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1/14シエナ県で。かつて日産、GM大宇製のシボレーを売っていた販売店は、廃墟となって久しい。2023年8月撮影。
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2/14シエナの旧フィアット販売店跡。2023年8月撮影。ガラスに2代目「ティーポ(Tipo)」のロゴが残っていることからして、少なくとも2015年までは営業していたと思われる。
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3/14その販売店が営業していた、2006年当時のスナップ。旧ロゴが掲げられ、店頭には「フィアット・ムルティプラ」の後期型が展示されている。
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4/142017年に撮影したシエナのシトロエン販売店。
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5/142023年8月、再訪してみると空き家になっていた。壁面パネルが無残にもはがれ始めている。
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6/14以下、筆者のアーカイブから。シエナにおけるランチアの専売店は、すでに2006年時点で店じまいしている。その後同ブランドの取り扱いは、文中に記した「ウーゴ・スコッティ」に引き継がれた。
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7/14閉店してもしばらくの間、「ランチア パーツセンター」の看板が取り残されていた。ちなみに旧ショールーム跡には玩具店がテナントとして入居し、現在に至っている。
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8/14冒頭の日産/シボレー販売店跡の周辺は、このような感じ。
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9/14駐車場には数台が放置されている。
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10/142006年に撮影したアルファ・ロメオの専売店。こちらも後年、ウーゴ・スコッティに統合され、ジープと同じショールームで販売されるようになった。
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11/14アルファ・ロメオ販売店跡。2012年頃。
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12/14皮肉なことに、意地の悪いディーラーで撮影したあと、立て続けに「アルナ」に遭遇するようになった。これはトリノ市内にたたずんでいたアルファ・ロメオ・アルナ。2005年。
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13/14トリノのフィアット店跡。2011年撮影。
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14/14建物には、平行四辺形の「FIAT」マークをはがした跡が。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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