-
1/16
-
2/16「BMW S1000R」は、サーキットでも活躍するスーパースポーツと主要コンポーネンツを共有する、高性能なネイキッドスポーツモデルだ。今回紹介する2021年モデルは、2021年5月に日本に導入された。
-
3/16車両の状態を知らせる6.5インチTFT液晶ディスプレイ。車速やエンジン回転数はもちろん、バンク角や減速度、ラップタイム、トラクションコントロールの作動状況なども表示できる。
-
4/16液晶ディスプレイや電子制御サスペンション、ライディングモードセレクターなどの操作は、左側のスイッチボックスと、グリップの基部に備わるリング型のコントローラーで操作する。
-
5/16現行型「S1000RR」をベースとした車体は、従来型よりエンジンに大きな負荷支持機能を持たせることで、フレームのスリム化を実現。車両重量は199kg(DIN空車時)で、カーボンホイールを含む「Mパッケージ」を採用すると194kgに軽減できる。
-
BMW の中古車webCG中古車検索
-
6/16シート高は830mmが標準で、810mmのローシートも用意される。
-
7/16エンジンはベースである「S1000RR」のユニットより5kgの軽量化を果たしているほか、より中回転域でのトルクを強化。トランスミッションは4~6速をロングレシオ化することで、ストリートでの快適性を高めている。
-
8/16標準仕様の「S1000R」に装備されるライディングモードセレクターの走行モードは「レイン」「ロード」「ダイナミック」の3種類。オプションの「プレミアムライン」を選択すると、より細かな設定が可能な「ライディングモードプロ」が装備される。
-
9/16足まわりには、アルミのフレックスフレームとつり下げ式スイングアームを用いた新開発の軽量サスペンションを採用。アームにストラットを直接連結することで、レスポンスの向上を図っている。
-
10/16「DDC」(電子制御サスペンション)は「プレミアムライン」に含まれるオプション装備。走行モードとは別に減衰特性の切り替えが可能だ。
-
11/16「ギアシフトアシスタントプロ」と呼ばれるクイックシフターは、シフトアップ/ダウンの両方で利用可能。これもセットオプションの「プレミアムライン」に含まれる。
-
12/16ブレーキは前がφ320mmのダブルディスクと4ピストンキャリパーの、後ろがφ220mmのディスクとシングルピストンキャリパーの組み合わせ。バンクしながらブレーキをかける際などの安全性を高める「ABS Pro」が装備される。
-
13/16マフラーにはアクラポヴィッチ製のチタニウムスポーツサイレンサーを採用。軽量化とスポーティーなサウンドを実現している。
-
14/16新しくなった「S1000R」は、幅広いシーンでライディングを楽しめる、高性能でありながらも懐の深いモデルに仕上がっていた。
-
15/16BMW S1000R
-
16/16

後藤 武
ライター/エディター。航空誌『シュナイダー』や二輪専門誌『CLUBMAN』『2ストマガジン』などの編集長を経てフリーランスに。エアロバティックスパイロットだった経験を生かしてエアレースの解説なども担当。二輪旧車、V8、複葉機をこよなく愛す。
BMW の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】 2025.12.17 「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。
-
スバル・クロストレック ツーリング ウィルダネスエディション(4WD/CVT)【試乗記】 2025.12.16 これは、“本気仕様”の日本導入を前にした、観測気球なのか? スバルが数量限定・期間限定で販売した「クロストレック ウィルダネスエディション」に試乗。その強烈なアピアランスと、存外にスマートな走りをリポートする。
-
日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション/ルークスX【試乗記】 2025.12.15 フルモデルチェンジで4代目に進化した日産の軽自動車「ルークス」に試乗。「かどまる四角」をモチーフとしたエクステリアデザインや、リビングルームのような心地よさをうたうインテリアの仕上がり、そして姉妹車「三菱デリカミニ」との違いを確かめた。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2025.12.13 「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。
-
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】 2025.12.12 「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。
新着記事
-
NEW
ホンダ・プレリュード(後編)
2025.12.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「ホンダ・プレリュード」に試乗。前編ではパワートレインの制御を絶賛した山野だが、シャシーやハンドリング性能はどう見ているのだろうか。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
フォルクスワーゲンTロックTDI 4MOTION Rライン ブラックスタイル(4WD/7AT)【試乗記】
2025.12.20試乗記冬の九州・宮崎で、アップデートされた最新世代のディーゼルターボエンジン「2.0 TDI」を積む「フォルクスワーゲンTロック」に試乗。混雑する市街地やアップダウンの激しい海沿いのワインディングロード、そして高速道路まで、南国の地を巡った走りの印象と燃費を報告する。 -
失敗できない新型「CX-5」 勝手な心配を全部聞き尽くす!(後編)
2025.12.20小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ小沢コージによる新型「マツダCX-5」の開発主査へのインタビュー(後編)。賛否両論のタッチ操作主体のインストゥルメントパネルや気になる価格、「CX-60」との微妙な関係について鋭く切り込みました。 -
フェラーリ・アマルフィ(FR/8AT)【海外試乗記】
2025.12.19試乗記フェラーリが「グランドツアラーを進化させたスポーツカー」とアピールする、新型FRモデル「アマルフィ」。見た目は先代にあたる「ローマ」とよく似ているが、肝心の中身はどうか? ポルトガルでの初乗りの印象を報告する。 -
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ911カレラT編
2025.12.19webCG Movies「ピュアなドライビングプレジャーが味わえる」とうたわれる「ポルシェ911カレラT」。ワインディングロードで試乗したレーシングドライバー谷口信輝さんは、その走りに何を感じたのか? 動画でリポートします。 -
ディーゼルは本当になくすんですか? 「CX-60」とかぶりませんか? 新型「CX-5」にまつわる疑問を全部聞く!(前編)
2025.12.19小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ「CX-60」に後を任せてフェードアウトが既定路線だったのかは分からないが、ともかく「マツダCX-5」の新型が登場した。ディーゼルなしで大丈夫? CX-60とかぶらない? などの疑問を、小沢コージが開発スタッフにズケズケとぶつけてきました。
注目の記事
-
フルモデルチェンジで全方位に進化した人気のコンパクトカー「MINIクーパー5ドア」の魅力に迫る。 特集 -
品質の高さと確かな保証でカーライフに寄り添う「レクサス認定中古車CPO」。その魅力を探る。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングS1000R






























