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1/132022年秋に発売される予定の新型「トヨタ・クラウン クロスオーバー」。
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2/132022年7月15日に世界初公開された新型「クラウン」シリーズ。写真向かって左から、「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」の4車種構成で、世界に打って出るという。
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3/13壇上にて新型「クラウン」を紹介する豊田章男社長。そのキャラクターの強さから、いろいろと言われることも多い人物だが、これだけの巨大グループを率い、着実に改革を実現している点については、誰しもが評価するところだろう。
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4/132.5リッター自然吸気エンジン+ハイブリッドモデルのパワートレイン/ドライブトレイン。「クラウン」がエンジン横置きのFFプラットフォームを採用するのは、これが初のこととなる。
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5/13発表された「クラウン クロスオーバー」のラインナップはいずれも4WDで、燃費で有利なFFの設定は(今のところ)ない。
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6/13発表会場に展示されていた10代目「クラウン」。「クラウン マジェスタ」は一足先にモノコックとなっていたが、“本家”のクラウンがフレーム付きボディーに別れを告げたのは、この代になってからだった。
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7/13先代にあたる15代目「クラウン」のFRプラットフォームは、全幅を1.8m以内に抑えるため、2つのプラットフォームをつなぎ合わせたような特殊な構造をしていた。
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8/132022年6月に発表された新型「レクサスRX」。新型「クラウン クロスオーバー」と同じく、2022年秋の発売を予定している。
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9/13新型「トヨタ・クラウン クロスオーバー」と新型「レクサスRX」には、2.4リッター直噴ターボエンジンにモーターと6段自動変速機を組み合わせた「デュアルブーストハイブリッドシステム」が設定される。
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10/13「デュアルブーストハイブリッドシステム」に採用される、「1モーターハイブリッドトランスミッション」。従来の8段ATと同じ寸法におさめるため、モーターの内側に2つのクラッチを内蔵し、軸方向の長さを短縮している。
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11/132.4リッター直噴ターボエンジンと電動化機構を組み合わせた「デュアルブーストハイブリッドシステム」(写真は新型「レクサスRX」のもの)。「1モーターハイブリッドトランスミッション」の1次サプライヤーはBluE Nexusで、モーターとトランスミッションの開発をアイシンが、インバーターの開発をデンソーが担当した。
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12/13新型「レクサスRX」のリアの足まわり。マルチリンク式のリアサスペンションやサブフレームはもちろん、これらが取り付けられるフロアまわりも設計が変更されている。
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13/1316代目にして大胆な挑戦に打って出た「トヨタ・クラウン」だが、(少なくとも「クロスオーバー」に関しては)入念に練られた戦略の上に、企画・開発がなされていた。

鶴原 吉郎
オートインサイト代表/技術ジャーナリスト・編集者。自動車メーカーへの就職を目指して某私立大学工学部機械学科に入学したものの、尊敬する担当教授の「自動車メーカーなんかやめとけ」の一言であっさり方向を転換し、技術系出版社に入社。30年近く技術専門誌の記者として経験を積んで独立。現在はフリーの技術ジャーナリストとして活動している。クルマのミライに思いをはせつつも、好きなのは「フィアット126」「フィアット・パンダ(初代)」「メッサーシュミットKR200」「BMWイセッタ」「スバル360」「マツダR360クーペ」など、もっぱら古い小さなクルマ。
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