-
1/23
-
2/23「トヨタGRスープラ」に改良が加えられるのは、2020年に続いてこれが2度目。前回は直6エンジンのパワーアップが、今回は足まわりの改良と6段MT仕様の設定がトピックとなっている。
-
3/23今回の改良では、「RZ」グレードにメーカーオプションとしてタンカラーの内装が設定された。
-
4/23「RZ」に採用された鍛造19インチホイール。デザインは「GRヤリス」や「GR86」と共通性を持たせたもので、スポークなどの形状を見直すことで軽量化・高剛性化を追求。1本あたり1.2kgの軽量化を実現している。
-
5/23「RZ」の価格にトランスミッションによる違いはなく、6段MT仕様、8段AT仕様ともに731万3000円となっている。
-
トヨタ スープラ の中古車webCG中古車検索
-
6/23計器の仕様は基本的にAT車と共通。速度計やエンジン回転計、インフォメーションディスプレイ等の機能を統合した、8.8インチTFT液晶メーターが装備される。
-
7/23「RZ」にはアルカンターラと本革の赤いコンビシートが標準装備されるが、オプションでタン(写真)かブラックの本革シートも用意される。
-
8/23今回の改良では、「RZ」と「SZ-R」に装備される「JBLプレミアムサウンドシステム」の仕様も変更。サウンドチューニングの最適化により、音質の向上が図られた。
-
9/23車内空間では、「RZ」のMT仕様だけに施された室内サウンドチューニングも、今回の改良のトピック。加速時の盛り上がりが、より強く演出されている。
-
10/23シャシー関係では、「AVS(Adaptive Variable Suspension)」の制御とショックアブソーバーの減衰特性を見直し、ロールバランスと乗り心地を改善。スタビライザーブッシュの変更により、操舵初期の応答性向上も図られた。
-
11/23操舵フィーリングと限界域でのコントロール性を高めるべく、「AVS」やパワーステアリング、スタビリティーコントロールの制御についても改良が加えられている。
-
12/236段MTのシフトノブには、どの方向からも握りやすい球体形状を採用。上部には「GR」のロゴを配している。
-
13/23ペダルはアクセルがオルガン式で、その他はつり下げ式。空間的な余裕がなかったのか、ペダルレイアウトはやや右寄りとなっていた。
-
14/23「RZ」に搭載される3リッター直6ターボエンジン。2020年の改良で高回転化・高出力化されており、現行型のアウトプットは最高出力387PS/5800rpm、最大トルク500N・m/1800-5000rpmとなっている。
-
15/23400PS級の高出力エンジンをMTで操れるクルマは、世界的に見ても数が少ない。特に「GRスープラ」は、スムーズな直6エンジンを意のままに回せる貴重な存在だ。
-
16/23エンジンやパワーステアリング、可変サスペンション、アクティブディファレンシャル等の制御が切り替わる「スポーツモード」は、「iMT」とも連動。カスタマイズにより「スポーツモードではオートブリップはオフ」などと設定することができる。
-
17/23ボディーカラーでは、「RZ」と「SZ-R」に「ボルカニックアッシュグレーメタリック」(写真)と「ドーンブルーメタリック」を新設定。「RZ」には数量限定で「マットアバランチホワイトメタリック」も用意された。
-
18/23他社の高性能スポーツモデルと比べると、やや控えめなキャラクターに仕上げられている「GRスープラ」。だからこそMT仕様には、ドライバーが自らの手足で刺激的な走りを引き出す楽しさがあるのだ。
-
19/23トヨタ・スープラRZ
-
20/23
-
21/23
-
22/23
-
23/23

山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
トヨタ スープラ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】 2025.12.17 「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。
-
スバル・クロストレック ツーリング ウィルダネスエディション(4WD/CVT)【試乗記】 2025.12.16 これは、“本気仕様”の日本導入を前にした、観測気球なのか? スバルが数量限定・期間限定で販売した「クロストレック ウィルダネスエディション」に試乗。その強烈なアピアランスと、存外にスマートな走りをリポートする。
-
日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション/ルークスX【試乗記】 2025.12.15 フルモデルチェンジで4代目に進化した日産の軽自動車「ルークス」に試乗。「かどまる四角」をモチーフとしたエクステリアデザインや、リビングルームのような心地よさをうたうインテリアの仕上がり、そして姉妹車「三菱デリカミニ」との違いを確かめた。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2025.12.13 「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。
-
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】 2025.12.12 「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。
新着記事
-
NEW
ホンダ・プレリュード(後編)
2025.12.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「ホンダ・プレリュード」に試乗。前編ではパワートレインの制御を絶賛した山野だが、シャシーやハンドリング性能はどう見ているのだろうか。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
フォルクスワーゲンTロックTDI 4MOTION Rライン ブラックスタイル(4WD/7AT)【試乗記】
2025.12.20試乗記冬の九州・宮崎で、アップデートされた最新世代のディーゼルターボエンジン「2.0 TDI」を積む「フォルクスワーゲンTロック」に試乗。混雑する市街地やアップダウンの激しい海沿いのワインディングロード、そして高速道路まで、南国の地を巡った走りの印象と燃費を報告する。 -
失敗できない新型「CX-5」 勝手な心配を全部聞き尽くす!(後編)
2025.12.20小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ小沢コージによる新型「マツダCX-5」の開発主査へのインタビュー(後編)。賛否両論のタッチ操作主体のインストゥルメントパネルや気になる価格、「CX-60」との微妙な関係について鋭く切り込みました。 -
フェラーリ・アマルフィ(FR/8AT)【海外試乗記】
2025.12.19試乗記フェラーリが「グランドツアラーを進化させたスポーツカー」とアピールする、新型FRモデル「アマルフィ」。見た目は先代にあたる「ローマ」とよく似ているが、肝心の中身はどうか? ポルトガルでの初乗りの印象を報告する。 -
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ911カレラT編
2025.12.19webCG Movies「ピュアなドライビングプレジャーが味わえる」とうたわれる「ポルシェ911カレラT」。ワインディングロードで試乗したレーシングドライバー谷口信輝さんは、その走りに何を感じたのか? 動画でリポートします。 -
ディーゼルは本当になくすんですか? 「CX-60」とかぶりませんか? 新型「CX-5」にまつわる疑問を全部聞く!(前編)
2025.12.19小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ「CX-60」に後を任せてフェードアウトが既定路線だったのかは分からないが、ともかく「マツダCX-5」の新型が登場した。ディーゼルなしで大丈夫? CX-60とかぶらない? などの疑問を、小沢コージが開発スタッフにズケズケとぶつけてきました。






























