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2/20「ホンダe」(左)と「フィアット500e」(右)は、普段使いでの短距離移動を想定したコンパクトEVである。バッテリーの搭載量を抑え、(EVとしては)手ごろな価格を実現している。
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3/202022年4月に日本に導入された「フィアット500e」。総電力量42kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、WLTCモードで335kmの一充電走行距離を実現している。
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4/202020年8月に発売された「ホンダe」。都市型EVコミューターというコンセプトと、シンプルだが温かみのあるデザイン、これでもかと投入された先進の機能・装備で注目を集めた。
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5/20「ホンダe」のインテリアは、木目調の装飾と、ダッシュボードの全面に備えられたディスプレイが特徴。多彩な機能は「Hondaパーソナルアシスタント」により、音声操作が可能となっている。
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6/20シート表皮は明るいグレーのファブリック。床面はフラットで、じつは運転席と助手席の間をウオークスルーできる。寒い日でも快適にドライブできるようシートヒーターとステアリングヒーターが標準装備される。
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7/20「フィアット500e」(左)と「ホンダe」のデビューはともに2020年。その背景には、厳しさを増す欧州の環境規制を、優遇措置のあるEVを販売することで乗り切ろうというねらいがあった。
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8/20丸みのあるフォルムと、タヌキを思わせる“くま取り”がユニークな「ホンダe」のデザイン。歩行者などの邪魔にならないよう、デジタルサイドミラーのカメラは車体の全幅からはみ出ないサイズで、かつ角のない形状となっている。
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9/20インフォテインメントシステムについては、機能の多さはもちろん操作性のよさも追求。左右の画面に別々の機能を表示させられるほか、前に使っていたアプリケーションを探すのに重宝する、履歴検索機能なども用意されている。
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10/20上級グレード「アドバンス」には自動駐車機能「Hondaパーキングパイロット」も搭載。操舵、アクセル/ブレーキ、前進/後退の切り替えと、すべての操作をシステムがこなしてくれる。
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11/20Bピラーの「NFC」マーク。「ホンダe」はNFC通信に対応しており、アプリの入ったスマートフォンを所持していれば、リモコンキーを使わなくともドアを開け、車両を始動できる。
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12/20ダッシュボードの端に備わるデジタルサイドミラー。取材日は雨天だったので、非常に重宝した。
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13/20「フィアット500e」は、一見すると従来型の「フィアット500」と変わらないように見えるが、じつはプラットフォームから全面刷新されており、ボディーサイズも全長×全幅×全高=3630×1685×1530mm(従来型は3570×1625×1515mm)と、ひとまわり大きくなっている。
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14/20ボディーカラーは全5種類だが、試乗車の「オーシャングリーン」を含む4色は、5万5000円から11万円の有償オプションだ。
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15/20「フィアット500e」の大きな特徴となっている、上下2分割のヘッドランプ。「ポップ」以外のグレードはLED式で、オートハイビームなどの機能が標準装備される。
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16/20似たような動機のもと、似たようなコンセプトで登場した「フィアット500e」(左)と「ホンダe」(右)だが、両車のドライブフィールには大きな違いがあった。後編ではその差異をリポートする。
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17/20フィアット500eアイコン
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19/20ホンダeアドバンス
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今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
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