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2/19日本に再上陸を果たした韓国ヒョンデのFCEV「ネッソ」。2022年5月に注文受け付けを開始し、同年7月からデリバリーが行われる。
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3/19「ヒョンデ・ネッソ」は、ヒョンデとしては2代目になる量産型FCEV。2020年に6600台が販売され、グローバルなFCEV市場では69%のシェアを獲得したという。
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4/19「ネッソ」の一充填走行可能距離は820kmと発表されている。これは同750〜850Kmという「トヨタ・ミライ」とほぼ互角の数値。
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5/19ボディーサイズは全長×全幅×全高=4670×1860×1640mm、ホイールベースは2790mm。そのサイズ感は「トヨタRAV4」に近い。車重は1870kgと発表されている。
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6/19今回試乗した車両の外板色は「チタニウムグレーマット」と呼ばれるオプションカラー。これを含め「ネッソ」では5種類のボディーカラーが設定されている。
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7/193つの水素タンク(後席下に2つ、荷室下に1つ配置)の総容量は156.6リッター。タンクは5層構造のクロスメンバーとサイドメンバーによって守られている。
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8/19フロントに搭載されるシステム出力129PS(95kW)のFCスタック。水素と酸素を反応させて電気を生み出し、その電気で前輪用のモーターを駆動する。
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9/19自動格納式のドアハンドルやDピラーエアトンネル、フルフロアアンダーカバーなどを採用し、空力性能向上にも注力。空気抵抗を示すCd値は0.32を実現している。
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10/19シャープな印象のフロントマスク。弓形の上部LEDランプがデイタイムランニングランプやウインカーで、三角形の下部レンズ部分がLEDヘッドランプになっている。
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11/1910.25インチの液晶メーターパネルと、12.3インチのインフォテインメント用ディスプレイが組み込まれたダッシュボード。ブリッジタイプのセンターコンソールパネルに、シフトセレクターやエアコンの操作スイッチが整然と並ぶ。
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12/19ウインカーを操作すると、その方向の後方映像をメーターパネル内に表示する「ブラインドスポットビューモニター」を標準装備している。
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13/195人乗車時の荷室容量は461リッター。後席の背もたれをすべて前方に倒すと、1466リッターに拡大できる。スイッチもしくはスマートキーのボタンで操作できる電動テールゲートを標準装備している。
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14/192ピース構造の19インチアルミホイールを標準で装備。タイヤは245/45R19サイズの「ハンコック・ヴェンタスS1 evo2 SUV」を組み合わせていた。
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15/19インテリアは「メテオブルー・ワントーン」(写真)と「ストーングレー・ツートン」の2種類が設定されている。前席にはヒーター&ベンチレーション機能が備わる。
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16/19後席はヘッドルーム、ニールームとも余裕があり、ゆったりと足が組めるほどだった。背もたれは60:40の分割可倒式で、前方に倒すとフラットな荷室空間が出現する。
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17/19「ネッソ」の車両本体価格は776万8300円だが、210万5000円のCEV補助金が交付されるため(要申請)、実質566万3300円で手に入れることができる。
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18/19ヒョンデ・ネッソ
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生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
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