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2/192021年1月27日に、プジョーのコンパクトSUV「3008」の改良モデルが上陸。今回はPHEVにして4WDの「GTハイブリッド4」に試乗した。
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3/19「3008 GTハイブリッド4」は、1.6リッター直4ガソリンターボエンジンに、前後1基ずつのモーターを組み合わせたブラグインハイブリッドシステムを搭載。
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4/19ステアリングホイールの上から見るようにデジタルメーターを配置した特徴的な「iコックピット」を採用。インテリアの造形は、基本的にエンジン車と変わらない。
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5/19「3008 GTハイブリッド4」のボディーサイズは、全長×全幅×全高=4450×1840×1630mm、ホイールベース=2675mm。パノラミックガラスルーフ装着車の車重は1880kgと発表されている。
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6/19リアサスペンションは、他の「3008」が半独立式トーションビームであるのに対して、「GTハイブリッド4」では独立式マルチリンクが採用されている。
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7/19ダッシュボードの最上部に組み込まれた、12.3インチサイズのデジタルメータークラスター。駆動や回生ブレーキの作動状況を表示する「エナジーモード」も選択できる。
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8/19「3008 GTハイブリッド4」の荷室容量は520リッター。後席の背もたれを前方に倒すことで荷室を拡大できるが、床面に傾斜が残り完全にフラットにはならない。
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9/19今回の試乗車は、標準装備の「デトロイト」と呼ばれる18インチホイールに、225/55R18サイズの「ミシュラン・プライマシー4」が組み合わされていた。
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10/19フロントグリルやヘッドランプなどのデザイン変更により、スポーティーな印象となったマイナーチェンジモデル。「3008 GTハイブリッド4」には、コーナリングランプ内蔵のフルLEDヘッドランプが標準装備される。
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11/191.6リッター直4ターボエンジンは最高出力200PS、最大トルク300N・mを発生。フロント用のモーターはエンジンとトランスミッションの間にレイアウトされている。
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12/19駆動用バッテリーは普通充電のみに対応。給電用ポートがボディー左後部に設置されている。満充電までに200Vの3kWで5時間、200Vの6kWで2.5時間を要する。
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13/19荷室床面に後輪駆動システム関連機器が収められているため、ガソリンエンジン車などにあるサブトランクは設置されていない。
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14/19シフトセレクターの左側に「ハイブリッド/エレクトリック/4WD/スポーツ」の4つのモードを切り替えられる、「ハイブリッド4ドライブモードセレクター」スイッチを配置。
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15/19「3008 GTハイブリッド4」のシート表皮は、外装色にかかわらず写真のテップレザーとアルカンターラ(グレー)の組み合わせがスタンダード仕様となる。前席にはヒーター機能も内蔵されている。
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16/19前席と同じテップレザーとアルカンターラ(グレー)の表皮が採用される後席。背もたれには60:40の分割可倒機構とスキーホールが備わっている。
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17/19今回試乗した車両の外装色は、ブラックダイヤモンドルーフとオプションの「ヴァーティゴブルー」のコンビネーション。これを含め「3008 GTハイブリッド4」には全5種類のボディーカラーが設定されている。
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18/19プジョー3008 GTハイブリッド4
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渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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