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2/26現行「レクサスIS」のハイパフォーマンスモデル「IS500”Fスポーツ パフォーマンス”」。かつての「IS F」と同じエンジンを搭載するが、その名は受け継いでいない。
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3/26エンジンベイに押し込むように搭載された「2UR-GSE」型5リッターV8エンジン。レクサスの「F」シリーズではおなじみのエンジンで、「IS500」のものは最高出力481PS、最大トルク535N・mを発生する。
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4/26インテリアでは各部にスエード調表皮の「ウルトラスエード」を採用。8インチTFT液晶メーターには、同車専用のオープニング画面が用意される。
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5/26試乗車は500台限定の「ファーストエディション」。マットブラック塗装のBBS鍛造アルミホイールや、アッシュと本革の専用ステアリングホイール、ブラック/ブラウンの専用シートなどが装備される。
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6/26「IS500」で選択できるボディーカラーは全8種類。試乗車に採用されていた「チタニウムカーバイドグレー」は、同モデルの専用色である。
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7/26スポーツシートの表皮は「ウルトラスエード」と合成皮革の組み合わせ。前席には電動調整機構やポジションメモリー機能(運転席のみ)、ベンチレーション機能などが装備される。
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8/262020年11月に大幅改良を受けた「IS」だが、デビューから10年を迎えようというモデルだけに、古さを感じさせるところも。操作系へのタッチパネルの採用は“控えめ”で、インターフェイスのデジタル化も中途半端だ。
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9/26「F」モデルに通じる“ハの字”レイアウトの4本出しマフラーは、現行「IS」のなかでは「IS500」の専用装備。リアバンパーガーニッシュのデザインも変更されている。
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10/26メーターパネルは他のグレードと同じく、単眼の表示デザインを用いた8インチフル液晶。エンジン回転計のレッドゾーンは“2段階”となっており、7000rpmからが淡い赤、7200rpmから先が濃い赤となっている。
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11/26ドライブモードは「Eco」「Normal」「Sport S」「Sport S+」「Custom」の5種類が用意される。
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12/26センターコンソールに配されたレバータイプのシフトセレクター。トランスミッションは「IS300」や「IS350」と同じくトルコン式の8段ATで、ギア比も一緒。最終減速比もこれらのモデルと変わらない。
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13/26日本では動力性能が公表されていない「IS500」だが、北米では0-60mph(約96km/h)加速が4.4秒、最高速は149mph(約240km/h)とアナウンスされている。
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14/26シャシーまわりでは、コイルスプリングのばね定数や連続可変ダンパー「AVS」の制御を変更。電動パワーステアリングにもチューニングを施している。
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15/26盛り上がったパワーバルジが目を引く「IS500」専用のボンネット。フロントまわりでは、バンパーガーニッシュやフェンダーパネルも独自形状となっている。
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16/26先述のとおり、BBS製の鍛造ホイールは「ファーストエディション」の専用装備。タイヤには「IS500」専用設計の「ブリヂストン・ポテンザS001L」が採用される。
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17/26「Fスポーツ」系のグレードに装備される、ピアノブラックのリアリップスポイラー。他のモデルでは非装着にもできるが、「IS500」ではそれは不可能だ。
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18/26リアデファレンシャルには「IS350“Fスポーツ”」にオプション設定されるトルセン式LSDを標準装備。コーナリング時のトラクション性能を高めている。
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19/26ブレーキについては、前にはφ356mmのスパイラルフィン式ベンチレーテッドディスク(2ピース)を、後ろにはφ323mmのベンチレーテッドディスクを採用。黒いブレーキキャリパーが「IS500」の目印だ。
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20/26高い動力性能を備える「IS500」だが、他の「F」モデルのように、本格的なサーキット走行までは想定してない。それにより1000万円を切る価格設定と、公道でも楽しめる走り味を実現しているのだ。
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21/26他の人気モデルと同様、サプライチェーンの混乱による影響を受けていた「IS500」だが、2022年11月1日に、公式に商談が開始された。ぜひスムーズにデリバリーが進んでほしい。
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22/26レクサスIS500“Fスポーツ パフォーマンス”
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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