-
1/20
-
2/202021年4月に世界初公開された、キャデラックの量産型BEV「リリック」。「今後10年間、エキサイティングなBEVを通してラグジュアリーな交通手段の未来を定義する」と意気込む同ブランドにとって、その先駆けと位置づけられている。
-
3/20「アルティウム」と呼ばれるバッテリーコンポーネントを基礎とする「リリック」。写真は左下が進行方向で、リアモーターのみのRWD車と前後にモーターを搭載する4WD車(写真のモデル)がラインナップされる。
-
4/20ウッドやメタルがあしらわれる、「リリック」のインテリア。ドライバーの目の前には、表示面が湾曲した33インチLEDディスプレイが広がる。
-
5/20前席のヘッドレストにはオーディオシステムのスピーカーが備わる。写真に見られるとおり、センターコンソールはフローティング形状となっている。
-
キャデラック の中古車webCG中古車検索
-
6/20「キャデラックの未来のスタンダードを表現している」という電動SUV「リリック」。伸びやかなシルエットとロングホイールベースが特徴的だ。
-
7/20独特なラインを描くリアコンビランプ。リアのガラス面は、写真のように大きく傾斜している。
-
8/20フロントまわりはブラッククリスタルのグリルと縦長のライティングで個性が表現されている。
-
9/20リアは、足元にセンタートンネルのない広々とした空間を実現。19個のスピーカーで構成されるAKGスタジオ製オーディオシステムがラグジュアリーな車内空間を演出する。
-
10/20荷室の容量は後席乗車時で793リッター。開口部の上辺は、かなり前方の後席ヘッドレスト近くにまで広がっている。
-
11/20乗員の頭上には、大きなガラスサンルーフが広がる。電動式のサンシェードも備わる。
-
12/20センターコンソールには、インフォテインメントシステムのスイッチのほか、引き出し式の小物入れやカップホルダーなどが配置されている。
-
13/20路面とのアタリが柔らかいという「リリック」の感触は、往年のキャデラックを思わせる。ただし、いわゆる“アメ車的なふわふわ感”とは無縁である。
-
14/20左フロントフェンダー部の給電口。最大出力190kWの急速充電に対応する「リリック」は、10分ほどで走行約120kmぶんのチャージが可能となっている。
-
15/20RWD車で340HP、4WD車で500HPの最高出力を発生する「リリック」。北米の主要な高速道路で利用できるハンズフリーの運転支援システム「スーパークルーズ」にも対応している。
-
16/20試乗車は20インチの「スプリット6スポークホイール」を装着していたが、「ダイナミックスプリットスポークリバースリムアロイホイール」と呼ばれる22インチホイール(写真)もオプションとして用意される。
-
17/2060:40分割式の後席を倒し荷室を最大化した状態。この時の容量は1723リッター。
-
18/20今回は新型車「ハマーEV」に触れる機会もあった。同モデルもアルティウムをベースとするSUVであり、GMの電動化戦略が着実に進んでいることを実感させる。
-
19/202021年9月から全米で注文予約がスタートし、2022年前半からデリバリーが開始されているリリック。スタート価格は6万2990ドル(約836万円)で、2023年には日本導入の詳細がアナウンスされる見込みとなっている。
-
20/20キャデラック・リリック

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
キャデラック の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2025.9.19 プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
新着記事
-
NEW
ランボルギーニ・ウルスSE(前編)
2025.9.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「ランボルギーニ・ウルスSE」に試乗。時代の要請を受け、ブランド史上最大のヒットモデルをプラグインハイブリッド車に仕立て直した最新モデルだ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT ABS(6AT)【レビュー】
2025.9.20試乗記日本のモーターサイクルのなかでも、屈指のハイテクマシンである「ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT」に試乗。高度な運転支援システムに、電子制御トランスミッション「Y-AMT」まで備えた先進のスポーツツアラーは、ライダーを旅へといざなう一台に仕上がっていた。 -
あの多田哲哉の自動車放談――ポルシェ911カレラGTS編
2025.9.19webCG Moviesトヨタ在籍時から、「ポルシェ911」には敬意を持って接してきたというエンジニアの多田哲哉さん。では、ハイブリッド化した911にどんなことを思ったか? 試乗した印象を存分に語ってもらった。 -
メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ
2025.9.19画像・写真2025年9月19日に国内での受注が始まった「メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ」は、販売台数5台限定、価格は5700万円という高級サルーン。その特別仕立ての外装・内装を写真で紹介する。 -
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。