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2/19オープントップの2+2シータースポーツ「フェラーリ・ポルトフィーノM」は、従来型「ポルトフィーノ」の進化版にあたるモデル。2021年1月14日に国内導入が発表された。日本仕様の車両本体価格は2737万円。
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3/19「ポルトフィーノM」の車体後部。空力特性の見直しにより、リアディフューザーの形状が変更されている。左右振り分け式の4本出しテールパイプが備わるエキゾーストシステムは、リアサイレンサーの廃止やバイパスバルブ制御の見直しなどが行われている。
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4/19グリルやバンパー左右のエアインテーク形状などが変更された「ポルトフィーノM」のフロントフェイス。今回の試乗車は、オプションの「ADASフルパック」に含まれるハイビームアシスト機能内蔵のアダプティブヘッドランプを装着していた。
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5/19センターコンソールに10.25インチサイズの大型ディスプレイを配置。今回試乗した車両の内装は、オプションの「LED付きカーボンファイバードライバーソーン」で、スポーティーな雰囲気に仕上げられていた。
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6/19フロントミドに積まれる3.9リッターV8ツインターボエンジンは最高出力620PS、最大トルク760N・mを発生。最高出力値は従来の「ポルトフィーノ」を20PS上回っている。
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7/19リトラクタブルハードトップを開けた様子。「ポルトフィーノM」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4594×1938×1318mm、ホイールベースは2670mm。
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8/19リトラクタブルハードトップを閉じた様子。スポーティーなクーペと、エレガントなスパイダーの走りを1台で味わえるのが「ポルトフィーノM」の特長といえる。
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9/19トップを開けた際、リトラクタブルハードトップは荷室の上部に収納される(写真)。荷室の最大容量は292リッター。キャビントローリー3つ、もしくはゴルフバッグ1つが収納できるという。
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10/19ステアリングパッド右下にドライビングモードセレクター「マネッティーノ」の切り替えスイッチを配置。既存の「コンフォート」「スポーツ」「ESCオフ」の3種類に加え、新たに「ウエット」と「レース」モードが設定された。
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11/19今回の試乗車で選択されていたセミアニリンレザーのシートは、オプションとなるアイテム。ヒーターやベンチレーションに加え、ネックウオーマー機能も組み込まれている。
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12/19フェラーリ車でおなじみとなるセンターコンソールのブリッジ形状パネルにリバースやオートマチックモード、ローンチコントロールのセレクタースイッチが並ぶ。ルーフの開閉スイッチは、ハザードスイッチ左に位置している。
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13/192分割式のリトラクタブルハードトップは、40km/hまでであれば走行中でもスイッチひとつでトップの開閉操作が行える。開閉はそれぞれ14秒で完了する。
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14/19今回の試乗車には、前245/35ZR20、後ろ285/35ZR20サイズの「ミシュラン・パイロットスポーツ4 S」タイヤが装着されていた。ブレーキキャリパーは、写真のグロッシーブラックを含む全5色から選択できる。
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15/19助手席前のダッシュボードに埋め込まれた7インチサイズの「パッセンジャーディスプレイ」。速度やエンジン回転数、「マネッティーノ」のセッティング状況などが表示されるほか、このパネルを直接タッチして助手席側からオーディオやカーナビの一部操作も行える。
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16/19ACCやオンボードディスプレイの操作スイッチをダッシュボード左に配置。ACCは自動緊急ブレーキやサラウンドビューカメラ、ハイビームアシスト、ブラインドスポットディテクションなどとともに「ADASフルパック」に含まれるオプション。
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17/19リトラクタブルハードトップを開けると、しなやかな走りが味わえる。いなしが効いたその乗り心地は、エレガンスを売りにする「ローマ」より上質だと感じる場面もあった。
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18/19フェラーリ・ポルトフィーノM
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渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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