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2/43今回の試乗車のひとつは、ボルボのフラッグシップSUV「XC90」。現行型は第2世代となるモデルで、2016年に国内販売が始まってから7年が経過した。
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3/43「XC90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド」のパワーユニットは、2リッター直4ターボエンジンがベース。ほか前後に1基ずつ、計2基のモーターが搭載される。
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4/43PHEVの「リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド」グレードは、今回試乗した「S90」「XC90」のなかで最上級グレードにあたる。なお同グレードは、ワゴン「V90」にも設定されている。
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5/43伸びやかなルーフラインが特徴のフラッグシップセダン「ボルボS90」。ボディーサイズは全長×全幅×全高=4970×1880×1445mmとなっている。
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6/43「S90」のPHEVモデルはEV走行も可能。EV走行換算距離(等価EVレンジ)は、WLTCモードで81kmとされている。
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7/43「S90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド」のシート地はファインナッパレザー仕立て。「ブロンド」と呼ばれるインテリアカラーが明るい車内を演出する。
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8/432940mmのホイールベースが確保される「S90」の後席は広々としている。ただ足元はフルフラットではなく、中央席前方が高くなっている。
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9/43およそ50kmのEV走行を経て100km走行した時点での燃費(車載計計測値)は40.0km/リッター。エコカーとして納得できる数値を記録した。(写真=鈴木真人)
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10/43ボルボ2台の試乗の道中では、かの熊本城も訪れた。2016年の熊本地震で損傷を受けた天守は、その荘厳なたたずまいを取り戻していた。
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11/43阿蘇周辺の快走ルートをPHEVの「XC90」で駆ける。車重2340kgという同モデルだが、パワフルなハイブリッドパワートレインのおかげで力不足は感じない。
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12/43物理的なスイッチ類が少ない「XC90」のインテリア。操作の多くはセンターディスプレイ内のメニューやアイコンを介して行う。
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13/43「XC90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド」には、チルトアップ機構付きのパノラマガラスサンルーフが標準で備わる。
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14/43ワインディングロードを行く2台のボルボ。コーナリングの爽快さという点ではセダンの「S90」(写真手前)に分があるが、「XC90」(同奥)は大型SUVでも不安なく走れることに価値がある。
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15/43「すべての人が快適にくつろげる」とうたわれる7人乗り仕様の「XC90」だが、3列目シート(写真)における快適性ではミニバンに一歩ゆずる。
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16/43パワートレインは共通ながら、見た目のとおり魅力となる点に違いがある「S90」と「XC90」のプラグインハイブリッドモデル。どちらを選ぶかは好みの問題、といえる。
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17/43試乗のゴールは阿蘇南麓の「鶏炭火焼 らくだ山」。古民家を思わせる建屋もまた、空腹の来訪者を喜ばせてくれる。
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18/43「らくだ山」では各席に囲炉裏が設えられており、自慢の鶏料理を炭火でいただく。至福のときである。
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19/43車型は違えど、「S90」と「XC90」のプラグインハイブリッドモデルは、ともに洗練された走りが印象的だった。
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20/43ボルボS90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド
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21/43「S90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド」のパワーユニットは、2リッターエンジン単体でも最高出力317PSを発生する。
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22/43試乗車には、19個のスピーカーで構成される「Bowers & Wilkinsプレミアムサウンドオーディオシステム」(36万円のオプション)が装着されていた。写真はドアパネル部のスピーカー。
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23/43開口部の広さも印象的な「S90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド」のトランクルーム。側方には充電用ケーブルが収納されている。
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24/43燃費については、WLTCモードのハイブリッド燃料消費率で14.5km/リッターとなっている。
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25/43ボルボXC90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド
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26/43前席はベンチレーション機能付きのパーフォレーテッド仕様。別途、オプションでスポーツシートも選べる。
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27/43オレフォス社製のクリスタルシフトノブは、「アルティメット」グレードだけの特別なアイテム。手前に見えるエンジンのスタート/ストップスイッチは、押すのではなくひねることで操作する。
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28/432列目シートもシートヒーターを完備。左右席のヘッドレストにはドライバーが後方視界を確保するための可倒機構が、中央席には子どもに適した着座ポジションがつくれる「インテグレーテッドチャイルドクッション」が備わる。
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29/43荷室は、3列目と2列目のシートを倒すことで、さまざまな荷物の積載に対応できる。バックドアの電動開閉機構と12Vのアクセサリーソケットも備わる。
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30/43ボルボXC90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド(リアエンブレム)
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31/43ボルボXC90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド
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32/43ボルボXC90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド
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33/43ボルボXC90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド
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34/43ボルボXC90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド
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35/43ボルボXC90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド
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36/43ボルボXC90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド
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37/43ボルボXC90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド
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38/43ボルボS90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド(リアコンビランプおよびエンブレム)
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39/43ボルボS90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド(フロントシート)
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40/43ボルボS90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド(センターコンソール)
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41/43ボルボS90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド
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42/43ボルボS90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド
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43/43「XC90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド」(写真左)と「S90リチャージ アルティメットT8 AWDプラグインハイブリッド」(同右)。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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