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1/7インドに初めて本格進出した自動車メーカーは、日本のスズキだ。同社は1982年にインドに進出。2023年1月30日には累計販売台数2500万台を達成した。写真はマルチ・スズキ・インディアが発表したコンセプトモデル「eVX」と、スズキの鈴木俊宏社長(写真向かって左)、マルチ・スズキ・インディアの竹内寿志社長(同右)。
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2/7スズキのインドにおける四輪生産子会社であるスズキ・モーター・グジャラートは、2022年8月20日に累計生産200万台を達成した。操業開始から5年6カ月での200万台達成は、スズキの生産拠点としては史上最速。また累計100万台に達するまでには3年9カ月を要したものの、そこから200万台に至るまでには、1年9カ月しか要さなかった。
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3/7インドの乗用車市場における日産のシェアはわずかに1.2%。ルノーも2.8%にとどまる(ともに2021年度)。共に”その他大勢”に含まれてしまうような存在で、大規模な投資による今後の巻き返しに期待したい。
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4/7長年にわたりインドでNo.1の座に君臨しているスズキ。今後も成長が見込まれる市場だけに生産体制の強化にも前のめりで、スズキ・モーター・グジャラートはグジャラート州にEV向けのバッテリー工場を、マルチ・スズキ・インディアはハリヤナ州カルコダに四輪車の新工場を建設しようとしている。写真はグジャラート州の国際会議場で行われた、両工場の定礎式の様子。
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5/7インドの国情に精通したスズキは、急速なEVの普及にはいささか懐疑的。EVの開発には取り組みつつも、同時に牛のフンを利用したバイオガス燃料の生成を研究するなど、多角的な取り組みを通して、カーボンニュートラルの道を模索しているのだ。ちなみに、牛10頭が1日に排泄するフンから、CNG車1台を1日動かせるだけの燃料が生成できるという。インドには3億頭もの牛がいるので、計算上はCNG車3000万台分(!)の燃料が、カーボンニュートラルでまかなえることになる。
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6/7スズキの新型「グランドビターラ」。開発したのはスズキだが、生産はトヨタの工場で行われ、またトヨタも「アーバンクルーザー ハイライダー」の名で同車を販売している。
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7/7EV仕様の「リキシャ」と着脱・可搬式バッテリー「モバイルパワーパック」の交換ステーション。ホンダはインドで現地法人Honda Power Pack Energy India(ホンダパワーパックエナジーインディア)を立ち上げ、バッテリーシェアリングサービス事業を開始している。

鈴木 ケンイチ
1966年9月15日生まれ。茨城県出身。国学院大学卒。大学卒業後に一般誌/女性誌/PR誌/書籍を制作する編集プロダクションに勤務。28歳で独立。徐々に自動車関連のフィールドへ。2003年にJAF公式戦ワンメイクレース(マツダ・ロードスター・パーティレース)に参戦。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを“分かりやすく”“深く”説明することをモットーにする。
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