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2/192023年2月27日に発売された「メルセデス・ベンツAクラス」のマイナーチェンジモデル。「MFA2」プラットフォームを共通で使用する「Aクラス セダン」と「Bクラス」のマイナーチェンジモデルも同時に導入が開始された。
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3/19現行型「Aクラス」は4代目にあたり、日本には2018年10月に登場。今回は1.3リッター直4ターボエンジンを搭載する「180」のマイナーチェンジ版に試乗した。車両本体価格は498万円。
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4/19「AMGラインパッケージ」装着車には、マットクローム仕上げの小さなスリーポインテッドスターがちりばめられた、シングルルーバータイプの「スターパターンフロントグリル」が備わる。
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5/19「A180」のパワートレインは従来型と同じく、最高出力136PS、最大トルク200N・mの1.3リッター直4ガソリンターボエンジンに7段DCTが組み合わされる。
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6/19今回試乗した「A180」はオプションの「AMGラインパッケージ」装着車で、ボディーサイズは全長×全幅×全高=4440×1800×1420mm、ホイールベースは2730mm。全長が標準モデルよりも10mm長く、全高が20mm低い設定となる。
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7/19インストゥルメントパネルのデザインは従来型を踏襲するが、センターコンソールのタッチパッドが廃止されステアリングホイールのデザインが変更されるなどのリニューアルが行われている。
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8/1939万2000円の有償オプションとなる「AMGラインパッケージ」選択時には、リムに静電容量式センサーが組み込まれた3本ツインスポークデザインの本革巻きステアリングホイール(写真)が備わる。
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9/19自然対話式音声認識機能を備えたインフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」が最新バージョンに進化したことにともない、MBUXを操作するセンターコンソールのタッチバッドを廃止。空いたスペースは小物入れに変更された。
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10/19サスペンションは従来型と変わらず、「A180」ではフロント:マクファーソンストラット式、リア:トーションビーム式を採用。「AMGラインパッケージ」装着車には、標準より地上高を15mm低めた「ローワードコンフォートサスペンション」が組み込まれる。
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11/19「AMGラインパッケージ」装着車には、前席に黒のマイクロフリースとレッドのステッチで仕立てられたヘッドレスト一体型のスポーツシートが標準装備される。
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12/19後席に、フロントのスポーツシートに準じた素材やデザインの表皮、ヘッドレスト一体型の左右座席が採用されるのも「AMGラインパッケージ」装着車の特徴だ。
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13/19荷室容量は5人乗車の通常使用時で355リッター。後席のバックレストをすべて前方に倒せば、容量を最大1195リッターにまで拡大できる。
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14/19パワードームと呼ばれる膨らみが追加されたボンネットや、内部がリニューアルされたヘッドランプを採用する「Aクラス」のマイナーチェンジモデル。交通状況に応じてハイビームとロービームを切り替え、ヘッドライトの照射範囲を自動調整する「アダプティブハイビームアシスト」も標準装備される。
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15/19225/45R18サイズのタイヤと18インチの「AMG 5ツインスポークアルミホイール」が採用されるのも「AMGラインパッケージ」の特徴。試乗車は「コンチネンタル・エココンタクト6」タイヤを組み合わせていた。
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16/19メルセデスのCセグメントモデルとして初めて「MBUX ARナビゲーション」を採用。ナビゲーションの進行方向を前方カメラが捉えた実際の映像上に表示し、複雑な交差点などで進む方向をよりわかりやすく誘導する。
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17/19「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」や「アクティブレーンキーピングアシスト」、降車時警告機能付きの「ブラインドスポットアシスト」など、「インテリジェントドライブ」と呼ばれる先進運転支援システムも最新世代にアップデートされている。
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18/19メルセデス・ベンツA180
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生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
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