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2/19先代の991型に続いて設定された「ポルシェ911カレラT」。軽量さを推し進めるなどして走りの楽しさを追求した新グレードだ。
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3/19足まわりには「PASMスポーツサスペンション」を標準装備。車高は「カレラ」よりも10mm低められている。
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4/19ボディーサイドに貼られた「911 Carrera T」のデカール。「T」はツーリングを意味している。
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5/19タイヤ&ホイールは前が20インチで後ろが21インチ。この試乗車の「RSスパイダー」デザインホイールはオプションで選べる。
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6/19リアに積まれる3リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンは最高出力385PS、最大トルク450N・mを発生。このスペックは「カレラ」と同じ。
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7/19991型ではストリップ式のドアオープナーを採用していたが、992型ではそれほどストイックな仕立ては目指していない。特にこの試乗車はオプションの「エクステンデッドレザーインテリアパッケージ」をチョイスしているため、ダッシュボードの上面などにもレザーが貼られる。
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8/19ダッシュボード上部のストップウオッチやステアリングのドライブモードダイヤルなどからなる「スポーツクロノパッケージ」は標準装備だ。
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9/19この試乗車は7段MTモデルだが、8段PDKも価格差なしで選べる。ショートストロークで操作感が心地よい。
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10/19「カレラ」では装着できない「リアアクスルステアリング」(オプション)が選べるのも「カレラT」の特徴だ。
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11/19座面と背もたれに「Race-Tex」(ファブリック)を使った4wayの電動スポーツシートを標準装備。座面高とリクライニングが電動で、前後のポジション調整は手動だ。
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12/19リアシートが取り払われているが、きちんとカーペットが敷かれているため、荷物置き場としては機能する。必要ならば無償でシートを付けられる。
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13/19リアシートの跡地には荷物を固定するためのフックが付いている。
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14/19この試乗車の車両重量は1460kg(前:550kg/後ろ:910kg)。エントリーレベルのエンジンを搭載する「911」としては最軽量をうたう。
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15/19サスペンションやエキゾーストシステムなどのスイッチはセンターディスプレイ下部に水平にレイアウトされる。
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16/19シフトセレクター前方に並んだスイッチ類。ボリューム調整にはダイヤルを、エアコンの温度とファンの調整にはトグルスイッチを使うなど、タッチ操作との使い分けが巧妙だ。
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17/19「カレラT」は「ポルシェ911」のスポーツカー回帰を表明した快作といえるだろう。
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18/19ポルシェ911カレラT
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今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
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