-
1/13今日に続く、“ファーストカーとしても使えるコンパクト”の先駆けとなった「ホンダ・フィット」。現行モデルのデビューはライバルより早く、2020年2月である。
-
2/13日産のBセグメントコンパクト「ノート」。現行型は3代目のモデルで、“小さなワゴン”という趣だった初代、2代目とは異なり、コンベンショナルなハッチバックスタイルで登場した。
-
3/13ハイブリッド専用コンパクトとして2011年に登場した「トヨタ・アクア」。初代は「プリウスc」として海外展開もされたが、2代目については、現状は国内専売モデルとなっている。
-
4/13キャラクターの異なる豊富なグレードを取りそろえる「フィット」。写真はアクティブなイメージの「ネス」(左)と上質さを追求した「リュクス」(右)。
-
5/13パワーユニットには1.3リッターガソリンエンジン(写真)と、1.5リッターエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを設定。純エンジン車は155万7600円からという手ごろな価格が魅力だ。
-
トヨタ アクア の中古車webCG中古車検索
-
6/13シートアレンジでは、後席の座面にチップアップ機構が備わっているのがライバルとの違い。初代から受け継がれる「フィット」の特徴で、これも燃料タンクを前席の下に配する「センタータンクレイアウト」のなせる業だ。
-
7/13現行「日産ノート」の特徴といえば、スポーティーな走りの味つけだ。4WDモデルは最高出力68PSというパワフルなモーターをリアに積んでおり、ちょっとしたスポーツ4WD車としてのキャラクターが与えられている。
-
8/13インテリアの上質さは競合車種に比肩するもので、また装備も充実している。価格は最もベーシックなグレードで202万9500円と、ライバルよりちょっとお高めだ。
-
9/13オーテックジャパンが手がけるカスタマイズモデルも含めると、ラインナップは非常に豊富。よりスポーティーな「ノート オーラ」や「ノート オーラNISMO」(写真)、独自の上質さを追求した「オーテック」、SUVスタイルの「オーテック クロスオーバー」などが存在する。
-
10/13「トヨタ・アクア」は、すべての仕様で30km/リッターを超える良好な燃費性能を実現。“しり上がり”のガラスエリアに、後ろに行くにつれて下降するルーフラインなど、エクステリアはかなりスタイリッシュだ。
-
11/13最上級グレード「Z」のインテリア。ダッシュボードなど各所にソフトパッドが採用されている。
-
12/13車内には大人4人が快適に乗車できる空間を確保。ショルダーラインがキックアップしていることもあり、ライバルと比べて後席はやや“包まれ感”が強い。
-
13/13同じユーティリティー系コンパクトでありながら、異なるキャラクターを持ち合わせていたトヨタ、ホンダ、日産の3モデル。こうしたコンパクトカーを求める向きには、ぜひ自分の用途や好みに合った一台を選んでほしい。

渡辺 陽一郎
1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年間務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向した。「読者の皆さまにけがを負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。特にクルマには、交通事故を発生させる甚大な欠点がある。今はボディーが大きく、後方視界の悪い車種も増えており、必ずしも安全性が向上したとは限らない。常にメーカーや行政と対峙(たいじ)する心を忘れず、お客さまの不利益になることは、迅速かつ正確に報道せねばならない。 従って執筆の対象も、試乗記をはじめとする車両の紹介、メカニズムや装備の解説、価格やグレード構成、買い得な車種やグレードの見分け方、リセールバリュー、値引き、保険、税金、取り締まりなど、カーライフに関する全般の事柄に及ぶ。クルマ好きの視点から、ヒストリー関連の執筆も手がけている。
トヨタ アクア の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
