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2/28「アウトランダーPHEV」の登場は2012年12月のこと(発売は翌年1月)。新型にはガソリン車の設定がなく、差別化の必要がなくなったためか、正式な車名は単に「アウトランダー」となった。
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3/28内装はインストゥルメントパネルまわり、ドアまわりともに従来型から大幅に質感を向上。各所にステッチ入りのソフトパッドが用いられている。
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4/28メーターに代えて装備される12.3インチのフル液晶ディスプレイ。表示デザインには、2眼メーターを模したクラシックなものに加え、写真の「エンハンスモード」も用意。
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5/28グレードは下から「M」「G」「P」(写真)の3種類。内外装の仕様や快適装備の充実度、シートレイアウトなどに違いはあるが、パワートレインやドライブトレイン、予防安全・運転支援システムに大きな差異はない。
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6/28車両の基本的なつくりは、ルノー・日産・三菱アライアンスで共用する新型プラットフォームに、三菱独自の2モーター+1ジェネレーター式のプラグインハイブリッドシステムを搭載したものだ。
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7/28パワートレインの基本はシリーズハイブリッドで、エンジンは通常は発電に専念。状況に応じて、エンジンとモーターの両方でタイヤを駆動するパラレルハイブリッドモードとなる。
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8/28空調のダイヤルやドライブモードセレクターは、側面にダイヤモンドカットを入れて質感を向上。シフトセレクターは操作後にセンターに位置が戻るジョイスティックタイプとなっている。
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9/28電動パワートレインの制御には、“お任せモード”の「NORMAL」、バッテリーの電気のみで走る「EV」、バッテリー残量を維持して走る「SAVE」、バッテリー残量を回復しながら走る「CHARGE」の4種類が用意される。
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10/28予防安全・運転支援システムの強化も図られており、新たにブレーキ制御を用いた車線逸脱予防機能や、後側方衝突防止支援機能、前進・後退の両方に対応した踏み間違い衝突防止アシスト機能などが追加された。
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11/28運転席については、より適切なドライビングポジションがとれるようステリングやシートの調整幅を拡大。Aピラーやドアミラーの形状を工夫することで、良好な視界も実現している。
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12/281列目シートと2列目シートのタンデムディスタンス(ヒップポイント間の距離)は903mmで、三菱いわく「2列目シートはクラストップレベルの足元スペースを実現している」という。
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13/283列目シートは「G」「P」の2グレードに用意(Gでは2列5人乗り仕様も選択可能)。ヘッドレストと座面をたたみ、シート全体を回転させて足元スペースに落とし込むと、床面のフラットな荷室空間に早変わりする。
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14/28操舵機構には、アシスト用のモーターをコラムではなくギアボックス側に配したデュアルピニオンタイプの電動パワーステアリングを採用。操舵フィールの改善を図っている。
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15/28サスペンションは乗り心地を重視した設定のようで、前後ともに従来より径の大きなスタビライザーを装備しているものの、高速コーナーではやや大きめのロールが発生する。
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16/28タイヤサイズはエントリーグレードの「M」のみ235/60R18で、その他のグレードはいずれも255/45R20となっている。試乗車はブリヂストンのSUV用エコタイヤ(オールシーズンタイヤ)を装着していた。
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17/28新型「アウトランダー」では、ホイールハウスに沿って施された凹断面のラインと、黒いホイールアーチモールでタイヤの存在感を強調。大型化したボディーに負けない、腰下の“強さ”をアピールしている。
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18/2820インチホイールと45偏平のエコタイヤの採用は、マーケットの要望を考慮した結果と思われるが、新型「アウトランダー」の運動性能を思うと、もう少し走行安定性を重視した仕様にしてほしい。
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19/28新型「アウトランダー」は総電圧350V、総電力量20kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。新たな冷却システムの採用により、バッテリー性能の安定化も実現している。
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20/28センターコンソールに備わる「イノベーティブペダルオペレーションモード」のスイッチ(左)。このモードでは回生ブレーキが強まり、ほとんどのシーンにおける加減速をアクセルペダルだけで操作できるようになる。ただし停車までは行われず、車両を停止させるにはブレーキを踏む必要がある。
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21/28ダイヤル式のドライブモードセレクター。さまざまな使い方が想定されるSUVだけに、「NORMAL」「ECO」「POWER」「TARMAC」「GRAVEL」「SNOW」「MUD」と、実に7種類もの走行モードが用意される。
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22/28豊富に用意されるオフロード向けの走行モードに加え、悪条件下でのドライブアシスト機能として、下り坂で自動で低速走行する「ヒルディセントコントロール」も搭載されている。
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23/28「S-AWC」は2モーター4WDやブレーキベクタリング機能などを組み合わせた姿勢制御システムで、優れたトラクション性能と高い旋回性、走行安定性を実現する。
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24/28ディスプレイに表示される「S-AWC」の作動状態。新型「アウトランダー」では、従来型では前輪のみに備わっていたブレーキベクタリング機能を後輪にも追加。滑りやすい路面でも、より高い効果を発揮できるようになった。
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25/28インフォテインメントシステムとしは、9インチのスマートフォン連携ナビゲーションが全車に標準装備される。
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26/283列目シートは「G」「P」の2グレードに用意(Gでは2列5人乗り仕様も選択可能)。ヘッドレストと座面をたたみ、シート全体を荷室側に回転させて背面のフロアボードを開くと、床面のフラットな荷室空間に早変わりする。
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27/28従来型からあらゆる箇所が刷新された新型「アウトランダー」。日本では2021年12月16日に発売される。
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28/28三菱アウトランダーP 7人乗り プロトタイプ

山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
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