エクステリアドアハンドルイルミネーション」「アンビエントライト」がセットとなる「MINIエキサイティングパッケージ」が組み込まれている。
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9/19MINIのセンターコンソールには欠かせないトグルスイッチ。中央の赤いスイッチがエンジンのスタート/ストップ用、右端がドライブモード切り替え用となる。
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10/19今回の試乗車はオプションの電子制御連続可変ダンパー「アダプティブサスペンション」を装備していた。ドライブモードに合わせてフットワークを明確に変化させる。
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11/19フル液晶タイプの「マルチディスプレイメーターパネル」は、「Apple CarPlay」に対応するインフォテインメントシステム「スマートフォンインテグレーション」やヘッドアップディスプレイなどがセットとなる「デジタルパッケージプラス」に含まれるオプションアイテム。
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12/19ラゲッジルーム容量は5人乗車の通常使用時で450リッター、後席背もたれを前方に倒せば最大で1390リッターにまで拡大できる。オープン/クローズ、イージーオープナー機能付き「オートマチックテールゲートオペレーション」が標準装備されている。
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13/19今回の試乗車は「セージグリーンメタリック」と呼ばれる新色のオプションボディーカラーをまとっていた。これを含め「MINIクロスオーバー」には7種類のボディーカラーが設定されている。
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14/19「クーパーSDクロスオーバーALL4」は225/50R18サイズのタイヤが標準。今回の試乗車には同サイズの「ピレリ・チントゥラートP7」タイヤに、オプションの「ピンスポーク ブラック」ホイールが組み合わされていた。
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15/19サイドサポート部分が張り出した「スポーツシート」が標準装備される「クーパーSDクロスオーバーALL4」。標準のヒート表皮はクロス仕様だが、オプションの「ALL4トリムパッケージ」を選択するとレザー仕上げとなり、写真の「モルトブラウン」のほか「サテライトグレー」「カーボンブラック」の3種類から選択できる。
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16/19リアシートには前後スライドとリクライニング機能が備わっている。背もたれは40:20:40の3分割可倒式で、積載物に合わせたアレンジが行える。
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17/19「MINIクーパーSDクロスオーバーALL4」のWLTCモード燃費値は15.7km/リッター。今回の試乗では高速道路と市街地を中心に約375km走行し、満タン法で13.8km/リッターを記録した。
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18/19MINIクーパーSDクロスオーバーALL4
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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