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1/15三菱が販売する軽商用EV「ミニキャブ ミーブ」。発売からちょうど10年となる2021年3月に一度生産終了となったが、このほど再販されることとなった。
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2/15三菱が2009年6月に発表した「I-MiEV」。当初は法人向けの販売を優先し、同年7月に個人向けの注文受け付けを開始。2010年4月に個人向けの販売を開始した。ちなみに、初代「日産リーフ」の発売は同年12月のことだ。
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3/15車名からも察せられるとおり、「ミニキャブ ミーブ」は軽商用車「ミニキャブ」にEV「i-MiEV」の電動パワートレインを搭載したものだ。
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4/152012年12月に発表、2013年1月に発売された「ミニキャブ ミーブ トラック」。バンより短命で、2017年に販売を終了している。
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5/15物流の世界では、“ラストワンマイル”の担い手として活躍している軽商用バン。しかしそのEVモデルは、いまだに三菱からしかリリースされていない。
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6/15「ミニキャブ ミーブ」の販売台数は、最多となった2012年でも2487台。その販売は限られたものだった。
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7/151年半ぶりの復活を遂げた「ミニキャブ ミーブ」だが、その中身はほとんど従来型と一緒。横滑り防止装置などの安全装備が追加されたほか、荷室にユーティリティーナットが設置された程度だ。
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8/15グレードは「CD」、ボディー形状はハイルーフのみで、2列シート4人乗り仕様(写真)と1列シート2人乗り仕様をラインナップ。かつて設定のあった、バッテリー容量が10.5kWhの廉価モデルは用意されなかった。
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9/15ASFが佐川急便に納入を予定している、新型の軽商用EV。佐川の要望をもとにASFが企画、開発、デザインしたモデルで、生産は中国の五菱汽車に委託する。
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10/15ホンダは2022年4月の記者説明会において、「新型の軽商用EVを2024年の前半に投入する。100万円台で提供する」と発表した。既存の軽自動車「Nシリーズ」と設計を共有することで、低価格を実現する狙いだ。
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11/15既述のとおり、「ミニキャブ ミーブ」の登場は今から11年前の2011年。一方、ベースとなった6代目「ミニキャブ」の登場は1999年で、実に23年も前のこととなる。
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12/15「ミニキャブ ミーブ」の一充電走行距離は133km(WLTCモード)。三菱は「軽商用バンのドライバーの77%は、一日の走行距離が65km以下。航続距離はこれで十分のはず」と説明している。
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13/15いかに新興のライバルが脅威とはいえ、これまで実際に軽商用EVを、しかも10年以上にわたって販売してきたのは三菱だけだ。写真は日本郵便に納入された「ミニキャブ ミーブ」。
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14/15三菱は2021年7月にタイで、2022年3月にインドネシアで、現地企業と軽商用EVの実証実験に関する覚書を締結。普及へ向けた準備を進めている。
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15/15再販後の「ミニキャブ ミーブ」の販売目標は、ひと月でおよそ400台。一年にすると4800台で、これは最量販を記録した2012年の実績の、倍近い数字となる。三菱とミニキャブ ミーブにとって、大きな挑戦なのだ。

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
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