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2/24「ベントレー・フライングスパー スピード」のデビューは2022年9月。ベントレー史上最もパワフルでドライバーにフォーカスしたフライングスパーとされている。
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3/24排気量6リッターのW型12気筒エンジンは、V6エンジンを2つ横並びにしたようなシリンダーレイアウトが特徴。「フライングスパー スピード」のそれは最高出力635PS、最大トルク900N・mを発生する。
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4/24ベントレーでの生産終了により、2024年4月をもって幕引きとなるフォルクスワーゲン グループのW12エンジン。ベントレーで初採用されたのは2003年で、20年間にわたり改良を重ねるなかで、最高出力は37%アップし、最大トルクは54%増大した。
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5/24ブラック基調のドレスアップは「フライングスパー スピード」の外観上の特徴。ダークティント仕上げのグリルはそのひとつである。
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6/24ブラックスモーク調のリアコンビランプ(写真)や、ブラックのヘッドランプベゼル、サイドウィンドウモールなどはセットオプション「フライングスパー ブラックラインスペシフィケーション」として用意される。
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7/24内装色については、ベントレーが提供するすべてのレザーカラーが選択可能。試乗車は黒系の「Beluga」と赤系の「Hotspur」を組み合わせている
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8/24センターコンソールには、走行モードやパーキングブレーキ、空調など多くのスイッチが幾何学的に並べられている。
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9/24シートの背もたれと座面には、スエード調の「ダイナミカ」表皮を採用。試乗車にはオプションのコントラストステッチも施されていた。
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10/24ACCやレーンキープアシストといった運転支援システムはオプション扱い。ヘッドアップディスプレイやナイトビジョンとともに、「ツーリングスペシフィケーション」(122万9100円)に含まれる。
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11/24「フライングスパー スピード」が0-100km/h加速に要する時間は3.8秒。約2.5tの車体を333km/hの最高速まで引っ張る。
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12/24液晶表示のメーターパネル。オーソドックスな2眼タイプのグラフィックが採用されている。
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13/24メーターパネル右側のタコメーターと、中央の車両情報表示部にカーナビのマップを映し出すこともできる。
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14/24インストゥルメントパネル中央には12.3インチのタッチ式ディスプレイが備わる。写真は車高調節をはじめとする車両設定の画面表示。
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15/24試乗車の22インチホイールはノーマルと異なるグロスブラック仕上げ。18万2400円のオプションとして設定される。
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16/24トランクルームの容量は420リッター。後席を倒しキャビンとつなげることはできないが、長尺物を積むためのスキーホールは備わる。
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17/24前後軸へのトルクの配分は走行モードに応じて変化。例えばスポーツモードではリアへのトルク配分を多めに保ち、よりダイナミックなドライブフィールを実現する。また「フライングスパー スピード」には四輪操舵システムも備わる。
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18/24左右独立の電動調節機構が備わる後席。助手席のポジションはリア側からも調節可能だ。
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19/24後席用のコントロールパネル。ヒーターやベンチレーションのほか、マッサージ機能も利用できる。
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20/24「フライングスパー スピード」の国内価格は、V8エンジンを搭載するエントリーモデル「フライングスパー」(2598万2000円)よりおよそ700万円高い3286万8000円となっている。
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21/24ベントレー・フライングスパー スピード
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22/24前席・後席とも、シートの背もたれには「Speed」ロゴの刺しゅうが施されている。
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23/24チルト&スライド機構付きのサンルーフは48万3830円のオプション。これにはブラインドや天井のバニティーミラーも含まれる。
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24/24後席の中央席は左右席のアームレストを兼ねている。その内部、小物入れスペースにはアクセサリーソケットやUSBソケットが用意されている。

サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
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