-
1/19
-
2/192020年11月20日に日本導入が発表された「ランボルギーニ・ウラカンSTO」。車名のSTOは「Super Trofeo Omologata」の略で、ワンメイクレースマシン「ウラカン スーパートロフェオ」の公道走行が認可されたバージョンを意味するという。
-
3/19「ウラカンSTO」では、バンパーとボンネット、フェンダーを一体化した「Cofango(コファンゴ)」と呼ばれる前ヒンジで大きく開く、カーボン製のフロントセクションが採用されている。
-
4/19「ウラカンSTO」のリアエンジンフード。ワンメイクレースマシン「ウラカン スーパートロフェオ」をモチーフとした、エアインテークとシャークフィンが備わっている。
-
5/19ボディーサイズは全長×全幅×全高=4547×1945×1220mm、ホイールベースは2620mm。「ウラカンEVO RWD」の車重(乾燥重量)が1389kgであるのに対して、「ウラカンSTO」は1339kgに抑えられている。
-
ランボルギーニ ウラカン の中古車webCG中古車検索
-
6/19前ヒンジで開くフロントボンネット「コファンゴ」は、1966年に発表された「ミウラ」をモチーフにデザイン。空力性能の向上と軽量化を両立するとアナウンスされている。
-
7/19フロントボンネットの内部。フロントのラゲッジルームは廃止され、代わりにボディー下部からボンネット上部へとエアを流すダクトが組み込まれている。
-
8/192段の翼面で構成されるカーボンファイバー製の大型リアウイング。ドライバーの運転スタイルや走行ステージによって任意にセッティングを変更できる、3段階の手動調整機能が備わっている。
-
9/19左右に振り分けられた上方排気のテールパイプフィニッシャーを採用。リアガーニッシュのパーフォレーテッドメタルパネルに「STO」の文字をモチーフとしたデザインが採用されている。
-
10/19ボディーパネルは75%以上がカーボンファイバー製。ウインドスクリーンは「ウラカン」の軽量ハイパフォーマンスモデル「ペルフォルマンテ」よりも20%軽く仕上げられているという。
-
11/19インストゥルメントパネルのデザインは「ウラカンEVO」に準じているが、ドアパネルやセンターコンソールなどがカーボン製に、インナードアオープナーがストラップ式になるなど、軽量化策が施されている。
-
12/19アルカンターラ表皮で仕立てられたカーボンシェルの「スポーツシート」は、82万8520円のオプションアイテム。
-
13/19「ウラカンSTO」には専用開発の「ブリヂストン・ポテンザ スポーツ」タイヤが装着される。サイズはフロントが245/30R20、リアが305/30R20。ランボルギーニの市販車両で初めてピレリ以外のタイヤが採用された。
-
14/19エアインテークとシャークフィンが配置される、カーボンファイバー製のリアフードを外した様子。写真右側が車体前方にあたる。脱着には専用の工具が必要となる。
-
15/19ステアリングホイール下部のスイッチで切り替えるドライビングモード「ANIMA」は、STO専用に新開発された。通常走行用の「STO」、サーキット向きの「Trofeo」、ウエット路面用の「Pioggia」という3つのモードを用意している。
-
16/19リアミドに搭載される5.2リッターのV10自然吸気エンジンは、最高出力640PS/8000rpm、最大トルク565N・m/6500rpmを発生。7段DCTが組み合わされている。
-
17/19MR方式を採用する「ウラカンSTO」のパワーウェイトレシオは2.09kg/PS。パフォーマンスについては0-100km/h加速タイムが3.0秒、0-200km/h加速タイムが9.0秒、最高速度が310km/hに達すると発表されている。
-
18/19ランボルギーニ・ウラカンSTO
-
19/19

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
ランボルギーニ ウラカン の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
トヨタ・カローラ クロスZ(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.10 「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジモデルが登場。一目で分かるのはデザイン変更だが、真に注目すべきはその乗り味の進化だ。特に初期型オーナーは「まさかここまで」と驚くに違いない。最上級グレード「Z」の4WDモデルを試す。
-
ホンダ・レブル250 SエディションE-Clutch(6MT)【レビュー】 2025.9.9 クラッチ操作はバイクにお任せ! ホンダ自慢の「E-Clutch」を搭載した「レブル250」に試乗。和製クルーザーの不動の人気モデルは、先進の自動クラッチシステムを得て、どんなマシンに進化したのか? まさに「鬼に金棒」な一台の走りを報告する。
-
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】 2025.9.8 「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。
-
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】 2025.9.6 空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。
-
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】 2025.9.4 24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。
新着記事
-
NEW
トヨタGRヤリスRZ“ハイパフォーマンス”【試乗記】
2025.9.12試乗記レースやラリーで鍛えられた4WDスポーツ「トヨタGRヤリス」が、2025年モデルに進化。強化されたシャシーや新しいパワートレイン制御、新設定のエアロパーツは、その走りにどのような変化をもたらしたのか? クローズドコースで遠慮なく確かめた。 -
NEW
新型スーパーカー「フェノメノ」に見る“ランボルギーニの今とこれから”
2025.9.12デイリーコラム新型スーパーカー「フェノメノ」の発表会で、旧知の仲でもあるランボルギーニのトップ4とモータージャーナリスト西川 淳が会談。特別な場だからこそ聞けた、“つくり手の思い”や同ブランドの今後の商品戦略を報告する。 -
NEW
思考するドライバー 山野哲也の“目”――BMW M5編
2025.9.11webCG Moviesシステム最高出力727PS、システム最大トルク1000N・mという新型「BMW M5」に試乗した、レーシングドライバー山野哲也。規格外のスペックを誇る、スーパーセダンの走りをどう評価する? -
日々の暮らしに寄り添う新型軽BEV 写真で見る「ホンダN-ONE e:」
2025.9.11画像・写真ホンダの軽電気自動車の第2弾「N-ONE e:(エヌワンイー)」の国内販売がいよいよスタート。シンプルさを極めた内外装に、普段使いには十分な航続可能距離、そして充実の安全装備と、ホンダらしい「ちょうどいい」が詰まったニューモデルだ。その姿を写真で紹介する。 -
オヤジ世代は感涙!? 新型「ホンダ・プレリュード」にまつわるアレやコレ
2025.9.11デイリーコラム何かと話題の新型「ホンダ・プレリュード」。24年の時を経た登場までには、ホンダの社内でもアレやコレやがあったもよう。ここではクルマの本筋からは少し離れて、開発時のこぼれ話や正式リリースにあたって耳にしたエピソードをいくつか。 -
ポルシェ911カレラT(前編)
2025.9.11谷口信輝の新車試乗製品の先鋭化に意欲的なポルシェが、あえてピュアな楽しさにこだわったというモデル「ポルシェ911カレラT」。さらなる改良を加えた最新型を走らせた谷口信輝は、その仕上がりにどんなことを思ったか?