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2/202021年4月6日に発売された「パサート」のマイナーチェンジモデル。今回は、2リッター直4ディーゼルエンジンが搭載された4ドアセダン「TDIエレガンス アドバンス」に試乗した。
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3/202019年9月に初披露されたフォルクスワーゲンの新エンブレムは、平面的で細くシンプルなデザイン。車名のロゴが車体後部中央に配置されるのも、最新のVW車に共通する外装上の特徴だ。
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4/20「TDI」の2リッター直4ターボエンジンは、従来型と変わらない最高出力190PS/3500-4000rpm、最大トルク400N・m/1900-3300rpmを発生。
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5/20新デザインのLEDテールランプが目を引く「パサート」のリアビュー。外装色は、今回の試乗車で選択されていた「パイライトシルバーメタリック」を含む全4種類の設定となる。
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6/20新デザインのグリルやヘッドランプ、バンパーなどを採用し、フロントフェイスをリニューアル。右左折時の被視認性が向上するという、ダイナミックターンインジケーターも装備されている。
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7/20新デザインのステアリングホイールやタッチ式のエアコン操作パネルなどが採用されたインテリア。従来型でアナログ時計が組み込まれていたダッシュボードのセンター部分には、バックライト付きの車名ロゴとハザードスイッチが新たに配置された。
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8/20「TDIエレガンス アドバンス」グレードの前席は電動調整機能付きで、ヒーターとベンチレーションシステムが内蔵されている。写真のナッパレザー表皮が標準仕様となる。
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9/202790mmというロングホイールベースにより、頭上や足元に余裕を感じる「パサート」の後席。背もたれには、60:40の分割可倒機構およびスキーホールが、リアウィンドウには「電動サンブラインド」が備わっている。
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10/20「パサートTDIエレガンス アドバンス」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4790×1830×1470mm、ホイールベースは2790mm。車重は1560kgとなっている。
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11/20ディーゼルエンジン搭載の「TDI」モデルでは、「DSG」と呼ばれるデュアルクラッチトランスミッション(DCT)が、従来の6段から7段に変更された。
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12/20「パサートTDIエレガンス アドバンス」では、スプリットデザインの10本スポーク18インチアルミホイールが標準装備のアイテムとなる。今回の試乗車には235/45R18サイズの「ピレリ・チントゥラートP7」タイヤが組み合わされていた。
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13/20荷室容量は586リッター。旅行用の大型スーツケースも余裕で積載でき、通常サイズのゴルフバッグなら4個まで積み込めるという。挟み込み防止およびイージーオープン機能付きパワーテールゲートも標準装備されている。
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14/20フロントカメラで対向車や先行車を検知し、ヘッドランプに内蔵された32個のLEDを個別に制御するヘッドライトシステム 「IQ.LIGHT(アイキューライト)」が「パサート」全モデルに標準装備されている。
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15/20ステアリングホイールの左スポーク部分に配置された、同一車線内全車速運転支援システム「トラベルアシスト」の操作スイッチ。ステアリングホイールには静電容量式センサーが採用されており、スポーク部分に軽く手を添えるだけで、同システムの継続的な作動が可能となる。
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16/209.2インチのタッチ式モニターに組み込まれた、常時接続の新世代インフォテインメントシステム「ディスカバープロ」が、「パサートTDIエレガンス アドバンス」に標準装備されている。連携する新オンラインサービスの「ウィーコネクト」で、渋滞や駐車場状況などといったナビゲーション関連のオンラインサービスに加え、スマホで車両ドアの開錠/施錠操作も行える。
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17/20「パサート」のペダル配置。右端は、同一車線内全車速運転支援システム「トラベルアシスト」作動時などにアクセルペダルの操作から解放された右足が置けるようなフットレスト形状になっている。
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18/20「パサートTDIエレガンス アドバンス」のWLTCモード燃費値は16.4km/リッター。今回の試乗では満タン法で17.1km/リッターを記録した。
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19/20フォルクスワーゲン・パサートTDIエレガンス アドバンス
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河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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