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1/27幾たび目かの危機を乗り越え、不死鳥(不死ヘビ?)のごとくよみがえったわが「ダッジ・バイパー」。
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2/27前回のリポートから2カ月以上、間が開いてしまった当不定期連載だが、ほったらかしの間にもいろいろありました。こちらは「CG CLUB」のS氏より賜りました、新車当時のGen2「バイパー」のカタログ。感謝感涙。末代までの家宝とさせていただきます。
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3/2710月にはちょっと旅に出たくなり、青梅、奥多摩、檜原、あきる野を散策。なんでそんなご近所をというと、不調な「バイパー」での遠出がはばかられたから。秋川渓谷の十里木駐車場にて。
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4/27小河内ダムにて、あくび直前の野良猫の変顔を激写。「webCGの岩合光昭」と呼ばれた男の本領発揮。寒い季節ですから、猫さまもご自愛くださいませ。
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5/2711月には知古の友と石和温泉で豪遊。本当はバイクで行きたかったのだけれど、車検の時期と重なったため、ご機嫌斜めの「バイパー」に出動を願うこととなった。それにしても、友のクルマが「アウディS3」になっていてビビった。ブルジョアめ。
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6/27今回交換した主要部品一式。左からクラッチプレート、フライホイール、クラッチレリーズシリンダー、ブレーキマスターシリンダー。右下の箱に入っているのと、クラッチプレートの上にひっそりと置かれているのが、分解された左リアのインナーロッド。
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7/27Gen2バイパーの左リアのインナーロッドは、ボディー側の締結部が凹型となっている(写真)。Gen3のフロント用インナーロッドは、ロッドの長さは同じだがここが凸型なので、締結部をGen2のそれと交換して使用した。
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8/27取り外したフライホイールは研磨して再利用するとのこと。今回、筆者の「バイパー」に使われたフライホイールもリユース品で、おかげでこの部分のコストを大幅に抑えることができた。
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9/27リフトアップされる「バイパー」と、クラッチまわりの交換部品一式。新品だと(リユース品もあるけど)、こんなにピカピカなのね。
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10/27ヘダースの熱に関しては、ブレーキラインとの間に遮熱板を置いて対応。熱害はほかの部分にも及んでいそうなので、ヘダースを取り外す機会があったら、サーモバンテージを巻いてもらおうと思う。
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11/27オートバックス代官山店での点検時に見た、わが「バイパー」の下まわりの図。確かに、ここからトランスミッションを降ろせるようには見えませんな。(写真:荒川正幸)
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12/27センターコンソールのシフトカバーもご覧のとおり。普通はボルトとか使って、後で開けられるようにつくりませんかね⁉ メンテナンス性とか全く考えていない向こう見ずなつくりに、当時のクライスラーのノリを感じる。
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13/27リベットを抜いてシフトカバーを外すと、ようやくトランスミッションが出現。これでようやく、エンジンとミッションを分離できる。
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14/27トランスミッションを下ろし、ついにクラッチとご対面。前項の新品パーツ群と見比べていただきたい。
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15/27……写真越しとはいえ、自分のクルマの中身をここまでつぶさに見るのは初で、妙な感動があった。フライホイールの左に見える、スタータージェネレーターのギアの小ささよ! これで8リッターV10エンジンを目覚めさせるんだから、健気(けなげ)だ。
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16/27摩耗したクラッチプレートだが、よく見ると摩擦材を固定するビスに光る部分が……。摩擦材の消耗によって露出し、フライホイールとこすれたのだろう。クラッチは本当にギリギリだったようだ。
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17/27わずか2週間で退院とあいなった「ダッジ・バイパー」。わが機動部隊の戦力(主にバイパーと「トライアンフ・サンダーバードスポーツ」)は、車検でも1カ月以上の入院はザラ。今回も長期入院を覚悟していたので、拍子抜けした。
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18/27操作系ではシフトフィールも激変。冷えているときはそうでもないが、温まってくると硬質な操作感を味わえるようになった。き、キモチイイ……。
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19/27クラッチペダルに関しては、どう考えてもおかしかった手前すぎるミートポイントが、一般的な奥まった位置に移動。おかげで短足の筆者は、足をしっかり伸ばさないとクラッチの操作ができなくなってしまった。うーん、痛しかゆし。
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20/27インナーロッドの交換で、ようやくアライメント調整が可能となったわが「バイパー」。今回はリアのネガティブキャンバーを抑え、直進性重視のセッティングとした。
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21/27退院直後の給油時にメモしたオドメーターの数字は、5万7393マイル。わが「バイパー」は出荷から22年、約9万kmの距離を、クラッチ交換なしで走り切ったわけだ。大したものである。
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22/27次のクラッチ交換は22年後、走行距離18万kmのときですな。そのときまで、またよろしく。
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23/272022年11月19日、コレクションズに入院する「バイパー」の図。まだ退院してさほど時間はたっていないが、もうこの頃のクルマのクセを忘れつつある。人間も、ニワトリのことをとやかく言えませんな。
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24/27(写真A)筆者の「バイパー」から取り外したクラッチレリーズシリンダー。本文のとおり「フォード・ブロンコII」などのものを流用できるのだが、部品の製造年次によって微妙に差異があり、バイパーに使えたり使えなかったりする。
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25/27もはや部品が出てこないGen2「バイパー」のリアのインナーロッド。通常のお店なら「部品がないからもう直せません」で終わりだ。古いクルマを末永く持ち続けたいという人は、経験豊富な専門店を知っておくべきでしょう。
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26/27今回組み込んだ、クラッチまわりの部品。フライホイール(写真左)の径はGen2とそれ以降とで違い、Gen3以降の「バイパー」ではワンサイズ大きなものが使用されている。つまり、Gen3なら2017年まで製造されていたGen5のものが使えるが、Gen2ではそうはいかないのだ。
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27/272002年から2007年まで生産されたGen3「バイパー」。webCG風に言うと「2代目の前期型」である。Gen3とGen4は、クルマのデキの割に評価が不当に低いので、オススメです。鹿戸 治氏の手になるデザインも、実にハンサムですぞ。

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
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