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2/19新世代ジャガーのブランドイメージをけん引してきた2シータースポーツカー「Fタイプ」。外装をリニューアルしたマイナーチェンジモデルが、2020年1月に導入された。
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3/19今回の試乗車はシリーズのフラッグシップモデル「FタイプR クーペ」で、車両本体価格は1590万円。ジャガーは2025年からピュアEVブランドへと生まれ変わることをすでに宣言しており、純エンジン搭載車の生産終了まで残された時間はわずかとなる。
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4/19「FタイプR クーペ」のフロントに搭載される最高出力575PS/6500rpm、最大トルク700N・m/3500rpmを発生する5リッターV8スーパーチャージドエンジン。駆動方式はAWDのみの設定となる。
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5/19リアコンビランプは、新デザインの「LEDシケインシグネチャーライト」に変更された。「FタイプR クーペ」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4470×1925×1315mm、ホイールベースは2620mm。
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6/19ロングノーズ・ショートデッキのフォルムが特徴的な「Fタイプ」のサイドビュー。今回の試乗車は、オプションの外装色「SVOウルトラメタリックペイント ソレントイエロー」をまとっていた。
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7/19「FタイプR クーペ」のコックピット。ダッシュボードからドアまでを一体化したような包まれ感のある個性的なデザインや、エンジンの始動と同時にせり上がってくるエアコンの吹き出し口などの装備は、デビュー当初から変わっていない。
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8/19マイナーチェンジで標準装備された「インタラクティブドライバーディスプレイ」。鮮明な12.3インチの液晶パネルを用いている。写真は「ダイナミック」モード選択時の様子。
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9/19荷室容量は、ウエット計測方式で509リッター。「FタイプR クーペ」には、他グレードでオプションとなるパワーテールゲートが標準装備されている。
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10/19イエローのブレーキキャリパーやフロントが398mm径、リアが380mm径のカーボンセラミックディスク、20インチの「スタイル1041」10スポークデザインホイールなどは、155万8000円の「カーボンセラミックブレーキパック」に含まれるオプションアイテム。
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11/19シフトパネルにドライブモードセレクタースイッチや「アクティブスポーツエキゾースト」のスイッチを配置。ドライブモードは「スポーツ」「ダイナミック」「雨/氷/雪」の3種類から選択できる。
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12/19「R」のロゴが入れられた4本出しのエキゾーストフィニッシャーは、「FタイプR クーペ」の専用アイテム。「ダイナミック」モード選択時や「アクティブスポーツエキゾースト」スイッチの操作時に電子制御式のバルブが開き、乾いた大ボリュームのV8サウンドを響かせる。
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13/19今回のマイナーチェンジでデザインが変更されたフロントボンネットは、往年の「Eタイプ」などと同じく前ヒンジで開く、いわゆる逆アリゲーター式を継承している。
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14/19従来型で縦長だったヘッドランプはシャープな横長デザインに変更。ジャガーはヘッドランプに内蔵されるデイタイムランニングランプの形状を「Jブレード」デザインと呼んでいる。今回の試乗車には、前265/35ZR20 、後ろ305/30ZR20サイズの「ピレリPゼロ」タイヤが装着されていた。
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15/19「FタイプR クーペ」のインテリアは、「Rインテリア」と呼ばれるスポーティーな仕立てになっている。試乗車の内装色は「エボニー/エボニー」で、上質なウインザーレザーのパフォーマンスシートが標準装備されている。
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16/19試乗車に搭載されていたクラスDの13チャンネルDDSPアンプに、2つのサブウーハーを含む12スピーカーを組み合わせた総出力770Wの「MERIDIANサラウンドサウンドシステム」は、37万9000円のオプションアイテム。
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17/19最高出力575PSの5リッターV8スーパーチャージドエンジンは、車重1670kgの「FタイプR クーペ」を、0-100km/h加速3.7秒、最高速度300km/hの世界へといざなう。
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18/19ジャガーFタイプR クーペ
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サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
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