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2/23フェラーリのFR・V12モデル「812シリーズ」のハイパフォーマンスバージョンにあたる「812コンペティツィオーネ」。オープントップモデルの「812コンペティツィオーネA」も用意される。
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3/23インテリアの造形は基本的に「812スーパーファスト」と共通。メッキ装飾が施されたシフトセレクターの意匠は、往年のフェラーリ車のシフトゲートをモチーフにしたものだ。
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4/23リアまわりでは、空力性能向上のためにウィンドウを廃止し、代わりにエアロデバイスを設けたアルミ製のカウルを装着。フェラーリによると「リアウィンドウを完全に封鎖したプロダクションカーはこれが初」とのことだ。
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5/23高出力・高回転化が図られた6.5リッターV12自然吸気エンジン。エンジン本体に加え、冷却システムやオイル循環システムもつくり直された。
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6/23リアの隅に追いやられた、縦長の四角いマフラー。限られた車幅のなかでディフューザーに極力スペースを譲ることと、排気によって発生する渦(うず)により、ディフューザーを通る空気の流速を高める効果を狙ったものだ。
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7/23動力性能については、0-100km/h加速が2.85秒、0-200km/h加速が7.5秒、最高速が340km/hと公称されている。
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8/23少量生産の特殊なモデルを除くと、「812コンペティツィオーネ」はパワーユニットとして自然吸気のV12エンジン“だけ”を搭載する、最後のフェラーリとなりそうだ。
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9/23車両が巻き上げる水しぶきに注目。筆者の試乗は、サーキット走行には不向きな雨のもとで行われた。
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10/23空力性能の向上や冷却性の改善のため、各部のデザインも大きく変更。フロントグリルは大型化され、左右にはホイールハウスへ空気を導くダクトが設けられた。またフロントディフューザーには、250km/hを超えると開く可動式のエアロシステムが設けられている。
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11/23リアまわりでは、左右いっぱいに拡大されたディフューザーが特徴。排気との相乗効果も加味すると、従来型のリアディフューザーより35%高いダウンフォースを実現している。
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12/23ボンネットの“ブレード”周辺には、エンジンルームの排熱を逃がすダクトを設置。車体底部の排熱口の小型化とも相まって、フロントまわりの空力特性は大幅に改善した。
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13/23「812コンペティツィオーネ」には、フェラーリ初となるカーボンホイールや同車専用設計のハイグリップタイヤ「ミシュラン・カップ2R」なども用意されているが、試乗車にはそのどちらも装備されていなかった。
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14/23リアカウルには左右3対のボルテックスジェネレーターを設置。リアに発生するダウンフォースの増強と、リアアクスルにかかる圧力の最適化を図っている。
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15/23他の最新のフェラーリと同様、「マネッティーノ」のコントローラーや可変ダンパーのスイッチなどは、ステアリングホイールに配置。そこから手を離さずに操作が可能となっている。
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16/23サイドビューではリアタイヤ後方に施された3本のスリットも「812スーパーファスト」との違い。これも空力デバイスで、ホイールハウスから出る空気を上へそらす効果がある。
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17/23電子制御デバイスとしては、左右後輪を個別に制御する新採用の後輪操舵や、リアデファレンシャル、磁性流体ダンパー、パワーステアリングなどを統合制御する「サイドスリップコントロール7.0」を採用。パフォーマンスの向上を図っている。
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18/23外装パーツにおけるカーボンファーバーの採用や、パワートレイン/ドライブトレインに使われる素材の置換などを通して、軽量化も追求。総重量は「812スーパーファスト」より38kg軽減されている。
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19/23販売台数は「812コンペティツィオーネ」が999台、「812コンペティツィオーネA」が599台の限定。ともに、すでに完売となっている。
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20/23フェラーリ812コンペティツィオーネ
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西川 淳
永遠のスーパーカー少年を自負する、京都在住の自動車ライター。精密機械工学部出身で、産業から経済、歴史、文化、工学まで俯瞰(ふかん)して自動車を眺めることを理想とする。得意なジャンルは、高額車やスポーツカー、輸入車、クラシックカーといった趣味の領域。
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