航続距離は702km! 新型「日産リーフ」はBYDやテスラに追いついたと言えるのか?NEW 2025.10.10 満を持して登場した新型「日産リーフ」。3代目となるこの電気自動車(BEV)は、BYDやテスラに追いつき、追い越す存在となったと言えるのか? 電費や航続距離といった性能や、投入されている技術を参考に、競争厳しいBEVマーケットでの新型リーフの競争力を考えた。
-
新型「ホンダ・プレリュード」の半額以下で楽しめる2ドアクーペ5選 2025.10.9 24年ぶりに登場した新型「ホンダ・プレリュード」に興味はあるが、さすがに600万円を超える新車価格とくれば、おいそれと手は出せない。そこで注目したいのがプレリュードの半額で楽しめる中古車。手ごろな2ドアクーペを5モデル紹介する。
-
ハンドメイドでコツコツと 「Gクラス」はかくしてつくられる 2025.10.8 「メルセデス・ベンツGクラス」の生産を手がけるマグナ・シュタイヤーの工場を見学。Gクラスといえば、いまだに生産工程の多くが手作業なことで知られるが、それはなぜだろうか。“孤高のオフローダー”には、なにか人の手でしかなしえない特殊な技術が使われているのだろうか。
-
いでよ新型「三菱パジェロ」! 期待高まる5代目の実像に迫る 2025.10.6 NHKなどの一部報道によれば、三菱自動車は2026年12月に新型「パジェロ」を出すという。うわさがうわさでなくなりつつある今、どんなクルマになると予想できるか? 三菱、そしてパジェロに詳しい工藤貴宏が熱く語る。
-
「eビターラ」の発表会で技術統括を直撃! スズキが考えるSDVの機能と未来 2025.10.3 スズキ初の量産電気自動車で、SDVの第1号でもある「eビターラ」がいよいよ登場。彼らは、アフォーダブルで「ちょうどいい」ことを是とする「SDVライト」で、どんな機能を実現しようとしているのか? 発表会の会場で、加藤勝弘技術統括に話を聞いた。
新着記事
-
NEW
航続距離は702km! 新型「日産リーフ」はBYDやテスラに追いついたと言えるのか?
2025.10.10デイリーコラム満を持して登場した新型「日産リーフ」。3代目となるこの電気自動車(BEV)は、BYDやテスラに追いつき、追い越す存在となったと言えるのか? 電費や航続距離といった性能や、投入されている技術を参考に、競争厳しいBEVマーケットでの新型リーフの競争力を考えた。 -
NEW
ホンダ・アコードe:HEV Honda SENSING 360+(FF)【試乗記】
2025.10.10試乗記今や貴重な4ドアセダン「ホンダ・アコード」に、より高度な運転支援機能を備えた「Honda SENSING 360+」の搭載車が登場。注目のハンズオフ走行機能や車線変更支援機能の使用感はどのようなものか? 実際に公道で使って確かめた。 -
新型「ホンダ・プレリュード」の半額以下で楽しめる2ドアクーペ5選
2025.10.9デイリーコラム24年ぶりに登場した新型「ホンダ・プレリュード」に興味はあるが、さすがに600万円を超える新車価格とくれば、おいそれと手は出せない。そこで注目したいのがプレリュードの半額で楽しめる中古車。手ごろな2ドアクーペを5モデル紹介する。 -
BMW M2(前編)
2025.10.9谷口信輝の新車試乗縦置きの6気筒エンジンに、FRの駆動方式。運転好きならグッとくる高性能クーペ「BMW M2」にさらなる改良が加えられた。その走りを、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? -
ホンダ・プレリュード(FF)【試乗記】
2025.10.9試乗記24年ぶりに復活したホンダの2ドアクーペ「プレリュード」。6代目となる新型のターゲットは、ズバリ1980年代にプレリュードが巻き起こしたデートカーブームをリアルタイムで体験し、記憶している世代である。そんな筆者が公道での走りを報告する。 -
第931回:幻ですカー 主要ブランド製なのにめったに見ないあのクルマ
2025.10.9マッキナ あらモーダ!確かにラインナップされているはずなのに、路上でほとんど見かけない! そんな不思議な「幻ですカー」を、イタリア在住の大矢アキオ氏が紹介。幻のクルマが誕生する背景を考察しつつ、人気車種にはない風情に思いをはせた。