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2/182021年1月に導入された「35 TDI」と「40 TDIクワトロ」。日本仕様の「A4/A4アバント」に設定される初のディーゼルモデルである。
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3/18駆動方式については、「35 TDI」はFF、「40 TDI」はフルタイム4WDとの組み合わせとなる。
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4/18「35 TDI/40 TDIクワトロ」ともに、標準仕様の「アドバンスト」とスポーティーな「Sライン」の両方が用意される。今回の試乗者は後者だった。
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5/18最高出力190PS、最大トルク400N・mを発生する「40 TDI」エンジン。「35 TDI」には12Vのマイルドハイブリッドが組み合わされるが、こちらには備わらない。
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6/18「Sライン」に装備されるアルカンターラとレザーのスポーツシート。ヒーターや電動調整機構が標準装備される。
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7/18パワートレインなどの制御の切り替えが可能な「アウディドライブセレクト」。「40 TDIクワトロ」には標準装備されるが、「35 TDI」にはオプションでも用意されない。
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8/18タッチスクリーンが多用される「A6」や「A8」などとは異なり、「A4」では空調などの操作系に、ボタンやダイヤルといった機械式のコントローラーが残されている。
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9/18「A4」シリーズは2019年に本国でマイナーチェンジを受けており、改良モデルはほぼ1年遅れの2020年10月に日本に導入された。
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10/18燃費性能は「35 TDI」が17.1km/リッター、「40 TDIクワトロ」が14.6km/リッターと発表されている(ともにWLTCモード)。
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11/18「Sライン」のタイヤサイズは245/40R18が標準。試乗車にはオプションの245/35R19サイズのタイヤが装着されていた。
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12/18「A4 45 TFSIクワトロSライン」の車重は1610kg。対して「A4アバント40 TDIクワトロSライン」は1700kgである。加えて試乗車には+30kgのサンルーフも装備されていたので、諸元表に見る重量の差は120kgに達していた。
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13/18荷室容量は5人乗車時で495リッター。後席をたためば1495リッターの空間が得られる(VDA計測値)。
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14/18荷物が積めて、燃費もよくて、四駆ならではの走行安定性も備えた「A4アバント40 TDIクワトロ」。移動・運搬のツールとして、最善ともいえる機能性を持つクルマに仕上がっていた。
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15/18アウディA4アバント40 TDIクワトロSライン
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渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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