-
1/21
-
2/21「マツダMX-30」のピュアEVバージョン、その名も「EVモデル」。先行発売されたマイルドハイブリッドモデルに続くかたちで、2021年1月に国内販売がスタートした。
-
3/21「フリースタイルドア」と呼ばれる観音開きのドアは、「MX-30」最大の特徴点。リアドアの内部に補強材を持つことで、側方からの衝突安全性が確保されている。
-
4/21インテリアの基本的なデザインは、マイルドハイブリッドモデルと変わらない。「ハイエストセット」と呼ばれる最上級グレードにはIRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)やスーパーUVカットガラス(フロントドア)がおごられる。
-
5/21「MX-30 EVモデル」の駆動方式はFFのみ。4WD車は設定されていない。
-
マツダ MX-30 の中古車webCG中古車検索
-
6/21重心の低さや加速の力強さだけでなく、その挙動のナチュラルさこそが「MX-30 EVモデル」の走りの長所といえる。
-
7/21「MX-30 EVモデル ハイエストセット」のシートは、クロスと合成皮革のコンビ仕立て。10Wayの電動調節機構やシートヒーターが標準装備される。
-
8/21後席も前席同様、グレーとホワイトのツートンカラーとなる。ほかに、ブラック×ブラウンの組み合わせも選べる。
-
9/21フロントのボンネット下には、進行方向右側(写真左側)に寄せられる形で駆動用モーターが搭載されている。大きな空きスペースは、後に追加予定のレンジエクステンダー用のものか。
-
10/21他社のEVと同様、「MX-30 EVモデル」もフロア下にバッテリーを搭載する。その影響で、最低地上高は内燃機関モデルよりも50mm低い130mmとなっている。
-
11/21右リアフェンダー部に配置される給電口。普通充電用と急速充電用のソケットが1カ所にまとまっている。
-
12/21「MX-30 EVモデル ハイエストセット」には高輝度ダーク塗装が施された18インチアルミホイールが装着される。
-
13/21ダッシュボードの中央には、天地方向に薄い8.8インチのワイドディスプレイが備わる。
-
14/21フローティングデザインのセンターコンソール。空調関係の操作はタッチパネルを介して行う。
-
15/21「MX-30」の内装は、マツダこだわりのコルク材でドレスアップされている。写真はセンターコンソールのカップホルダー。
-
16/21一充電あたりの航続可能距離は、WLTCモードの場合で256km。JC08モードで281kmと公表される。
-
17/21「MX-30 EVモデル」の荷室容量は5人乗車時で366リッターと、マイルドハイブリッドモデルの400リッターよりも1割ほど少ない。今回の試乗車「ハイエストセット」は、さらに少ない341リッターとなる。写真で荷室の右端に見えるバッグには、充電用のケーブル類がおさまる。
-
18/21後席の背もたれを倒して荷室を最大化した状態。背もたれ部分には、やや傾斜が残る。
-
19/21「EVモデル」専用デザインのメーターパネル。燃料計を思わせるデザインのバッテリー残量計やパワーメーターが特徴的。
-
20/21ボディーカラーは全8種類。そのうち3種類は、ルーフとピラー部、ボディー本体で色が異なる3トーンカラー(写真)となっている。単色は5色展開となる。
-
21/21マツダMX-30 EVモデル ハイエストセット

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
マツダ MX-30 の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
メルセデス・ベンツGLE450d 4MATICスポーツ コア(ISG)(4WD/9AT)【試乗記】 2025.10.1 「メルセデス・ベンツGLE」の3リッターディーゼルモデルに、仕様を吟味して価格を抑えた新グレード「GLE450d 4MATICスポーツ コア」が登場。お値段1379万円の“お値打ち仕様”に納得感はあるか? 実車に触れ、他のグレードと比較して考えた。
-
MINIカントリーマンD(FF/7AT)【試乗記】 2025.9.30 大きなボディーと伝統の名称復活に違和感を覚えつつも、モダンで機能的なファミリーカーとしてみればその実力は申し分ない「MINIカントリーマン」。ラインナップでひときわ注目されるディーゼルエンジン搭載モデルに試乗し、人気の秘密を探った。
-
BMW 220dグランクーペMスポーツ(FF/7AT)【試乗記】 2025.9.29 「BMW 2シリーズ グランクーペ」がフルモデルチェンジ。新型を端的に表現するならば「正常進化」がふさわしい。絶妙なボディーサイズはそのままに、最新の装備類によって機能面では大幅なステップアップを果たしている。2リッターディーゼルモデルを試す。
-
ビモータKB4RC(6MT)【レビュー】 2025.9.27 イタリアに居を構えるハンドメイドのバイクメーカー、ビモータ。彼らの手になるネイキッドスポーツが「KB4RC」だ。ミドル級の軽量コンパクトな車体に、リッタークラスのエンジンを積んだ一台は、刺激的な走りと独創の美を併せ持つマシンに仕上がっていた。
-
アウディRS e-tron GTパフォーマンス(4WD)【試乗記】 2025.9.26 大幅な改良を受けた「アウディe-tron GT」のなかでも、とくに高い性能を誇る「RS e-tron GTパフォーマンス」に試乗。アウディとポルシェの合作であるハイパフォーマンスな電気自動車は、さらにアグレッシブに、かつ洗練されたモデルに進化していた。
新着記事
-
NEW
BMW R12 G/S GSスポーツ(6MT)【試乗記】
2025.10.4試乗記ビッグオフのパイオニアであるBMWが世に問うた、フラットツインの新型オフローダー「R12 G/S」。ファンを泣かせるレトロデザインで話題を集める一台だが、いざ走らせれば、オンロードで爽快で、オフロードでは最高に楽しいマシンに仕上がっていた。 -
第848回:全国を巡回中のピンクの「ジープ・ラングラー」 茨城県つくば市でその姿を見た
2025.10.3エディターから一言頭上にアヒルを載せたピンクの「ジープ・ラングラー」が全国を巡る「ピンクラングラーキャラバン 見て、走って、体感しよう!」が2025年12月24日まで開催されている。茨城県つくば市のディーラーにやってきたときの模様をリポートする。 -
ブリヂストンの交通安全啓発イベント「ファミリー交通安全パーク」の会場から
2025.10.3画像・写真ブリヂストンが2025年9月27日、千葉県内のショッピングモールで、交通安全を啓発するイベント「ファミリー交通安全パーク」を開催した。多様な催しでオープン直後からにぎわいをみせた、同イベントの様子を写真で紹介する。 -
「eビターラ」の発表会で技術統括を直撃! スズキが考えるSDVの機能と未来
2025.10.3デイリーコラムスズキ初の量産電気自動車で、SDVの第1号でもある「eビターラ」がいよいよ登場。彼らは、アフォーダブルで「ちょうどいい」ことを是とする「SDVライト」で、どんな機能を実現しようとしているのか? 発表会の会場で、加藤勝弘技術統括に話を聞いた。 -
第847回:走りにも妥協なし ミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」を試す
2025.10.3エディターから一言2025年9月に登場したミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」と「クロスクライメート3スポーツ」。本格的なウインターシーズンを前に、ウエット路面や雪道での走行性能を引き上げたという全天候型タイヤの実力をクローズドコースで試した。 -
思考するドライバー 山野哲也の“目”――スバル・クロストレック プレミアムS:HEV EX編
2025.10.2webCG Movies山野哲也が今回試乗したのは「スバル・クロストレック プレミアムS:HEV EX」。ブランド初となるフルハイブリッド搭載モデルの走りを、スバルをよく知るレーシングドライバーはどう評価するのか?