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2/22「ムーヴ キャンバス」は2016年に登場した軽のセミトールワゴンだ。初代のオーナーは実に9割が女性だったが、新型では男性や、「これまでのようなカワイイ系はちょっと……」と敬遠する大人の女性にも訴求すべく、新モデル「セオリー」を設定した。
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3/22「セオリー」のインテリアカラーは深みのあるブラウンとネイビーの組み合わせ。「G」「Gターボ」には本革巻きのステアリングホイールが装備される。
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4/22メーターまわりは、黒基調のパネルの色こそ「セオリー」専用だが、その他の点はセオリーと「ストライプス」でちがいはない。下位グレードの「X」のみ、両モデル共通で単眼メーター(速度計とインフォメーションディスプレイの組み合わせ)が装備される。
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5/22従来型のコンセプトを踏襲した「ストライプス」の車体色がツートンカラーなのに対し、「セオリー」のそれはいずれもモノトーン。ピンクやイエローなどの設定もない。
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6/22前席は運転席と助手席の座面が密着しており、両席の間にセンターコンソールはない。その代わり、収納ボックス付きのセンターアームレストが全車に装備される。
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7/22リアシートは左右独立式で、可倒機構やリクライニング調整機構、調整幅240mmの前後スライド機構などが備わっている。
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8/22試乗車に装備されていた、販売店オプションの10インチメモリーナビ。“つながる機能”も充実しており、Bluetooth通信機能や携帯端末との連係機能を搭載。また音声操作も可能となっている。
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9/22荷室の広さは他の軽ワゴンと同じく必要十分といった感覚で、すぐそこが壁(=リアシートバック)だ。
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10/22新型「ムーヴ キャンバス」ではボディーにより多くのハイテン材を採用することで、従来型より車体剛性を高めつつ50kgの軽量化も実現。エンジン制御の改良とも相まって、約10%の燃費改善を果たしている。
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11/22新たにターボ車が設定されたのも新型「ムーヴ キャンバス」のトピック。ダイハツ独自の「D-CVT」との組み合わせで、WLTCモード燃費はNA車と比べてそん色のない、22.4km/リッター(FF車)を実現している。
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12/22足もとの仕様は全車共通で、スチールホイールにフルホイールキャップ、155/65R14サイズのタイヤの組み合わせだ。ホイールキャップのカラーリングのみ、グレードやモデルによって異なる。
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13/22アダプティブクルーズコントロールは「セオリー」「ストライプス」問わず「Gターボ」に標準で、「G」にオプションで用意。0km/h(=停車)まで機能する全車速対応型で、停車後も約3分にわたりブレーキを保持し続ける、停車保持機能が備わっている。
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14/22パワースライドドアには、閉まると自動でロックがかかる「タッチ&ゴーロック機能」に加え、事前に設定しておくと、クルマに近づくだけでドアが開く「ウエルカムオープン機能」が新設定された。
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15/22後席の座席下に備わる「置きラクボックス」。従来型にも備わっていた引き出し式の収納スペースだが、新型では片手で、2段階の操作で縁を展開できるよう操作性が改善された。
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16/22新たに採用された「ホッとカップホルダー」。軽自動車に保温機能付きのドリンクホルダーが採用されたのは、これが初だ。(写真:webCG)
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17/22進化した“かわいい”デザインに、ダイハツ最新の技術が組み合わさった新型「ムーヴ キャンバス」。性別や年齢の枠を超え、幅広い層の目に魅力的なクルマに映ることだろう。
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18/22ダイハツ・ムーヴ キャンバス セオリーGターボ
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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