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2/42導入から12年を経て、モデルライフもいよいよ最終盤となった現行型「ルノー・カングー」。今回の試乗車は“最後の限定モデル”として2021年7月に発売された「リミテッド ディーゼルMT」だ。
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3/42外観では商用版を思わせる黒い前後バンパーやスチールホイールが特徴。フロントのLEDデイタイムランプも、他のモデルにはない同車の特徴だ。
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4/42外観同様、カドのない柔らかな意匠が特徴的なインストゥルメントパネルまわり。前後席ともにオーバーヘッドコンソールが設けられるなど、車内の収納は充実していた。
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5/42試乗車の「グリ・アーバン」を含め、6色のボディーカラーが用意された「リミテッド ディーゼルMT」。販売は400台限定で、発表直後に完売となった。
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6/42足もとはスチールホイールだけでなく、センターキャップもナットもブラックで統一するというこだわりようだ。
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7/42モノトーンのファブリックシートはシンプルな造形だが、座り心地は抜群。何時間でも運転できそうなくらい、ドライバーに疲労を感じさせない。
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8/42助手席は可倒機構付きで、後席も倒せば長尺物の積載も可能。操作は簡単で、ヘッドレストを外すといった手間も不要である。
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9/42リアシートは3座独立式。広さは申し分ないものの座席がやや小ぶりで、背もたれ(リクライニング機能なし)もいささか角度が倒れ気味だった。
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10/42「リミテッド ディーゼルMT」という車名にも表れている通り、パワーユニットにはディーゼルエンジンと6段MTを採用。燃費は19.0km/リッターと公称されている(WLTCモード)。
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11/42最高出力116PS、最大トルク260N・mを発生する「K9K」型1.5リッターディーゼルターボエンジン。尿素SCRとディーゼルパティキュレートフィルターにより、排ガスの浄化を図っている。
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12/426段MTはシフトノブ、クラッチペダルともに操作性良好。エンジンとのマッチングも秀逸で、楽に回転合わせできる。
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13/42“使いで”のある広くて四角いラゲッジスペース。「これをどう使おう?」と想像力をかき立てられるところも、「カングー」の魅力なのだ。
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14/42現行型「カングー」も、導入当初は「こんなに巨大になって、初代ほどの人気は出ないのでは?」と懸念する声があったが、結果的に輸入車屈指の人気モデルとなった。3代目となる新型にも、ぜひ期待したい。
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渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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